第19話 “三つの戦場”

しおりを挟みました
しおりが挟まっています。続きから読む場合はクリックしてください
読了時間目安:18分

この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

 そのポケモン達は、決して弱い訳ではない。ゲノセクトは巨大艦の内部に配置する兵士たるポケモンを考えるにあたって、選りすぐりのメンバーを選出していた。
 単に強いだけであれば伝説のポケモン達で足りる。だが、ゲノセクトはもっとスマートな強さを持ったポケモン達を傍に置きたかった。どんな状況にも臨機応変に適応し、攻め入る敵を適切に除去できる戦闘技能を持ったポケモン、それこそがゲノセクトにとっての理想的な兵士であった。

 ミュウツーやビクティニと別れた後、エドウィン達は照明付きのアサルトライフルを構えながら、あるいはポケモン達は各々五感を頼りに、壁も床も天井も埋め尽くしている蔦がギシギシと締め付けるような不気味な音を立てている通路を進んだ。気取られまいとなるべく足音を立てないように慎重に、しかし安全と分かれば速やかに通路を歩く。
 最初の奇襲攻撃が成功したとはいえ、彼らは決して油断していた訳ではない。いつどこからポケモンが襲い掛かってくるかも分からない、薄暗い艦内を警戒しながら進んでいた。だが、先陣を切っていた1人の男性兵士は、それでも喰われた。天井の蔦にしがみ付いて機を伺っていたクチートが頭の大顎を垂らし、音も立てずに狙いを定め、刹那の早業で胸から上を食い破った。

「上だ!」

 エドウィンは叫びながら、一瞬だけ視界に映った大顎の主をすかさずアサルトライフルの照明で照らした。思わず眩しさに顔を手で覆ったクチートに、エドウィンと女性兵士の銃口から眩い光線が飛ぶ。
 それは戦艦の光線砲と同じく、ポケモンの《破壊光線》を兵器化したものである。その小型化・軽量化ゆえ、戦艦やポケモンよりは遥かに破壊力は劣るものの、一点集中の《破壊光線》は鋼タイプの脳天さえ貫くのに十分な威力を持っていた。
 だが、クチートに集中する余り、エドウィン達は後方から迫るヘルガーやヤミラミ達に一歩出遅れてしまった。暗い通路を《火炎放射》の業火が突き進み、エドウィン達に襲い掛かる。

「ペリ!」

 しかし後方を守るはエドウィンのポケモン達、そしてダークポケモンである。
 ペリッパーが大きな嘴を開いて《ハイドロポンプ》を炎にぶつけた途端、辺りに白い水蒸気が急激に充満し始めた。視界の悪さと熱気の余り、エドウィンは「先へ急げ!」と急かすも、ポケモン達は従わない。水蒸気と熱気の中、ガラガラは《骨棍棒》でヤミラミの黒い爪の切り裂き攻撃《シャドークロー》を受け止め、その顎を蹴り上げる。宙に浮かんだヤミラミは、天井に張り付いていたドラミドロから《どくどく》の液状物質を吐かれ、浴びて、床に落ちた。
 じゅうじゅうと煙を立て、身を捩って悶え苦しんでいるヤミラミの傍を駆け抜けて、ヘルガーが動いた。それをダークポケモンであるマニューラが、暗いダークオーラを纏った《ダークラッシュ》の爪を振るって迎え撃つ。
 が、視界の悪さが災いした。マニューラには、跳躍しようと比重をかけているヘルガーの後ろ足が見えなかったのだ。鋭い爪は弧を描いて宙を切り、マニューラが真上に跳んだヘルガーを見上げた瞬間、ヘルガーはその顔面目掛けて至近距離から《オーバーヒート》の紅蓮の炎を浴びせた。
 マニューラに悲鳴をあげる間などなかったが、しかしマニューラは怯まなかった。頭部から胴体までヘルガーの放った火柱が貫通し、床を焦がすも、死の間際にマニューラは《ダークラッシュ》の鋭い爪をヘルガーの口目掛けて突き出していた。爪そのものは届かなかったものの、ダークオーラの衝撃はヘルガーを貫き、その口内から尾にかけて一直線の風穴を開けた。

 ようやく事が落ち着いたのは、水蒸気が晴れた後だった。
 エドウィンは無残な3つの死骸を見下ろし、すぐに目を逸らす。立ち止まっている暇は無い。ポケモン達に命じても前に進まなかったのは、単に後方からの敵との追いかけっこが嫌だったからではなく、前と後ろから挟み撃ちになるのを避けたかったからだ。次の敵はすぐそこまで迫っていた。
 他の2人の兵士もエドウィンと同じく、警戒しながら念入りに前方を照明で照らす。この間、彼らの間には言葉はおろか、ポケモン達も鳴き声さえ交わさなかった。やけに味方の呼吸ばかりが大きく聴こえてくる。その心臓の鼓動も、胸元に耳を当てているかのようにはっきりと耳に届いていた。
 だが、どれだけ警戒していても此処は敵のフィールドなのだ。部隊中央に構えていたダークポケモンのレントラーが音も無く消えた瞬間を、エドウィン達は見逃してしまっていた。

