第十二話 アカネとガブリアス

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この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

お待たせしました。第十二話です。
[第十二話 アカネとガブリアス]

「すぅ…すぅ……」

緑の里、ハハコモリの家の一室から静かな寝息が聞こえる。

「すぅ…すぅ……」

マグマラシの少女、アカネが可愛らしい顔をして眠っている。

あの後、アカネはショックで気絶してしまい、ハヤテによってハハコモリの家に運ばれた。しかし、身体的にも精神的にも余程の疲れがあったのだろう、一夜明けた今も起きる気配がない。

その隣の部屋でハヤテはハハコモリと話をしていた。ツバサは「体を動かしてくる」と言って外出しているが、それが2匹の話を阻害しないようにという、ツバサなりの気遣いでもあった。

「申し訳ない……。彼を…ガブリアスさんを救うことが出来ませんでした……」

ハヤテは頭を下げて謝罪するがハハコモリはゆっくりと首を振った。

「いいえ、それがガブリアスの意思ならば、わたしでも彼を止めることはできなかったでしょう。それと…ガブリアスで結構ですよ。」

ハハコモリは改めて、ハヤテの方を向いた。

「それより、あの子を助けて頂きありがとうございました。そればかりかあの盗賊団を倒し、囚われていた里のみんなまで助けるなんて、流石レスキュー探検隊ですね。」

「ありがとうございます。」

ハヤテは申し訳なさを薄く含める小さな笑みを浮かべ、一礼した。



「それでハヤテさん、本題に入りましょう。今日は聞きたいことがあるのでは?」

「そうですね、実は……」

ハヤテはアカネの「白陽の力」のこと、森の奥に神殿があり、ガブリアスですら知らなかったその神殿の存在をアカネが知っていたこと、アカネの記憶が戻ったことなど、神殿であったことを全てハハコモリに話した。

「…そうですか……あの子の記憶が……」

だが、ハハコモリはまるで全てがわかっていたかのように、大して驚くこともなかった。

「予想はできていたんです。あの子とガブリアスが再び出会う時、何かが起こると……」

ハハコモリはふうっと息を吐くと立ち上がり、窓からどこか遠くを見つめた。

「もう隠すこともありません。アカネとガブリアスの関係、その全てをお話ししましょう。」

◆◆◆

「…まず、わたしとリザードン、ガブリアスの関係からお話ししましょう。

以前お話しした通り、わたしたち3匹はこの里で生まれ育った幼馴染です。
小さい頃から共に遊び、笑い時に喧嘩しては仲直りし、充実した毎日を送っていました。お互いに成長し、30歳を過ぎた頃にあの子がやってきたのです。

あの子は最初に出会ったのはリザードンだと思っていますが、実はあの子と出会い、拾ったのはガブリアスだったのです。」

ハハコモリの話によると、ある日、森を1匹で散歩していたガブリアスは、森の奥で泣くアカネを発見し、保護したという。

「彼は優しい性格なのですが、その見た目から怖いという印象を受け、子どもたちからは全く懐かれず、悩んでいました。しかし、その子、アカネは彼を怖がることなく、出会ったばかりの彼に懐いたのです。」

「そうだったんですか……」

「はい。森から帰ってきた彼を見て、わたしたちの頭は驚きと疑問でいっぱいでした。しかし、同時に小さな喜びもありました。」

そう言うと、ハハコモリは壁を見た。そこには古い絵がいくつも飾られているが、そのうちの1枚をハハコモリは指差した。

「これは……」

「アカネがやってきた記念として、里の絵描きのドーブルさんに描いてもらった絵です。そしてそれが、わたしたち4匹が揃った唯一の絵でもあります。」

その絵にはハハコモリの家の前に並ぶアカネやガブリアスたち4匹が映っている。左からハハコモリ、ガブリアス、リザードンと並び、ガブリアスはアカネを自分の頭の上に乗せている。皆、満面の笑みだ。

「あの子はわたしとリザードンともすぐに打ち解けてくれました。わたしたちにとって、あの子は『仲間』であり『家族』でもある大切な存在です。」

壁には他にも無邪気に笑うアカネの絵が飾られている。ハハコモリはそれらを見ながら部屋をゆっくりと歩く。

「4匹で過ごす毎日はとても楽しかったです。あの事件が起こるまでは……」

そこまで言うと、ハハコモリは言葉を詰まらせた。



「………………」

隣の部屋では横になるアカネがいた。だが、その瞳は真っ直ぐに光を捉えていた。

(あの…事件……)

アカネは既に目を覚まし、ハヤテとハハコモリの会話を聞いていたのだった。

(思い出したくない…のに…!)

