シェーリ(『片翼のレジェンド』主人公)

◆名前
 シェーリ・アウローラ

 古き島を脱した後はしばらく無戸籍状態だったが、片翼では地方や町で戸籍の作成率はまちまち。彼女もさほど問題にならなかった。彼女の戸籍を作成したのは実は本人ではなく、オーラン達チーム・ノワールと彼らの情報屋。理由はトレーナーカードの申請に必要であったため。本人に断らず書類を作成・申請・受理されているため、ぶっちゃけちゃえばシェーリの戸籍は違法。

 通り名は“月光”、あだ名はディアナ。


◆性別・年齢
 女。一章開始時15歳。


◆外見
 純銀の長髪に明るい緑の瞳。瞳の形容は翡翠(冷静な判断力、守護、信念)。
 とにかく美少女。反論はまずないくらいの美少女。ただし背が低い。第一章開始時では130なかば。表情筋未発達かはたまた究極のめんどうくさがりやか、ほとんど表情を表に出さない。特に笑うことが少ない。しかし「目」で実に器用に感情をのぞかせるため、親しい仲間などはあまり困らない。
 イメージは貴希さん、「プロミス トゥ ハート」。


◆その他
 『片翼のレジェンド』主人公。マグマ団に捕らえられていた記憶喪失の少女。
 自由がない状況に我慢がならず、島からの脱走を企てた。自分自身の自由を侵害されることに敏感。

 幼いころ、同盟剣星によってオーランが救い出される直前、背中に大けがを負っている。記憶喪失はこの時。この時の傷は年を経ても消えず、心の傷と共に長くシェーリを苦しめていた。

 頭は悪くないはずなのだが、感情の機微に疎い。というよりも「感情」をうまく理解できず、認識することもできていなかった。
 ウィルゼと共依存の関係にあったことになんとなくながら気づき、「このままではいけない」と旅に出たものの、本人はある程度依存から脱却したこともあって、結局隣に戻ってきた。「二人」だけの関係から抜け出したシェーリに対してウィルゼはそれを拒み、歯車は少しずつくるっていって……。

 感情の表現が下手でストレス発散が下手で、下手をするとストレスが溜まっていることさえ気づかずにため込んで、許容量を超えるとエンストして一気に視野が狭まる。

登場作品

登録日:2014年08月04日
最終更新日:2019年03月16日