「ガラ!?」

 というガラガラの小さな悲鳴で、前を進んでいたエドウィンと2人の兵士は初めて振り返った。照明で照らした先は、闇。後方に構えている筈のポケモン達が見えないほど、光を通さない闇が広がっている。しかもそれは、霧のようにじわりじわりと拡散した。
 エドウィンはすぐに正体を察して叫ぶ。

「ゴースだ!」

 咄嗟にエドウィンは口元を手で覆い、次いで兵士2人がそれに倣った。暗闇の向こう側に立つガラガラ達も同様に息を止める。ガスでできたポケモン、ゴースの身体に包まれれば、何人たりとも意識を保ってはいられないのだ。それを理解していないダークポケモン達は軒並み白目を剥いて倒れた。
 ゴースは積極的に襲い掛かる訳でもなかったが、決して向こう側に分断されたガラガラ達を先へ通すまいとして通路を覆っていた。ガスの中のどこかにゴースがいるのは確かだが、でたらめに銃を撃ってガラガラ達に当たりでもすれば戦力を自ら削る事にもなってしまう。
 エドウィン達が手を拱いているのを察したのだろう、ガラガラの後ろからオドシシが前に出て、ゴースの霧に対峙する。そして。

「バゥ!!」

 ハイパーボイスにも似た大声で、オドシシは短く鳴いた。攪乱攻撃に長けたオドシシの、《驚かす》攻撃である。ビクリと怯んだゴースは思わず広がっていたガスを引っ込めて、その姿を露わにした。
 それをすかさず兵士の1人が構えたアサルトライフルの光線で撃ち貫く。エドウィンが「待て!」と制止する声が響くのと、ほぼ同時であった。

「あ、あぁぁ……が?」

 ゴースは先の一撃で穴が空き、霧散した。撃った兵士と共に。
 たとえゴーストタイプが相手であっても、銃器に付いている小さな操作パネルに触れれば、《フェアリースキン》や《フリーズスキン》といった属性変更機能を発揮して《破壊光線》の弾を当てる事ができる。ただし、敵が《道連れ》の備えをしていた時の対策までは備わっていなかった。
 一撃でゴースが霧散した直後、それを撃った男性兵士の表皮が波打ち、消えたゴースと同じように全身を覆う皮膚が一斉に弾け飛んだ。呪いを受けた兵士はおぞましい肉塊と化して、おびただしい量の血液をまき散らし、びしゃびしゃとみずみずしい音を立てて崩れ落ちてしまった。
 その赤黒い水溜まりを見下ろして、エドウィンはギュっと唇を噛む。そして彼はくるりと前を向いて、言った。

「先を急ごう」





 同刻、ミュウツーはビクティニを肩に乗せ、ただ突っ立っていた。
 動く必要は無かった。そこは巨大艦の中枢にして侵略軍の司令本部、ブリッジだ。通ってきた通路と変わらず生き物の腸の中にあるような部屋に、同じ有機物質で形作られているコンソールやスクリーンが並んでいる。リベンジャー号のブリッジにも似ているが、こちらの方が遥かに不気味で不安を掻き立てられた。
 だがそれよりも、この異質な空間よりも、その中に佇むたった2匹のポケモンにミュウツーもビクティニも全ての意識を注いだ。ゲノセクトと、その傍らに立つ女性ミュウツー。2匹からまったく性質の異なる、しかしいずれも鋭い殺気が全身を突き抜けていく。女性ミュウツーは分かりやすい、滑らかなカーブを描いたナイフのようで、殺気の中には何か温かいものがあった。しかしゲノセクトは違う。近くに立っているのにも関わらず、遥か遠くから狙い澄ましているようで、下手をすれば自らの死のイメージが浮かんでしまうほどその重圧は強烈であった。

「そこまでだ」

 ミュウツーが言うと、ゲノセクトはニカリと笑って。

「何がだ?」

 首を傾げながら、おどけた姿勢で訊ねた。
 だがミュウツーにはひしひしと感じ取れた。マグマのように煮え滾った、ゲノセクトの奥底から溢れ出んばかりの怒りを。

「何がだ! 言ってみろ!!」

 耳をつんざくような大声でゲノセクトは叫んだ。
 次いで女性ミュウツーが言う。

「私達を――」
「お前は口を出すな!!」

 同じ大声でゲノセクトは女性ミュウツーに怒鳴りつけた。その勢いや凄まじく、部屋そのものがビリビリと振動する。
 ゲノセクトはすぐに声のトーンを落とし、吐き捨てるように言う。

