2.出会い

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ぱふんぱふんと柔らかい音がした。出どころはウィズの地団駄だ。
吊り上げられた目は怒りをありありと怒りを表している。それなのに出す音はどこか気が抜けるようなものだった。

「ふっざけんな!なんで俺が今更ガッコーなんかに行くんだよ!!子供じゃねえんだぞ!!たぶんだけど!!」

足を踏み鳴らすも肉球が地面を柔らかく押し返し、思ったような音が出ないのが気に食わない。ウィズはとうとううなり声をあげて地面を転がり始めた。毛並みに土埃が付くが、本人は全く意に介さず虚空を睨んでいる。

「ぜってー行かねえ!!俺にはやんなきゃなんねえことが死ぬほどあるってのに…!!」

そもそもこうなったのはコノハナが自宅についた途端甲斐甲斐しくウィズの身辺の手続きを始めたからだった。一つだけ空いていたベッドルームに通された時は藁を編んだだけの簡素なベッドに思わず顔を顰めたものだ。乾燥した藁というのは案外刺さるし硬い。しかし動物らしく毛皮に覆われた今の身には意外と快適で、ころりと寝転びながら「人間は惜しい毛皮を無くしたよ…」とよくわからない感傷に浸っていた時だった。

「そういやおめえ、まだ学校に行く年に見えるなあ。行かねえとお前の性格的にも不良にしか見えないし…村の学校にまだ生徒受け入れてるか聞いてみるだ。」
「ハァ!?」

確かにコノハナに出会った時子供だとは言われたが、まさか自分が学校に行くなどとは思いもしていなかったウィズは目を吊り上げた。

「おい!俺は……」
「おとなしく家ん中で待ってるんだど。まだ近くにオーベムたちがいるかもしれねえからな!」
「ちょ、話聞けよ!」
「もたもたしてたら学校閉まっちまうだよ!」

時刻はそろそろ夕刻に近づく頃だが、学校のしまる時間は早いらしい。コノハナは急いでいるようで、ウィズの言葉を聞く素振りも見せずに玄関を駆け抜けていった。

「あっ…………行きやがった……。」

置いてけぼりを食らったウィズはその後冒頭に至ったのである。
やってきて一時間で家主がいなくなった家の中、諦めて砂まみれの体で枝を一本はめ込んだだけの丸窓を仰ぎ見る。ポケモンの学校というものは想像もつかないが、建物が扉も窓も吹き抜けのこの様子では、あまり人間に近いものではないのだろう。
そんなことをしている場合ではないのに、と思いながらも青空の下で地面や石を机にして勉学に励むことになった自分の姿を想像して、ウィズはほんの少し、懐かしい気持ちになった。

「懐かしいってなんだよ……普通、学校って言ったら四角い建物に机や椅子がぎっちりの…オトモダチ同士でつるまなきゃなんねえつまんなそうな場所のことだろ。」

思い出せない記憶の中で、自分がどんな人生を送っていたのだろうかと思いを馳せる。ウィズはまだ自分という存在を掴みきれていなかった。
すんなり口から出てくる言葉の端々からあまりいい性格はしていなかったのだろうというのはわかる。素直に出ているこれがおそらくウィズという人物だ。
ぼんやりと眺めていた逆さまの窓に、すっと黒い影が映った。逆行で正体はわからないが、それが中を覗き見ようとしているのがわかった。

(まさか……オーベムたちか!?)

反転していた体をひっくり返し、ウィズは身をかがめた。ジリジリと後退しながら物陰に隠れてその影の様子を窺う。
影はよく見えないのか、家の周りをグルグルと回り始めた。窓と窓の間を右往左往する度にウィズも位置を変える。しばらくその攻防が続いた後、だんだんとウィズは苛立ってきた。

(どうせ入ってくるなら逃げ場はない…か。ならこっちから仕掛けてやるよ……!!)

狭い家の中では複数で襲われれば袋の子狐。追い詰められる前に、とウィズは玄関から飛び出した。

「こっちから聞こえたはず…!」

玄関から出て右側を向いたウィズは、いつ相手が見えても襲いかかれるように構えた。

「わあっ!やっぱりいた!!なんでぼろぼろ砂まみれなの!?せっかく可愛いのに!」

その後ろから、明るい女の子らしい声がかけられた。
ビクッと体を震わせて後ろを向いたウィズは、そこに緑色をした生き物を見つける。

(ツタージャ……イッシュ地方の草ポケモンじゃねえか…っつーかこいつ今の一瞬でこの家1周してきたわけ?弾丸かよ!)

