ミミッキュの初めての友達

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作者:もる
読了時間目安:3分
誰でもいいから、ちゃんとした友達がほしいよぉ・・・
「キュッキュッ」
ぼくは、そのへんの子供Aに近づいた。
「わぁ、なにこれ!こっわ〜い」
「キュッ(え・・・?)」
ほらほら、みんな見て〜と、子供Aがそのへんの子供BCDを呼ぶ。
すると、
ミミという女の子が言った。
「か、かわいそうだよ・・・そんなことしたら。ミミッキュ、は、寂しがり屋のポケモンなんだよ」
「けっ!なんだよ!関係ないミミは黙っとけぇ!」
Aがいうと、
BCDが、
「そうだそうだ!」
じゃあかわいがってあげろよ!」
「関係ないやつは帰れ、帰れ!」
「ああ、ムカムカする!」
そして、そのへんの子供ABCDは帰ってしまった。
「あああ、ごめんね・・・ミミッキュ・・・ううう・・・・・・・・・」
ミミは泣きながら走っていってしまった。
「キュキュキュ!(ま、待ってよ!)」
ミミッキュは一生懸命帰った。
途中、転びそうになったが。
それでも、ミミのところに行った。
じつは、ミミのお気に入りのところは知っていた。
みんなに仲間外れにされ、友達が少ないミミは、ミミッキュの友達になれると思い、見かけたらこっそりついていくことにしていた。
「キュキュキュ!キュ!(ミミちゃん!)」
「あ・・・さ、っきのミミッキュ」
「キュ(うん)」
「やっぱり!私、なんとなくポケモンの言っていることがわかるんだ」
「キュゥ!(すごい!)」
「ふふふ・・・ほめてくれて、ありがと。・・・ミミッキュ。私、ミミッキュと友達になりたい。ずっとどこに行っても一緒にいたい!」
「キュゥ!(僕もだよ!)」
「じゃあ、ゲットするよ・・・!」
ぽん!
ミミの投げたモンスターボールが、ミミッキュに当たる。
そして、星が出た。
ゲットの証拠だ。
「これからよろしくね、ミミッキュ」
「キュゥ!」
               ********************
「あ、ミミだ!嘘つきのミミだ!」
「だから?」
「「「「?????????????????」」」」
もう、どんなことを言われても、ミミッキュと一緒なら、平気だ。
ミミッキュも、同じことを考えていた。

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