「機関室に侵入者が向かっている、お前が行って片付けてこい」
「分かりました」

 従順な女性ミュウツーは言われるままに、ミュウツーの横を通り過ぎていく。
 エドウィン達に危険が及ぶ、止めねばならない、追わねばならない、頭では分かっていてもミュウツーは身動きどころか、視線をそちらに向ける事さえできなかった。
 片時もゲノセクトから目を逸らすな。一瞬でも気を緩めるな。その瞬間、俺とビクティニの首は宙を舞って床に転がる羽目になる!
 当のゲノセクトは、舌打ちをしながら。

「使えない駒め、兵器失格だ」

 と、漏れ出た愚痴に、ミュウツーはピクリと反応した。

「あいつは兵器じゃない」
「いいや兵器だ!」

 またも唐突に声を荒げ、ゲノセクトは喚き散らす。

「俺の為に動き、俺の為に殺し、そして俺の為に死ぬ! 俺もかつてはそのように使われる兵器だったが、今は違う!」
「あぁ、確かに違うようだな。エドウィンの指摘は的を射ていた」

 ミュウツーは「やはりか」と確信を抱いた様子で続ける。

「お前はハンターだ。獲物を狩る為に全能力をそれに注ぎ込む。その本能が肉体を改造されてもお前に残った、お前がお前であるためのアイデンティティーのひとつだった。故にお前はその本能に従った、異常なまでに忠実にな。だがお前は世界を彷徨い、そして知った。かつてゲノセクトが生態系の頂点にあった頃とは違い、今の世界には大きな邪魔者が居座っている事を。……つまり、人間だ」

 棒のように立ち尽くしているゲノセクトに、ミュウツーは更に続ける。

「古の時代のように好き勝手に狩りを行えば、必ずそれを知った人間達が出しゃばってきて、哀れに狩られるポケモン達を保護するという名目で仲裁を執ろうとするだろう。あるいは、実際にそう動いたのかもな。だが、それがお前にとっては唯一のアイデンティティーの否定でしかなかった」
「ならば狩る対象を変えるまでだ」

 ようやくゲノセクトはぽつりと溢すように言った。

「人間を狩り尽くし、根絶やしにすれば俺の時代が戻ってくる。俺達の、時代がな。ポケモン達の支配する純粋な弱肉強食の楽園だ」

 隠しもせず、悪びれもせず、ゲノセクトは堂々と笑っていた。しかしふと口角を下に曲げて。

「だが、どうして気付いた? 俺はその事に関してはキャプチャー・スタイラーで送っていない筈だ。疑う余地さえ無かっただろうに」
「あったさ、お前が一緒に送り込んできた憎悪が邪魔して見えていなかっただけでな。他にもいろんな感情を味わったが、中でも最も強烈だったのは帰巣本能……家に帰りたいという気持ちだった」

 家に帰りたい。

 この言葉が初めて脳裏に浮かんだ時、ミュウツーはひどい違和感を覚えていた。人間への怒りや、肉体を失っていく絶望、悲しみ、そういった感情が霞んでしまう程にそれは強く心を揺さぶった。
 家に、帰る。ビクティニと話して落ち着いた後でようやくこの言葉の意味を考え、そしてひとつの結論を得た。

 リベンジャー号でエドウィンが俺に言った事は正しかった。ゲノセクトの価値観は古の時代で止まっている。奴の目的は単純明快、家に帰って昔と同じ狩りを楽しむ事だ。
 すなわち、ゲノセクトが生物の頂点に立っていた時代を復活させ、返り咲こうとしている!
 そして何よりも厄介なのは、ゲノセクトがそれを自由と楽園の世界だと信じて疑っていない事だ!

「もうすぐ家に帰る時間だ、邪魔をするなら人間のついでに貴様らも狩ってやる……俺は、ゲノセクトだ」

 警戒し、戦いの構えを取っているミュウツーとビクティニに向かって、ゲノセクトは一歩踏み出した。





 同盟艦隊には、もはや一刻の猶予も無かった。故に、彼らは攻めに攻めを重ね続けた。
 セキタイタウンの防波堤として連ねる侵略軍のポケモン達をことごとく光線砲の爆撃の餌食にし、おまけに援軍として駆け付けたポケモン達もその数を増していく。ある1匹の侵略軍のカイリューが《破壊光線》を撃てば、その倍の数以上の《破壊光線》を浴びる羽目になった。
 もしもポケモンと人間の同盟艦隊の戦いぶりを謳った歌が生まれるとすれば、それは壮大なオペラになる事だろう。砂浜に転がる無数の死体を越えて、リベンジャー号率いる艦隊はついにセキタイタウンへの上陸を果たした。