一筋の涙が乾いた頬を濡らす。アカネはぎゅっと目を閉じた。

◆◆◆

…あれはわたしとガブおじさんが出会って5年が経ったある日のことです。
その日はガブおじさんと一緒に近くの野山に遊びに行ったんです。おじさんと追いかけっこをしたり草花で遊んだり探検ごっこをした、その帰りに事件は起こったのです。

アカネ:おじさん、今日は楽しかったね!また来ようね!

ガブリアス:ああ、また今度な!

わたしとおじさんは笑って楽しい話をしながら山を下っていました。するとそこに突然、

ガササッ!

⁇:おい!俺は盗賊だ!荷物置いて消えろ!

自らを盗賊と名乗る1匹のポケモンが草陰から飛び出してきたのです。いきなりの出来事に幼いわたしは固まってしまいました。

ガブリアス:いきなり何だ!置いていく荷物など無い、お前が消えろ!

おじさんはその大きな腕でわたしを庇いながら、そのポケモンを睨みつけました。

⁇:へぇ、俺に楯突くか……面白い……俺に睨まれたほとんどの奴が逃げ出すってのにお前は……

おじさんよりも背の高い白い体のそのポケモンは……

⁇:お前はここで俺に殺られるが、何かの縁だ。俺の名前ぐらいは教えてやるよ。俺の名前は……

思い出したくない…思い……

⁇:…盗賊、ツンベアーだ。

…ああっ……

◆◆◆

「つまり…ガブリアスは以前にもツンベアーに会っていたと……アカネちゃんも……」

「はい……。それが失われていた記憶のひとつでもあります……」

ハハコモリは頷き、あくまでもガブリアスの語ったところによるものだと前置きし、話を続ける。

「ガブリアスとツンベアーの戦いは激しいものでした。お互いに力は互角でしたが、ガブリアスはアカネを庇いながらの戦いでしたので、戦況はやや、ツンベアーの方が有利でした。」

ハヤテはガブリアスとツンベアーの戦いを思い浮かべる。アカネを後ろに庇いながらでは確かにガブリアスの隙は大きそうだ。

「ガブリアスはツンベアーの攻撃からアカネを庇いながら、ツンベアーへの攻撃の隙を探していました。」

ハハコモリは手で戦いの仕草をする。

「そして一瞬の隙を狙い、ガブリアスはツンベアーに攻撃を仕掛けたのです。咄嗟の攻撃にツンベアーは防御が間に合わなかったのですが、この時ツンベアーがある道具を隠し持っていたことに彼は気付けなかったのです。」

「ある道具…?」

「はい、それはあちこちのダンジョンに当たり前のように落ちている不思議玉のひとつです……」

◆◆◆

ガブリアス:くっ……

ツンベアー:ガキを庇いながらじゃあ戦いはし難いだろ。そんな奴ほっとけよ♪

ガブリアス:そんなこと…するわけないだろ…!

ツンベアーはおじさんに連続攻撃を仕掛け、おじさんはそれを避けたり弾いたりしてかわす……この繰り返しでおじさんの息は荒くなり、呼吸のたびに肩が大きく上下しています。

ガブリアス:(…どこか…奴の隙は…?)

おじさんは攻撃をかわしながら、相手の隙を探していました。そして……

ガブリアス:(…そこだ!)

おじさんはツンベアーの一瞬の隙をついて《ドラゴンテール》を仕掛けました。ツンベアーは防御が間に合っていません。

ガブリアス:食らえ!

おじさんの《ドラゴンテール》があと少しでツンベアーに当たるその時、

ふっ……

アカネ:えっ……

そのおじさんの姿が、目の前に現れたのです……

…………………

一瞬何が起こったのか分かりませんでした……。何かが当たり叩きつけられた衝撃と…全身の痛みが身体を襲いました……。

ガブリアス:アカネ!アカネ!

おじさんが血相変えて飛んできました。その後ろでツンベアーが大笑いしています。

ツンベアー:はははははっ!馬鹿め!味方に攻撃を当てるとはよ!しかも子どもだぜ!ははっ!

ガブリアス:ツンベアー!貴様!

ツンベアー:しかしあまり使い道のなかったこの道具が、こんな時に役に立つとはな。

そう言うツンベアーの手には、玉のような物がありました。後でそれが不思議玉と呼ばれるものだということを知りました。

ツンベアー:俺もいいことを思いついたもんだ。『場所替え玉』で自分とガキの場所を入れ替えちまうなんてな。

そう、ツンベアーはおじさんの《ドラゴンテール》が当たる寸前、「場所替え玉」でわたしと自分の場所を入れ替えたのです。咄嗟のことにわたしは動くことが出来ず、おじさんも攻撃を止めることが出来ず、幼いわたしは《ドラゴンテール》を受けて、吹き飛ばされてしまったのです……。

ガブリアス:すまない、アカネ!大丈夫か…?

