第13話 VSハハコモリ

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(ライ目線)

「1匹倒したからって、調子に乗るなよ!」

・・・・乗ってねえし

10万ボルトで、一発OKだろう

「乗ってるのは・・お前だぜ!!!!!!」

電気を貯めて、打ち出そうとしたその時

「“はっぱカッター”」

「くそっ・・・」

もう一回・・・けども

「“はっぱカッター”!!!!」

邪魔をされる

「ライ!!」

「ちょいと・・・手こずりそうだな」

「あのスピードは・・私でも追いつけないわ」

ならば・・・どうする!!!

ふと、目線を上げると・・・

(砂・・・・)

メグロコが、放った技の“砂嵐”で残った砂があった

(砂嵐が起こっていれば、力を貯めることが・・・)

!!!!!!!!!!!!!

俺の頭に1つの作戦が浮かんだ

(これなら・・・行けるぜ!!!)

「セイラ!!」

「なに!?」

相手の攻撃を避けながら、セイラは答える

「“グラスミキサー”使えるよな!!」

「ええ?」

「“砂”のところで、その技をやってくれ!!!!!」

「でも・・なんで・・・」

「砂嵐・・だ!!!!」

「・・・!!!わかったわ」

セイラは、ハハコモリに向く

「無駄だぜ?俺は、お前が攻撃してくる前に攻撃をする」

「・・・“グラスミキサー”!!!!!!!」

「!?」

驚くのも無理はない、セイラは、技を当てようとはしていない・・

そう、相手に『攻撃はしていない』んだからよ!!

「・・・?」

相手が、不審に思い始またとき

ザァァァァ

砂が、グラスミキサーによって砂嵐状態になる

「!?!?!?」

相手から・・・見えていないな?

よし!!!行くぜ!!!!!!!



相手が、しびれを切らした

「くそ!!!!!!!」

セイラに、攻撃を仕掛ける

回転が止まる

「ライ!!!!!!!今よ!!!」

「!?」

「OK!!!!!!」

「ふ、ふん!気をそらそうとしたわけだが無駄だったな。10万ボルトは、力を貯めて使わなければならない」

「けど・・・その前に、“充電”してけば・・いい話だろ?」

バチバチッ

「な!!!!」

「“10万ボルト”!!!!!!!!!!!!」

ドカァァァン

大きな、爆発が起きる・・・

煙が晴れた先には・・・ハハコモリが倒れていた

「砂嵐が終わっちまったんなら・・自分で“おこせばいい”。そのあいだに、俺は充電を完了していたわけだ」

「・・・お前の作戦は・・・すごいな・・・。名前は?」

ったく・・・いったはずなんだが・・・

ま、一応覚えてもらっとくか!

「俺は、ライ。人間からポケモンになっちまった、ただのピカチュウさ」

「そうか・・・・」

ハハコモリは、そこで力尽きた


ーギルドー

「すごいわね!!お尋ね者を捕まえてくるなんて」

「あ、ありがとうっス、師匠」

あのあと、2匹をギルドに連れ帰り

セカイイチを届けた

「へー、グラスミキサーで砂嵐・・おもろい発想ね」

「本当、すごかったわよライ」

「サンキュー、セイラ」

なんとか、最初の修行は終えた・・

さあ、明日はどんなことが待っているんだろな!!!!

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