10話 恋愛×故郷×告白 中編(後)

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読了時間目安:7分
「紫苑、頑張ったな。」
空の声が聞こえる・・・
「よぉーし、マサラタウンいこうぜ!!」
なんで、私の気持ちが伝わらないの?
「紫苑、どうした?」
私は、あなたのことが・・・


ここで、意識が・・・・



「ハッ!!・・・夢?」
レッド達御一行は、ポケモンセンターで休んでいた。紫苑はあの後の記憶を思い出した。
「そっか、私、あの後倒れたのか…」
「紫苑、おはようぉ」
この、聞きなれた声の主は・・・空だった。
「おはよう、空」
「体、もう大丈夫なのか?」
「えぇ、まぁね」
「空、紫苑おはよう」
ここで、レッドも起きた。
「そういや、寝言でずっと俺の名前読んでたけどなんだったんだ?」
え?寝言で空の名前を?レッドはにやけている。
「///」
紫苑の顔が一気に赤くなった。
「いや・・・ちょっと///」
「そうか、だったらいいけど・・・」
レッドは、空の鈍感さに驚いている。
「よぉーし、気を取り直して、マサラタウン行きましょう!!」
「あぁ、わかった、けど、今回は飛行ポケモン2匹で行くから待っててくれ。」



~10分後~
「おまたせぇ、こいつは相棒のリザードンだ!!」
カント―御三家の一匹の最終進化形である。
「プテには俺、リザードンには空と紫苑が乗ってくれ。」
レッドは、いまだににやけてる。
「レッドさん///」
「紫苑、また顔赤くなってるぞ、熱でもあるのか?」
「いや///」
「そうか(笑)」
此奴、悪魔だ・・・
「じゃあ、早く行こうぜ」






~1時間後~
「ここが、俺の故郷のマサラタウンだ、今からグリーンとブルーを読んでくるから待っててくれ。」
レッドは、幼馴染を呼びに行った。
「あの、レッドさんに危険っていわせるブルーさんって、どうゆうひとなんだろ?」
紫苑は、ワクワクしている、けれど、空を不安を隠せないでいる。
「空は、なんでそんなに不安なの?」
「だって、レッドさんは、いろいろな危険な場面に陥ってたんだよ?それより危険って・・・」
「大丈夫でしょ(笑)」
レッドが、戻ってきた、その後ろにはブルーと思われる人物がいた。
「初めまして、空君、紫苑ちゃん。」
なんか、傲慢な態度かなぁと思っていた空と紫苑はびっくりした。なぜなら・・・
ブルーは、見た目おk、性格おk、秀才、ですから・・・
「レッドさん、全然危険そうには見えないけど・・・」
「見た目で勘違いしちゃだめだ・・・」
「そういや、グリーンさんは?」
「仕事でいないわよ」
ブルーの声は美声だった・・・・
「単刀直入に聞くけど、二人は付き合ってるのかしら?」
「違います///」
「違うよォ」
また、紫苑だけ顔を赤くした・・・
「ふ~ん、なるほどそういう状況ね♪」
ブルーは納得している。ここで、紫苑が仕返しに来た。
「そうゆう、ブルーさんってレッドさんと付き合ってるんですか?(怒)」
「///」
「んなわけないだろ(笑)」

あれ?これって?私と同じ状況?

しかも、レッドさん、人には敏感で自分には鈍感な人?

「ブルーさん、似た者同士仲良くやりましょう・・・」
「そうね・・・」

「「???」」

「あ!!泊まる場所どうするんですか?」
空が話題を変えた。空グッジョブ!!
「紫苑ちゃんは、私の家、空君がレッドの家でいいんじゃない?」
「わかった、今、親に交渉してくる。」



~8分後~
「いいけど、ついでに、私の家でみんなで晩御飯食べましょだって」
「レッド!!叔母さんのカレー食べれる?」
「あぁ」
「やったぁぁぁぁ!!」
ブルーがめっちゃ喜んでいる。
「そんなにもおいしいんですか?」
「叔母さんのカレーは世界一~~~」
「ブルーさん・・・」
紫苑は、ジト目でブルーを見てる、けど、そんなことを気にせず
「♪♪♪」
という状況だった。
「まぁ、夜まで自由行動!!解散!!」

~ブルー宅~
「案外片付いてますね。」
「私も一応女だからね♪」
ブルーは、変なものを取り出した・・・なんだこれ?薬品?
「ちょっと、これ飲んでみて?」
「え?なん・・・ってええええええええええ!!」
「いいから、早く実験台になりなさい♪」
レッドが、危険って言わせる理由がわかった、これは危険すぎる・・・
「これは、好きな人に正直になってしまう薬よ!!」
『好きな人』で紫苑の足が止まった。
「ブルーさんってレッドさんのこと好きなんですか?」
「えぇ、まぁね、そうゆう紫苑ちゃんは空君の事が好きなの?」
「はい・・・」
「いっそ、告白してみたら?」
「そんな///」
「私は、今日の夜レッドに告白するの・・・」
「そうですか・・・」
「だから・・・・」
「だから?」
「この薬を飲んで!!」
「同情した自分が馬鹿だった!!」


~レッド宅~
「空お前は、紫苑の事をどう思っている?」
「どうって、大切な幼馴染だし、心の支えになってくれた人ですが?」
「そうか・・・」
「そうゆう、レッドさんは、ブルーさんの事をどう思っているんですか?」
「う~ん、危険だけど、根はいいやつだからな、あいつは、好きだな」
無論、レッドの好きは友達としてである・・・。
「レッド~、空君~御飯よ~」
「母さん呼んでるから行くぞ。」
「ほぉーい」

~ブルー宅~
「ブルー、紫苑ちゃん、お迎えが来たわよ」
「親が呼んでるからいきましょ」
「はい・・・・」
あの後・・・
「わかりました、私告白してみます・・・」
「頑張って!!」
「はい、わかりました。」
今に至る
「紫苑ちゃん頑張ってね!!」
「はい!!」

~レッド宅~
「おばさんこんにちわ~」
「あら、ブルーちゃんに、紫苑ちゃんね、こんにちわ」
「初めまして」
「もう、レッドと、空君もこんな可愛い彼女つくちゃって」
レッドさんならともかく、空なじみ過ぎじゃない?てか、彼女?
「「違います///」」
「そんなことより、早くご飯にしましょう」
「「「「いただきまーす」」」」



~~~~~~~~~~~~~~~~~




「「「「ごちそうさまぁ」」」」
「はぁ、うまかった」
「「「おばさんのカレーは世界一~~」」」
空、紫苑、ブルーはこの有様である。味はというともう絶品としか言いようがなかった。
「それじゃ、今から、男女2組でトキワの森までデートしましょう!!」


発言大胆だな・・・

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