 リベンジャー号のブリッジにて、女性通信士が引き続き笑顔で良い知らせを報告する。

「東部から進攻していた陸軍がセキタイタウン近郊に到着しました、ポケモン達と一緒に!」
「町の南部から援護するよう伝えて!」

 フレデリカの命令に、女性通信士は頷いて返した。
 スクリーンを見上げれば、飛び交う敵味方のポケモン達の奥に、ダイヤのような形をした八面体の兵器が見えている。ついにここまで切り込む事に成功したのだ。しかし歓喜に震えるどころか、フレデリカの表情は一層険しくなっていた。

「準備は?」

 訊ねると、通信越しに男性機関士の声が返ってくる。

『いつでも行けます』

 頼り甲斐のある自信にあふれた声に、フレデリカは満足げに頷いた。
 あとは成功を祈るのみだ。フレデリカは艦長席の肘掛けの先端をギュっと握り、息を整え、身を前に乗り出して言った。

「全同盟艦に告ぐ、オメガ作戦開始」

 オメガ。その文字の意味するところは、『最後』である。彼女の号令を機に、あらゆる航空艦が動いた。
 機関士達の働きに従って、リベンジャー号を覆っていた半透明の膜は幻のように揺らぎ、消えていく。すかさず無防備になったリベンジャー号に向かって20の飛行ポケモン、30の陸上ポケモンが一斉に狙いを定める。撃ち放たれる《破壊光線》や《岩石砲》、《雷》などの強烈な攻撃。だが、それらはリベンジャー号に届くよりも遥か手前で阻まれた。
 リベンジャー号を囲うようにして陣形を成す10隻の航空艦が、それらを覆う個々のバリアーを合体させ、リベンジャー号ごと包んで巨大なバリアーを形成した。加えてその内部に構える100を超える数のポケモン達が、一斉に《リフレクター》や《光の壁》、《バリアー》、《神秘の守り》といった防御技を発動し、より強固な鉄壁を築き上げたのだ。

 その様子をリベンジャー号のブリッジから眺めていたフレデリカは、思わず「やった!」と拳を握り、ガッツポーズを取った。

「今よ、粒子抑制ビームを発射!」

 続くフレデリカの命令で、男性科学士官はせわしなくコンソールを操作する。
 リベンジャー号は今まで数々のポケモンを捕らえ、その能力をコピーしてきた黒い檻のような巨大な装置から八面体の放射線兵器に向かって、一直線に白いビームを照射し始めた。
 それが自分達にとって都合の悪いものだと侵略軍のポケモン達は悟り、次々と攻撃を浴びせていくも、先に築いた鉄壁の防御は簡単には崩れない。空を堂々と飛ぶパルキアが肩の宝玉から激しい桃色の光を発し、空を割くように腕を振るい、桃色に光る三日月状の刃《亜空切断》を放っても、バリアーとの激しいせめぎ合いの末に《亜空切断》は砕け散ってしまった。
 これには編隊を成している艦の誰もが驚いた。本来であればいかなるバリアーでも《亜空切断》を防御できず、再生はできるものの必ず貫通してしまう。そこでフレデリカはその対策として、防御陣形を成すリベンジャー号以外の戦艦に《この指とまれ》と同じ効果を発揮する電波信号を発信させ、放射線兵器を封じるまで順番にデコイの役割を果たしてもらおうと考えていたのである。

 ゆえに、彼女は「負担を強いることになる」と言ったのだが、結果は予想外の方向へ進んだ。

「艦長、ディアルガです!」

 興奮する男性オペレーターの報告には、フレデリカも目を見開いた。
 突然ディアルガが空間を破って現れ、リベンジャー号の真下でそのどっしりした巨体を地に下ろしたのである。さすが時間の神と言ったところだろう、ピンポイントで駆け付けたディアルガは、陣形を覆うバリアーに自らがオーラのように発する青い時間エネルギーを混ぜた。
 空間と時間は決して出会う事のない関係である。互いに不可侵の力は、衝突しても互いに拮抗し、決して決着がつく事は無い。いかに空間を割く《亜空切断》と言えど、ディアルガの加わった鉄壁はもはや崩す事ができないものとなっていた。

「い、いける……!」

 フレデリカは確信した。
 もうこの鉄壁は破れない、このままビームを照射し続けて放射線兵器を無力化すれば、脅威は殆ど取り除かれたと言っても過言ではない。
 そう期待を抱いていたのは彼女だけではなかった。リベンジャー号の乗組員、それらを守る艦隊、味方についたポケモン達でさえ、勝利は目前だと信じて疑わなかった。

 その見えざる敵が動き出すまでは。

 次の瞬間、激しい閃光の後、リベンジャー号の機体の下腹部にあたる一角が大爆発を起こした。

読了報告

 この作品を読了した記録ができるとともに、作者に読了したことを匿名で伝えます。

 ログインすると読了報告できます。

感想フォーム

 ログインすると感想を書くことができます。

感想