シダケの擾乱

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「擾乱」は「じょうらん」ですね、観応の擾乱の擾乱。今でも擾乱なのかな?
シダケの擾乱は一か月ほど前、データがまるっと壊れてくれた話です。半泣きでアナログデータを打ち込んで推敲しましたとも。がんばりました。

ちょうどこの章で銀髪の少女は折り返し地点。伏線も謎も、このあたりから徐々に明らかになっていきます。その第一部投稿は、出来れば明日明後日くらいにしたいですねえ。この地獄の忙しさの中、覚えていればの話ですが。期待しないで待っていてください。
それではシダケの擾乱、開幕です。
 星と川の輝きが濃紺の天宮から月とかけらを奪った。



 太陽の威光は彼方に沈み、ただ言葉のみをとどろかせた。











 猛るものよ、剣をとれ。



 すさぶものよ、弓をとれ。



 怒涛の光の中、誇りを失わぬ一条のきらめきをとらえ、取り戻せ。










 盾たちの戦いが始まる。



 かけらは泣く。流される血と、さだめの鎖に涙した。




「ゼーナ【焔】」戦いの章より抜粋




              ~シダケの擾乱~

*予告*
 ホウエン地方に戻ってきた仲間と再開するシェーリたち。彼らが向かう先には、なんとトップエージェントたちが集っていて……!? 番外編で登場したあの人も登場、「片翼のレジェンド」、「シダケの擾乱①~邂逅~」。ご堪能あれ!

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