おじさんはわたしを抱き抱え、介抱してくれますが、わたしの身体が受けたダメージは相当のものでした。

アカネ:(か、体が…動かない……痛い……)

恐らく生命に関わるほどのダメージだったのだと思います。その証拠に、わたしの身体は手足の先から少しずつ感覚が無くなっていきました……。痛みすら感じなくなったのです……。

アカネ:(め…目の前が…白く…黒く……)

わたしの瞳の中には、もはや光すらも入らなくなってきました……。眠気とは違う、別の感じに包まれわたしは意識を手放したのです……。

◆◆◆

「それじゃあ、アカネちゃんは命を落とす寸前まで……」

部屋の中にハヤテの呆気にとられた声が響く。

「正確に言えば、もうほとんど命の灯火は消えてしまっていたのだろうと思われます。しかしその後に再び『あの力』が発動したのです。」

ハハコモリはあえて「あの力」を強調して言った。

「あの力とは…『白陽の力』ですか……。」

「おっしゃる通りです……。」

ハハコモリは目を瞑ると、再び語り始めた。

「ガブリアスは必死にアカネを介抱しました。それはアカネの呼吸は止まった後もずっと……ツンベアーはその様子を笑いつつ、ガブリアスにとどめを刺そうとしたのでした。その時、突然青色の炎が上がったのです。」

◆◆◆

意識を失ったわたしが次に目覚めたのは暗い、何もない空間でした。俗に言う、心の中という所でしょうか。音もなく、わたしはその中にふわふわと浮いているような感じです。

パッ……

目の前に何かが映る……これはわたしとおじさんが初めて出会った時の映像……

パッ……

また目の前に何かが映る……これは4匹で遊んだ時の映像……

パッ…パッ……

次々に映像が目の前に現れる……どれも自分の懐かしの思い出ばかりでした。

アカネ:うう…ガブおじさん……みんな……

涙が一滴、地面に跳ねたその時、

ボッ…ボッ……

突然、青い炎が発生しわたしを取り囲んだのです。それはゆっくりとわたしに近づいてくると、スッ……とわたしの体に吸い込まれていきました。

アカネ:な、何…?

それが何なのかわたしは理解出来ませんでしたが、すぐに体の変化に気付きました。

アカネ:か、体が…暖かい……

体がポカポカと暖かくなったのです。

アカネ:暖かくて…気持ちいい……

トク…トク…と自分の心臓の鼓動が大きく聞こえてきます。自分はもう生きてはいないはずなのに……

アカネ:うっ…眠たい……

体が浮いていく感じがします。同時に強い眠気を感じ、わたしは意識を手放しました。

……………………………………………

目が覚めると目の前には青空が広がっていました。わたしが体を起こすと、

ガブリアス:アカネ!ああ!アカネ!

おじさんが飛んできてわたしをぎゅっと力強く抱きしめました。

アカネ:おじさん、苦しいよ〜。

よく見るとおじさんの目からは涙が溢れています。わたしも笑いながら泣いていました。

ガブリアス:ごめんな、お前に攻撃を当ててしまって…本当にごめんな……

おじさんは泣きながら、必死にわたしに謝りました。

アカネ:そんな!おじさんは悪くないよ!わたしを守りながら戦ってくれたんだから!

それより、ツンベアーは!?とわたしが辺りを見渡すと、少し離れたところにツンベアーが傷だらけで倒れています。

アカネ:おじさん!凄い!あのポケモンを倒したの!

ガブリアス:あっ、ああ……

おじさんは少し戸惑いながらも、すぐに表情を元に戻しました。

ガブリアス:それより疲れただろ。ほら、俺がおぶってやるから乗りな?

アカネ:わぁい、ありがとう!

わたしはおじさんの背中に飛び乗ると、疲れのためにすぐに寝てしまったのでした。

ガブリアス:(アカネ…本当にごめんな……)



…これが、おじさんとの最後の思い出でした……

次にわたしが目を覚ました時、わたしはおじさんという存在を……

…忘れてしまっていたのですから……

◆◆◆

ハハコモリの話は終わった。ハヤテはその話を聞いて、心底驚いていた。まだ15歳の少女が、これほどまでの壮絶な過去を持っていたからだ。

「…大変だったんですね…アカネちゃんは….…」

ハヤテはアカネのいる、隣の部屋の方を見て呟いた。

「それで、誰がツンベアーを倒したのでしょう?ガブリアスでしょうか?」

「いいえ、それも『白陽の力』によるものです。アカネを抱え、涙を流すガブリアスの後ろから、ツンベアーが攻撃を仕掛けようとしたその時、『白陽の力』が発動し、ツンベアーを倒すと同時に、アカネが生き返ったのです。アカネはガブリアスが倒したと思っているみたいですが……」

ハハコモリは暗い表情をしたが、すぐに元に戻した。

「さて、一番重要なこと、『何故アカネの記憶が消えていたのか』についてお話ししましょう。しかし、ハヤテさんは今の話から記憶を消した誰かに気付いてらっしゃるのでは?」