オーベムではなかった安堵感と謎のポケモンの登場で一言も発しないウィズに、ツタージャは気にも留めない様子で話しかけてきた。

「コノハナさんのところに知らない子が入ってくのが見えたからもしかしてと思ったけど!やっぱりいた!私ね、ティーっていうの!おじいと一緒にお隣に住んでるんだよ!君は!?」
「お、おう……ウィズだけど……」

嬉しくてたまらないというように身を乗り出す少女に圧倒されて思わず名乗ってしまう。
直後にしまったと思うがもう遅い。次に来る言葉はもはや決まりきっている。

「そっか、ウィズ!!よろしくね!」
「……はぁ。」

こんなうるさいやつとよろしくしたくねぇ、と大きく溜息をついたウィズにティーは不思議そうな目を向けた。

「どうしたの?ご機嫌ななめだねぇ。お腹でも空いてるの?」
「……。」
「そっか!お腹空いてるんだあ!!じゃあ街を案内してあげるね!!初めてだから美味しいお店わかんないもんね!着いてきて!」
「うわっ!?」

突如前足を取られて駆け出されたウィズはなんとか転ばないようにしながらティーの後を着いていくしかなかった。そうして思う。

「オーベムといい、コノハナといい、コイツといいっ……ここには人の話聞かねえ奴しかいねえのかよ!!!」

街についたティーはあれやこれやと楽しそうに説明を始める。その頃にはウィズも(無駄だと諦めて)おとなしく案内されるようになっていた。村を最初に見た時はそれどころではなかったが、ウィズから見れば村のポケモンたちの表情はどうにも気が抜けているように思えた。説明の最中にウィズはあちらこちらの店を見やる。

(店番はどいつもこいつも緊張感のなさそうな顔してやがる。まあやりやすくて助かるか。)

そう思って、思ってから気がついた。

(『やりやすい』?…なにを?)

ふと気づいて自分の言葉を反芻したウィズはうんざりとした。気の抜けた店主に対してやりやすい、それはつまり「盗みやすい」だ。
そりゃいい奴じゃねえのはわかってたよ、でももう少しはまともだと思ってた。そうつぶやきそうになった言葉すら馬鹿らしく思えて噛み潰した。それなのにそうするほどに悲しくもなってくる。誰だって自分の悪いところからは目を背けたいものだ。特に自分のことで初めてわかったことが碌なものじゃないだなんてあんまりだろう。
だからこそ目の前の明るい声がいっそう疎ましく思えてくる。

「で、ここが広場。町のど真ん中だよ!」

その声を聞く気分になれなくなったウィズはどうにかしてティーを視界から遠ざけようと距離を取った。しかしティーはその度にウィズを引きずるように前足を引いてしまう。その力は見た目に反してかなり強い。

「ほらほら、疲れちゃった?遅れてるよ」
「いいから腕引っ張るのやめ…っ」

遠慮のない力加減に、いい加減殴ってやろうかこのガキとウィズが思ったところでティーの腕の力が弱くなった。

「えっと…もしかして、迷惑だった?」
「おまえさあ、ティーだったっけ。なんで俺みたいな正体知れねえようなやつをせっせと連れ回すわけ?」

軽く息を切らしながらウィズがティーを睨む。そのフォッコにしては鋭い眼光はコノハナのような大人には全く通用しないが、同年代には効果は絶大だった。ビクリと体を震わせたティーは叱られた子供のようにバツの悪そうな顔をして俯き、小さく応える。

「その…私、君と友達になりたくて………」

ひと回り小さくなったようにすら見えるティーの姿にウィズは察した。

(ああ………コイツぼっちだわ。)

大方この強引すぎる性格のせいでポケモンが寄り付かないのだろう。出会って数分で人を引きずり回すような奴だ。自分のことを何も知らないポケモンとなら上手くやれるとでも思ったのだろうか、とそんなことを考えたウィズが鼻で笑う。裏目に出る奴ってこういう奴なんだろうな、と。
他人という生き物は自分に不利益がある部分はよく見ているものだ。ティー自身は役に立とうと頑張ったつもりだったが、相手からしてみれば「突然現れて頼んでもいないことを強引に進める厄介なやつ」である。
そして残念ながらウィズには最初から関わりを持つ気がなかった。

「お前馬鹿だな。」
「えっ…。」
「色んな意味で相手を見る目がねえなってことだよ。」
「ちょ、ちょっと、酷いよ!」

ウィズの言い草に流石にしおれていたティーも憤慨する。しかしウィズはそれすら図々しいと言わんばかりに鼻を鳴らした。

「ホントの事だろうが。人んちの周りガサガサ嗅ぎまわったかと思えば背後からまくし立てて否応聞くまでもなく自分のペースで引きずり回しやがって。その時点でだいぶ気持ち悪い。初対面での心の距離考えろよ。仮にお前が絶世の美少女だったとしてもキツイわ。相手の立場に立ってもの考えたことあんのかお前。」

