スタンプラリーに参加している僕たち。最初のスタンプがある町についたのだが、スタンプを押すにはバトルで勝利する必要があった。
結果としては勝利してスタンプを押すことはできたが、バトルで負けたミライは自信をなくし、そして自分を責めて落ち込んでしまう。
でもその後、無事元気を取り戻し、バトルの練習をする......。
そして、バトルの練習を終えた僕たち。
とりあえず、暗くなってきたのもあって、その日はその町で一泊することにした。
ちなみに、この世界にも、アニメのポケモンセンターにあたる、旅をするポケモンのための宿泊施設が多くの町にある。
空を見上げてみると晴れていたため、きれいな星空が広がっていた。
ミライ「きれいだね......」
フウト「そうだな...」
そして、翌日旅を再開して次の町へと向かう。
フウト「よく寝れたか?」
ミライ「昨日いっぱいバトルの練習したからね。疲れて寝ちゃったよ」
旅を続ける僕たち。次の町に向けて歩いていると......。
ミライ「あっラルナから連絡が」
なんかラルナから連絡が
ラルナ「もしもし~フウト?ボクだって旅を始めたからね!この小説の主役の座はもらったよ!フウトには負けないよ!」
フウト「はいはい頑張ってね」
フウト「電話切るよ」
ラルナ「それでね......ちょっとボクの話......まだ終わってな」
どうやら、ラルナ達も旅を始めたらしい。なんというかラルナらしいというか......なんだかんだ言って負けず嫌いなところあるし......すぐ影響されるし......。
今日も、昨日ほどではないけどいい天気だった。暖かな日差しが気持ちいい。
ミライ「フウト何食べてるの?」
フウト「おやつ」
ミライ「ポッキーかな......?」
フウト「枝」
ちなみに、僕たちフォッコにとって枝はおやつみたいなものである。
フウト「ミライも食べる?」
ミライ「遠慮しておくよ」
そして、ミライが質問する。
ミライ「そういえば......フウトってどの季節が好きなの?」
好きな季節か......そういえば......どうだろう......考えてみる。
フウト「秋かな......?」
フウト「なんとなく、過ごしやすそうだからかな......」
そういえばミライはどうなんだろう。そう思いミライにも聞いてみる。
フウト「そう言う、ミライは?」
僕が質問するとミライは嬉しそうな表情をする。といってもあんまり表情には出ないけど......それでも嬉しそうなのはわかった。
ミライは少し考えると......
ミライ「冬かな?」
そう答える。
そうやって、ただ話すだけでもミライは嬉しそうだった。これでも、最初に会った頃よりいろいろ話すようになったかな?
ひょっとしたら今まで話す友達がいなかったのかもしれない。
そんなこんなで会話してるうちに次の町に到着する。
ミライ「着いた~」
フウト「嗚呼そうだな」
今までの町に比べると自然が多かった。そして空気もきれいだ。
この町にはスタンプはないが、ちょっとした観光名所がある。とりあえずせっかくだし観光することになった。
そして、観光したあとは、本屋によることに。
ミライ「あっこの小説前から欲しかったんだ!」
ミライは読みたい小説があったようで、嬉しそうだった。
そして、とりあえずその日はその町で一泊することにした。
夜、僕たちは空を見上げる。
ミライ「今日も晴れててよかった~」
フウト「ああ、そうだな~!」
昨日ほどではないが、晴れてたため、きれいな夜空が広がっていた。
その時、流れ星が見えた。
ミライ「願いごとを言わなくちゃ!」
ミライは願い事を三回言おうとする。
ミライ「フウト逃したの!?もったいない......」
あっ、そういえば......僕はというと流れ星に気付かなかったみたいだ。
そして、次の流れ星が見える。
僕も願い事を言う。
続く......
話してみたり......