弐 用語集

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読了時間目安:4分

この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

・世界観
 ポケダンやヨーロッパ、ロールプレイングゲームがモチーフ。三つの大陸からなり、それぞれで国が成立している。その殆どが家督制で、親の職業を子が引き継ぐことが多い。国により異なるが、技と属性は存在し、特性はあるが全く認知されていない。国によっては武器、魔法が存在し、これらを国防や護身術として扱う。また文明、技術の程度も様々で、これらが国の特色の一つとなっている。いずれの国にも乗り物は無く、他者に乗せてもらうことが長距離移動の主流である



・騎士団
  リフェリア王国の主要機関の一つ。国防だけでなく、日常の困りごと、治安維持のための活動も同時に担っている。騎士にはそれぞれ階級があり、下からノーマル、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの五段階。最上位のプラチナには定員があり、各班の団長、副団長がこのランクに該当する。


・情報屋
  国内外問わず行動する、ジャーナリスト的な職業。この職業内に独自の繋がりがあるため、各国の情報は彼らを通してやり取りされているといっても過言ではない。基本は個人で活動するが、共同調査、機関専属として行動している者もいる。また騎士団とも密接な関係があり、彼らの情報を元に依頼が発行される。依頼が遂行、達成された場合、仲介料として報酬の五パーセント、提供料は重要度に応じて支払われる。実質無国籍で行動するためか、その大半が飛行タイプなど、空を飛べる種族である。


・記録水晶
  数百年前から存在が確認されている。“リフェリア王国”の騎士団員が必ず携行し、連絡手段として利用している。今現在、水晶を介して他の所有者と会話できることが判明している。


・レコードクリスタル
  ファルツェアが"記録水晶"を基に開発した。通話だけでなく、画像、動画の記録、送受信が可能である。水晶を握る事で起動させ、その状態だと所有者が見聞きした事が直接記録される。他にもいくつかの機能があるらしいが、現在それらは判明していない。


・ルヴァン
  “セレノム王国”と“カリア王国”の国境付近に位置する研究機関。表向きには生物学の研究所を謳っているが、その実態は生物兵器の生産工場。電子化されたセキュリティで厳重に警備されており、それ故に外部に殆ど情報が漏れていない。そのため“セレノム王国”当局も実体を把握しておらず、国内でも謎多き機関の一つとされている。


・検体コード
  “ルヴァン”の生物兵器、その検体一人ひとり付けられた管理用の番号。A型とS型の二種類に大別され、A型には三段階のグレードが存在する。ACは“戦闘丙型”で、いわゆる量産型。次いでABの“戦闘乙型”、AAの“戦闘甲型”とグレードが上がり、性能、製造費も増加する。またSが付く検体は探査型。現在探索や奇襲を行うタイプという事が判明しているが、作中で語られていないため、それ以外は全く分かっていない。



・Hydle
 「ハイドル」と読む。“リフェリア王国”に伝わる魔法の一つ。身につけている任意の物を、異次元に収納する事が出来る。セットとなっている“Rehydle”「リヒドル」を使う事で、取り出す事が可能。しかし収納している物の重さがそのまま体重に加算されるため、利便性の悪さからいつしか使われなくなったらしい。

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