新たなライバルと悔しさと

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今回もクーア視点です。

スタンプラリーの旅を続けている私達。フウトたちに遅れて最初のスタンプ設置場所に到着する。そして、バトルに勝利し無事スタンプを押すことができた。

その日はその町で一泊して、翌朝旅を再開する。

旅を続ける私達。その途中とある噂を聞く。それは、「なんか強いポケモンがいるらしい」という話だった。ちなみにどうやらこの先の町でバトルをしているらしい。
アリサは興味を持ったらしく、

アリサ「私たちも、負けてられないね!」

と言う。

クーア「そうだね」
ラルナ「うん......」

ラルナは曖昧にうなずく。そして、しばらくしてその町に到着する。
そこは、比較的自然が多い田舎町だった。そして、その中で少しポケモンが集まっているところがある。

そこに、噂のポケモンはいた。種族はツタージャだ。その隣には仲間と思われるポケモンーー種族はポッチャマーーがいた。

ちょうど前の挑戦者に勝利したところだった。

アリサ「バトル頼んでみる!」

アリサはバトルを頼みにいこうとしていたが、その時、ラルナは少し躊躇したあと意を決したように

ラルナ「ボクもバトルしてみる!」

と言う。

そして、バトルを申し込みに行くが......ラルナは弱そうだと一蹴されてしまう。

一方、アリサはバトルしてもらえることになった。前回のスタンプラリーでのバトルの活躍が評価されたようだ。

ラルナは悔しそうだった。自分だけバトルできない、自分だけ全然活躍できない......そんな現状が悔しかった。

そして、しばらくしてアリサがバトルを終えて戻ってくる。

クーア「どうだった?」
アリサ「さすがに強かったよ......なんとか引き分けには持ち込めたけどね」

アリサはそう言うと、ラルナの方を心配そうな表情で見ていた。

そして、アリサはなぜかツタージャのところへ向かう。そして真剣な表情で言う。

アリサ「ラルナともバトルしてあげてくれませんか」
ツタージャ「悪いけど断る」
アリサ「なんでなの?」
ツタージャ「レベルが低いからだ......」
アリサ「ラルナともバトルしてあげてよ!私からお願いします」

ツタージャは少し考えるとうなずく。ラルナとバトルしてもいいと言う。
ただし、ポッチャマとバトルして勝ったらという条件をつけてきた。

ラルナは意気込んでいる。やる気十分といった感じだ。

アリサ「頑張ってね!」
ラルナ「同じ水タイプとして負けられないよ!」

しかし、その一方少し油断もしてしまっていた。

まずはポッチャマは雨乞いを発動する。バトルフィールドに雨が降り始める。
一方のラルナはアクアジェットで突っ込む。相手はそれをかわすとバブル光線を放つ。ラルナはかわせずにダメージを受ける。

ラルナはみずてっぽうで反撃するが、ポッチャマにはあまりダメージを与えられなかった。今度はアクアジェットで再び突っ込むが、相手の守るに阻まれる。
そして、相手はシグナルビームを放つ。ラルナはダメージを受ける。さらに、相手はとどめのバブル光線を放つ。

ラルナは戦闘不能になる。バトルはポッチャマの勝利に終わった。

結果は厳しいものだった。ラルナはうなだれている。

アリサ「大丈夫......?」
ラルナ「ボクは大丈夫だよ!」

ラルナはいつも通り明るく答える。

その後は、とりあえず少し観光することに。ラルナもとりあえず楽しんでるようだ。

そして、とりあえず今日はこの町に一泊することにした。

続く......
手強いライバル達

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