あるイーブイと探険隊?

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今回はアルカ視点です
とある日のこと
僕は散歩中に一匹のイーブイに会う
そのイーブイはなんと、元人間らしい......
とりあえず一緒にそのダンジョンを抜けて
ポケモンになった原因を探るため
町へと向かう

そして、ギルドに到着した僕たち

アルカ「着いたよ~」
イーブイ「ここが......ギルドなの?」

到着するとお兄ちゃんとソルアがいた

ノルト「あっアルカ?おっはよ~!」
アルカ「おはようって......」
ノルト「さっきまで昼寝してて......」

ちなみに今日は依頼が少なかったらしい

ソルア「どうしたんだ?というか隣にいるのは......?」

そして、僕は事情を説明する
イーブイは森で倒れていたらしいこと
でも、ダメージがなかったこと
そして、元人間だったらしいということ

やっぱり元人間という言葉にはみんな驚いていた
でも、みんな信じてくれた
本当によかったよ......
少し安心した......

ラキト「大丈夫ですか......?」
イーブイ「私は大丈夫です!」
イーブイ(ブラッキーかわいい、ブラッキーかわいい......)

セッカ「みんなどうしたの?」

セッカが来たようだ
その時セッカは間違ってイーブイを突き飛ばしてしまう

セッカ「ごめんなさい!本当にごめんなさい!」

でもイーブイはというと......

イーブイ(ああ、ポケモンの体当たりってこんな感じなんだね......なんか感動......)
イーブイ(ついでにグレイシアかわいい......)

なぜか嬉しそう......だった?

その後、とりあえず自己紹介をする

ノルト「僕はアローラロコンのノルトだよ!よろしく!」
ソルア「私はロコンのソルアです。よろしくね」
ラキト「ぼっ僕はブラッキーのラキトです」
フウラ「私はニンフィアのフウラよ...よっよろしくね!」
セッカ「ボクはグレイシアのセッカ!よろしく!」
アルカ「僕はイーブイのアルカ」

イーブイ「私はイーブイです。よろしくね!」

そして、原因について考える
でも、そこで重大なことに気づく

アルカ「ところで、その前のことは何か覚えてる?」
イーブイ「覚えてる......よ?あれ......覚えてるはず......思い出せない?」

イーブイの表情が曇る
イーブイは一生懸命思いだそうとする
でも、なかなか思い出せないらしく......

イーブイ「何も......思い出せない......」

イーブイの話によると自分が元人間だということ以外思い出せないらしい......

アルカ「これって......まさか記憶喪失......?」
イーブイ「そうみたい......」

それから、とりあえず図書館でいろいろ資料を見たりした
いろいろ調べたけど、ポケモンになった原因も、記憶喪失の原因も分からなかった
分かったのは、過去にも人間が来たことがあること......それだけだった

アルカ「ごめん......よく分からなかった......」
イーブイ「別に気にしないで」

でも、この先どうするか......
今のイーブイには頼る当てがない

フウラ「それとも二匹で探険隊やるとか?」
アルカ「でも......僕バトルに自信がない......」
アルカ「バトルは好きなんだけど......」
イーブイ「もっと自信持っていいと思うよ」
アルカ「そうかな......でもバトル強くないし......」
ソルア「探険隊に入って練習すればいいよ」
イーブイ「アルカはバトル好きなんでしょ!だったらやってみようよ!」

確かにバトルは好きだしやりたい......

ノルト「バトルのことなら僕に任せて!」

お兄ちゃんはどや顔で言う
確かに...バトルのことだけなら頼れるかな
普段は頼りにならないけど

ノルト「誰が頼りないって!?」
ソルア「お前のことだ」

心読まれた!?

とにかく、僕とイーブイも探険家をやることになった

イーブイ「というわけでこれからよろしくお願いします!」
アルカ「僕も、改めてこれからよろしくね」
ノルト「先輩の僕に任せて!何でも聞いていいから」
ソルア「こいつはあまり当てにならないけど、困ったことがあれば気軽に相談していいからな」
フウラ「二匹とも......いっいつでも、頼っていいんだからね!」
ラキト「無理はしないでね!イーブイもアルカも」
セッカ「これからよろしく!」

その後......

ラキトは本を読んでいた
図書館から借りて来たもので
過去にこの世界にやって来た元人間に関する内容だった

フウラ「ラキト......どうしたの?」
ラキト「元人間がこの世界に来たことは、何度かあるけど......いずれも、世界の危機を救うためにやって来たんだよね......」
フウラ「確かにね......」
ラキト「あと、イーブイ、なんか不安そうだったけど......大丈夫かな......?」

ラキトはイーブイがどことなく不安そうな表情をしていたことに気付いていた
そのことは、フウラも気付いていた

一方その頃イーブイは憂鬱そうだった

イーブイ(何かわからないけど......何かが......その事を考えると気が重い......)

なんとなく漠然とした不安にかられる
なんとなく、すこしだけど......怖い......
でも、イーブイにはその原因は分からなかった......

イーブイ(とりあえず、今は考えないようにしよう......)
アルカ「大丈夫......?」

続く......
次回はもう少し明るい内容です

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