ポケモンのいる世界に迷い込んだ男の日常

作者:ソラ

あらすじ

テーマ:雪原

本文冒頭

この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

大きな山がそびえ立ち、周囲はその山を囲うように雪が降り積もる雪原地帯。
その山のふもとに明かりのついた一軒の小さな建物が建っていた。
「よし! もう大丈夫そうだな。 動かしてみてもいいぞ」
 建物内にいた男がムックルの羽から包帯を外して言った。
 男の言葉を聞いたムックルは包帯が巻かれていた右側の翼を確かめるように動かし、痛まない事を確認すると、嬉しそうに一鳴きした。
 その様子に男も笑みを浮かべ、ムックルを肩に乗せると、そのまま建物の入り口まで歩いていき、外に出た。
「今日は天気もいいし、たぶん南に向かっての

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