ハハコモリの問いかけにハヤテは薄く笑みを浮かべた。

「おっしゃる通りです。話の通りだと記憶を消したのはガブリアスですね。」

ハヤテもとくに隠しもせず、そう言い切った。ハヤテは隣の部屋のアカネが既に目覚めていることに気づいていたが、真実を伝えるためにあえて指摘しなかった。

「その通りです。ガブリアスはアカネを眠らせた後、知り合いのエスパータイプのポケモンに依頼し、アカネとツンベアーの記憶を操作したのです。アカネからは自分の思い出や彼が名付けた『アカネ』という名を、ツンベアーからは自分たちの記憶に、新たな記憶を上書きし、アカネがリザードンとわたしと暮らしてきたように思わせたのです。」

「その理由は、事故とはいえアカネちゃんを傷つけてしまった罪悪感、もう一つはアカネちゃんを1匹のポケモンとして守るためですね。」

ハヤテの答えにハハコモリは頷いた。

「七年前、心の弱さからツンベアーを殺せなかったガブリアスは、今回の事件の責任が自分にあると思ってしまったのでしょう。アカネちゃんの記憶が戻ろうが戻らまいが、あの戦闘でガブリアスはツンベアーと共に死ぬつもりだった……」

「彼は…責任感の強いポケモンでしたから…」

ハハコモリの目に涙が浮かぶ。

「ここからは私の予想なのですが……アカネちゃんの持つ力が何故『白陽の力』と呼ばれているか……ハハコモリさん、ガブリアスはこの力の正体に気付いていたのでは?」

ハヤテにそう問われ、ハハコモリはハッと顔を上げる。

「神殿での戦いの時に、アカネちゃんの『白陽の力』が発動しましたが、その時に上がった青色の炎があるポケモンの形を模っていたのです。かつてガブリアスもそれを見た……そしてその正体に気付いた……」

ハヤテは窓から神殿の方向を見る。

「アカネちゃんはある伝説ポケモンの生まれ変わり……それは……」

ハヤテは再びハハコモリの方に向き直り、叫んだ。

「白陽ポケモン『レシラム』!」

◆◆◆

その日の夜…隠された神殿にて……

ガラッ!

「ああっ!くそっ!」

瓦礫を持ち上げ、1匹のポケモンが出てきた。それは、

「畜生!俺をコケにしやがって!」

ツンベアーだった。怒りを露わにするその体は傷だらけであちこちから出血し、痛ましい姿になっている。

ふと横を見ると、瓦礫の下からガブリアスの傷だらけの尻尾が覗いている。

「クソがっ!」

ツンベアーはガブリアスの尻尾を蹴り上げた。

「……いや、待て。落ち着け、俺。」

ツンベアーはようやく落ち着いてきたのか、少し冷静になった。

「俺には闇があるんだ。闇があれば何だって出来るじゃないか。」

ツンベアーは闇を放出し、それを自分の傷口に吸収させた。すると、

シュウウ……

音を立てて、傷が塞がり始めた。

「くはは……受けた傷さえも癒せる!闇があれば何だって出来る!ガハハハッ!」

ツンベアーは赤い目を光らせ、大きく笑った。その時、

ガサッ……

「んっ?」

草をかき分け、1匹のポケモンが姿を現した。木の影と重なり、誰なのかが分からない。

「誰だ?てめぇは。」

そのポケモンはそれに答えず、ツンベアーに近づく。

「誰かって聞いてんだよ。」

やはりそのポケモンは何も答えない。やがてそのポケモンが影から出てきた。

「あっ!てめぇは……」

言い終わるが否や、そのポケモンは手に持っていた「鉄のトゲ」を横に振り抜いた。

「ガッ…グ……」

ツンベアーの首から鮮血が溢れる。ツンベアーはふらつくと、大きな音を立てて倒れた。

「ゴ、ガ………」

ツンベアーは首を押さえ、もがいていたが、やがて動かなくなった。

「………」

そのポケモンは無言のまま、バッグから不思議玉を取り出し、ツンベアーにかざす。

ピカッ!

途端、不思議玉が強い光を発し、一瞬辺りが明るくなった。

……………………

しばらくして光が治まると、玉はボロボロと砕け、消えて無くなってしまった。

「………」

そのポケモンはバッグから取り出した「埋め立ての玉」をガブリアスに向けた。すると、光と共にガブリアスの亡骸が土に覆われ、小さな山となった。

「………」

そのポケモンは無言のまま、手に持っていた花をその墓の上に置くと、目を閉じ、黙祷を捧げた。そしてツンベアーの死骸を引きずり、再び森の中へ消えていったのだった……
いかがでしたでしょうか。「おじさん」にガブリアスを選んでしまったのは安易だったかなと少し後悔しています。

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