反論を許さないウィズの言い立てにティーの顔がどんどん歪んでいく。それを目の前で見ているウィズは表情ひとつ変えずにおーおー、怒ってるよ。と他人事のように思っていた。

「そもそも俺、お前みたいなクソガキとよろしくするなんて言ってねえからな。」
「そう……悪かったけど君って、本っ当に!嫌なやつだね!!!」

爆発したティーはウィズにとっては予想通りの展開だ。まっすぐ一直線なティーは正面からぶつかりさえしなければ往なすのは難しくない。これで金輪際この嵐のような子供が近づいてこなければ嫌われようと憎まれようとそれでいいと考えていたウィズだが、しかしその後の展開の予想は少し甘かった。

「サイッテー!!」
「ぐっ!?」

そのまま踵を返すとばかり思っていた大きな葉っぱが空気を煽ってウィズの体を引っぱたいた。
予想外の速さと動きに反応が遅れたウィズは地面に叩きのめされ、荒れた毛並みが今日再び土埃にまみれる。

「メーワクならメーワクって最初からそう言えばいいじゃん!そうやって私を小馬鹿にするような言い方して!」
「ふん…やられっぱなしは気に入らねえんだ。」

地べたに這いつくばりながらも威勢だけは妙に一人前のウィズに、ティーは鼻息荒く肩を怒らせた。

「今やられときながらよく言うよ!」
「それな。お前の尻尾どうなってんのクソ痛くて動けん。」
「ちょ、なにそれダッサ!」
「うるせー散れ!こっちはマジメに動けねえんだよ!」

プルプルと痛みと戦いながら睨みつけるウィズをティーはもう怖いと思わなかった。むしろその滑稽な姿に憐憫すら覚える始末だ。肩の力を抜いて一つため息を落とす。

「………なんか、怒る気も失せてきちゃった。あーあ、こんなマヌケと友達になろうなんてどうかしてたや。帰ろう。」

すっきりとした顔でようやく踵を返したティーが言葉通りに帰路に着こうとすると、広場の隅から急いだ様子のハスブレロがこちらへ向かってくる。何やら怒っている様子でティーの前に立ちはだかるが、身に覚えのないティーは首を傾げた。

「ハスブレロさんどうしたの?」
「どうしたもこうしたも!お前さっき俺のとこのハス池荒したろ!」
「えっ!?違うよ!冒険がしたかったからちょっと入らせてもらっただけで…」
「人んちの庭で冒険も何もあるか!」

憤慨するハスブレロに後ずさるティー。しかしその後ろからヒポポタスが現れ、退路を断たれる。彼女も怒り心頭らしい。体中の穴から砂が吹きこぼれていた。
周りの大人もまたお前かというような反応で、ティーの日頃の行いの悪さがうかがえる。

「ソレダゲジャナイワ!コノ間私ノナワバリ入ッテ財産盗ッタデショ!!」
「えっ!?あそこヒポポタスさんの縄張りだったの!?ごめん知らなくて!あとで返すよぉ…」

ぺこぺこと赤べこのように二匹に謝るティー。そして二度あることは三度目もあるもので、今度はアバゴーラが現れる。
壮年の彼はこの村の村長だ。現れると同時にハスブレロとヒポポタスは自分の出る幕は終わりだというように身を引いた。ずしりと重たい体はそれだけの威厳があった。
残された二匹の間にわずかに緊張感が走る。ティーは今にも逃げ出しそうになりながらアバゴーラを見つめていた。

「ティー。…うちの畑の仕事はどうした?」
「えええええっと!おじい、いやこれはちょっとした訳が…」
「お前はいつもそれだ!いいからすぐに来い!」
「うわー!ごめんなさあああい!!」

怒声と悲鳴で一気に騒がしくなった広場に、それまで伏して成り行きを傍観していたウィズは立ち上がってあきれ顔でその光景を見ていた。
権力者が現れて制裁でもされるのかと思っていればまさかの保護者というオチで、その顔はつまらなさそうだ。

「なんだ保護者かよ…公衆の面前で怒られてマヌケはどっちだっつーの。」

小さなつぶやきは誰にも届かなかったが、ウィズは少しだけ最低な気分が浮上した。


そして次の日からウィズは学校に行くことになった。とっくに夕暮れ時を過ぎた頃、帰ってきたら大慌てでウィズを探しに行こうとしていたコノハナと鉢合わせ、怒鳴られ叱られ家の中へと入っていった。おそらく隣家のティーには聞こえていただろう。
さっきの今でウィズは苦虫をかみつぶした気分だった。

「おめえ今日あぶねえ目に遭ったばっかでもうこれか!危機感ってもんが足りてねえど!」
「うるっせえなもう何度もきいたよそれ!」
「わかるまでは何度でも言うど!今日はなんもなかったが明日はわからねえ。オラだってずっとおめえを見てるわけにはいかねえんだ。ちっとは…」
「おっそのフレーズは初耳」
「口が減らねえな?」

