第5話 クラスメートとご対面

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「少し遅れてしまってごめんなさい。

 皆さんおはようございます!」

「「「「「「「おはようございまーす!」」」」」」」

クラスの皆は元気が良いなぁ。


「昨日お話しした通り、新しい仲間を紹介します!」

ザワザワ

先生が転校生の事を話したとたん、騒がしくなったねw

そんなに転校生が珍しいのかな?


「男?女?どっちどっち!?」

私は女です。

「可愛い?かっこいい?誰か有名人に似てる?」

残念ながらかわいくはありません(泣)

かっこよくもないです。

有名人になんか似てません!


「しーずーかーに!見れば分かるから」

それもそうだ。


………あぁ、なんか緊張してきちゃった(ガタガタ

もう少しで、クラスの皆とご対面なんて(ガタガタ

「転校生さん、入ってらっしゃーい!!」

よ、呼ばれた!!?


「スーハースーハー」

うん、大丈夫。

深呼吸したら落ち着いた。



ガラガラ

「「!!」」

タッタッタッ


「ポケモンレンジャーになるために、ここ、アルミア地方に一人でやって来たそうですよ」

一人でやって来たと言っても、出身はここだから、別に平気なんだけどね。


「まずは自己紹介ね。

 クラスの皆に名前を教えてあげてください」

「はい!」

フゥ……。

大丈夫。きっとできる!


「ライナです!カロス地方から来ました!

 出身はここ、アルミアです!よろしくお願いします!!(ペコ」

「ライナ~(コソッ」

「あっ(コソッ」

リズミだ!!

知り合いって、やっぱりリズミの事だったんだ!!


それに、ハジメもいるし。

……………って、ハジメ!!!??

ハジメもレンジャースクールに入学してたの!!?

驚いたぁ……。

まさか、ハジメもいるなんて……;;


「皆、しっかり覚えてね

 入学テストでは、中々の成績だったそうですよ」

えっ!?先生!!?

言っちゃうんですか!?


「……ダズル君?何ニヤニヤしてるの?」

………なんか、見られてる……?

あのダズル?って子に……。


「ところで、ライナさんの机だけど……、ハジメ君の隣を使ってくださいね」

「!?」

「わかりました」

フフ。ハジメ驚いてる驚いてるw


タッタッタッ

「よろしくね、ハジメ!(ニコッ」

「お、おう//」

「へえ~(ニヤニヤ」

ハジメの隣って、ラッキー!

いきなり知らない人の隣って、緊張するもん;;

って、リズミは何ニヤニヤしてるんだ?



「はい、これでもう転校生とか関係なし。

 みーんな私の自慢の生徒達です」

先生、嬉しいこと言ってくれるね。


「ねえ皆……、レンジャーやオペレーターやメカニックに絶対なろうね!」

この答えはもう、全員一緒でしょ!

転校してきたばっかだけど、これだけは断言できる!!!


「「「「「「「「イエーーっ!!」」」」」」」」



「それではこの時間は、特別に自習にします」

まさかの転校して一時間目の時間が自習とは。

これはラッキーとしか言いようがないね!


「リズミさん。ライナさんにスクールを案内してあげてね」

「はい、わかりました!」

リズミと一緒だと、楽しくなりそう!


「私は職員室にいますので、後はよろしくお願いします」

タッタッタッ

先生が出ていくと、私の周りに皆が集まってきた。
はい、ライナちゃんはリズミやハジメ君と知り合いみたいですね。
それに、ハジメ君がライナちゃんの笑顔を見て照れてるのを、リズミはニヤニヤしていましたw
今後の展開をお楽しみに!

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