眉根を寄せて睨みつけるので、もともとよくないコノハナの人相がさらに悪くなる。まあウィズもフォッコにしては眼光が鋭い方なのでコノハナの事は言えないのだが。
ウィズは軽く肩をすくめて、それまでの会話に興味をなくしたようにつぶやいた。

「それはジョバン峠で聞いた。…っつーかさ、俺記憶がなくなったこととか元人間だってのはアンタに話したけど何で俺を置いとこうとするわけ?きっちり身辺まで整えてさ。狙われてる俺を匿ってるアンタだって顔見られてんだぞ?」

子供とはいえウィズはコノハナにとって見知らぬポケモンだ。それも虚言としか思えない遍歴を持っている。そんなポケモンを置いておくメリットはどこにもないだろう。コノハナもそれを聞いて一度口を閉じた。

「おめえにはわからないかもしんねえけどな、子供は地域で育てるもんだ。」
「ああ…田舎っぽい理屈をどうも。」
「今家に余裕のある住民はたぶんオラだけだ。この村は食べ物は豊かだけど文化的な資源には乏しいし…偶然とはいえ知り合ったのはオラだしな。これもなにかの縁だ。明日から毎日ここから学校通うんだど。」
「げえ、結局学校入るのかよ。」
「明日は一緒に校長先生に挨拶に行くからな。早起きするんだど」
「……わかったよ。」

腑に落ちない点はいくつもあったが、諦めて従いますというポーズをとれば満足そうにコノハナはようやく笑った。

「よし、じゃあ飯にすっか!」
「おー…って生の果物だけか!」
「ここの食生活はどこもこんなもんだど。村長の家は別だけどな。」
「マジかよ!そういやポケモンが肉食ってるところってあんまり見たことないような…ピジョン…タマタマ…うっ頭が…!」
「おめえはたまによくわからないこと言うよなぁ。」

まるでウィズがおかしなことを言っているかのようなコノハナの様子に、ウィズは改めて松明に灯されただけの家の中を見る。狭い部屋には水瓶と薪くらいしか見当たらない。

「それはどうでもいいけど小麦粉も塩はすらもねえの?いくら貧乏でも家庭の必需品だろ。」
「どこのセレブの話だ?」 
「嘘だろオイ……まあ食えるだけいいんだけどさぁ。」

家が建つなら料理くらいするだろうと思っての言葉は、コノハナの言葉で打ち砕かれる。記憶を失っても常識の水準は人間の頃の感覚が染みついているらしい。
瑞々しい果実はたしかに絶品だったが、この食生活が続くことを考えるとウィズは少しばかり不安になった。
言葉少ない食事中、ふと今日の出来事を思い出したウィズは、オーガスタに問いかけた。

「そういや、今日名前のついてる奴にあったけどさ、割とみんなポケモンの名前で呼び合ってるよな。名前あるって珍しいの?」

何があったかは聞かないまでもそれを聞いたコノハナは苦笑いをして、ティーのことだなと返した。ウィズは頷く。

「あー、ティーはある意味有名人だからなぁ…名前ならあるぞ。というか皆ある。家族や友達以外で名前で呼ぶ理由がねえってだけだど。」
「わかりやすい苗字みたいなもんか。んで、アンタはなんていうの?」

人間と違って見た目でわかる呼び方があるのは便利だ。ティーは確かにポケモン名で呼ぶとほかのツタージャへの風評被害が酷いことになりそうだが。
会話の流れで自然に聞いたウィズに、コノハナが嬉しそうに反応する。

「気になるか?」
「まあ一応同じ家に住むことになるんだし家族みたいな括りだろ。アンタが他のコノハナと混じった時俺はどうやってアンタを探せばいいんだよ。」

身寄りもない自分にとって養ってくれるというならありがたいことだ。コノハナは信頼してもいいと思った。今日一日の事を振り返れば本当に善人としかウィズには言いようがない。
学校に行くのは気が進まないが保護者になる彼が行けというなら行くしかないだろう。
ウィズのしぶしぶの心境とは裏腹にコノハナの表情は明るい。

「ふはっ、そうだな!オラは”オーガスタ”だ。改めてよろしくな、ウィズ。」
「OK、オーガスタ。今日から世話んなる。」

記憶も居場所も頼れる相手も、朝には何もなかったのにその夜家族ができた。
あれだけの出来事がたった一日に詰まっているのかと思えば、今日は一生忘れられない日になるだろう。
満腹になったウィズは真新しいベッドにくるまりながらそう思った。
書いてて思いましたがいきなりポケモンになって4つ足になって「これから木の実しか食べられないから!」とか言われると思うと地味に恐怖です。

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