この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください
登場ポケモン→ ・フィーロ→ルギア ・ルタ→ハヤシガメ ・ルディナ→ポッチャマ ・ポル→ミズゴロウ
・マーニ→イーブイ ・タツミ→キュウコン(元人間) ・リオン→カイリュー
・セル→ブイゼル ・レガ→カイリュー ・ヴォーグ→ウインディ
リ『う・・・うーん・・・あれ?私・・いつの間にか寝てた・・・はっ!勝負はどうなったの!?・・・あれ?ここって・・・?』
リオンは静かに目を覚ました。どうやらあの勝負の後に倒れ込み、そのまま眠りに就いていたようだ。周りは白い天井に白いベッド、そして点滴のチューブなど如何にも病院と言った感じの風景が広がっていた。
リ『あれ?この白い屋根にこの白いベッドというと・・・ここって病室・・・?ん?』
リオンの腕には1本の点滴が繋がれていた。その点滴が大分減っていた事から、長い時間繋がれたままと言う事は簡単に伺い取れた。リオンは点滴を確認すると繋がれた腕をなるべく動かさないように静かに再びベッドに横たわる・・・しかし横たわった瞬間、リオンは何者かの雰囲気を感じ取り顔だけを入り口に向けてみると・・・
『やあ?カイリュー・・・いやリオン君、お目覚めですかな?』
リ『・・・・ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!出たぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』
『何お化けを見たみたいに叫んどるねん!!!!!僕だよ!!レガだって!!!』
リ『えっ?れ・・・レガさん・・・?何だ・・びっくりさせないでくださいよ・・・本当心臓止まるかと思いましたわ・・・。』
レガ『用事が終ってタツミの元に帰ろうとしてたら、フィーロから君が仲間になったって言うから驚いて様子見に来たんだよ。それよりももう大丈夫?何かさっきの大会で凄く一悶着あったって聞いたけど?それよりもあの大会で一悶着起こすなんて・・・大分強いみたいだな?』
リ『は・・はぁ・・・さっきの大会で結構暴れちゃいましたからね・・・それにそりゃあ私もカイリューですから、それなりに強さはありますよ!それよりもタツミさんは・・・?』
タ「あっ、目覚ましたんだね~いや~驚かせてごめんね。レガがもうそろそろ帰ってくるよなぁっと思ってたらあの大会終ってすぐに来ちゃったもんだからね。」
リ『そうだったの・・・そういえば大会は!?』
タ「リオンとポルとルタの活躍で見事に優勝!あのトレーナーは何かぶつぶつ言ってそのまま何処かに端って消えて行ってしまったから何となく後味悪いけど、取り敢えず副賞の10万円貰ってきたよ、だから今日のご飯は豪華に近くのレストランで・・・って思ったけどリオンがその状態ならちょっと延期かな?」
リ『だ・・大丈夫だって!・・・これ位・・あー痛い・・・ごめん・・・。』
レガ『まったく・・無理をするのはあまりスマートじゃないな~?それより僕だったらそんな奴瞬殺だね。』
タ「またまた~、それよりも暫くゆっくり休んでいてよ。僕は部屋にいる他のみんなのご飯とか用意しないといけないからさ、レガ付き添ってあげてて。」
レガ『えっ・・・?僕もタツミと一緒に料理の支度を・・・』
タ「幸いヴォーグも一緒に来てくれたから大丈夫。まぁ同じカイリュー同士で話でもしておいてよ!じゃあ終ったらすぐ来るから後よろしく!」
タツミは他の仲間のご飯を用意する為にそそくさと病室を出て行った。そしてその後にはレガとリオンだけが取り残された状態になっており、カイリュー2体とは中々シュールな光景が病室に広がっていた。
レガ『なんか・・・・あまり喋る事無いな・・・それにここ病室だから落ち着かないしどうしようか。』
リ『そうですね・・・・あまり良い環境じゃないですけど、私無理して倒れた身ですし取り敢えずゆっくりします。』
レガ『そうか、ならゆっくり横になってて。僕はタツミの所に行ってくるからさ・・・あっ代わりにヴォーグ寄越すから安心しててね。』
リ『・・・・レガさんってタツミさんの事、本当に大切に思ってるのですね・・・。』
レガ『当たり前でしょ・・・今の僕がこうしていられるのも、こうやって過ごせているのも、生きてるのも全てタツミのお陰だからね。じゃあ行ってくる。』
リ『そ・・・・そんなに監視体制でいないでくださいよ・・・・何もしてないのにそわそわするじゃないですか・・・。』
ヴォ『だってレガから監視しとけって言われてるから僕監視してるだけ。何か変な騒ぎ起こしたらもうそれはそれは攻撃するけど、何もしないなら動かないし攻撃しないから安心して?』
リ『なんだそりゃ・・・・全然心休まらない・・・。』
レガが病室を離れて1分後にはヴォーグが病室に入って来た。レガが部屋を出て行って即座にヴォーグが来た事によってそのあまりの速さにリオンもびっくり、どのように来たらその速さで来れるのかは気になったが取り敢えずヴォーグが最初から警戒態勢だった為その事に触れずにいた。
ヴォ『・・・・・・・・・・レガと比べるとちょっと小さい?そうでもない?』
リ『レガさんの方が幾分か身長高いんですよ。通常のカイリューは大体私くらいの大きさですし・・・ね?だからベッドも何時もよりも広く感じませんか?』
ヴォ『ふぅ~ん・・・レガと比べると幾らか小さいと言う事はそれだけレガの方が強いって事か・・・まぁ身長を聞いたからって何もないけどね?』
タ「まったく・・・レガがいきなり戻ってきたからびっくりしたわ・・・ヴォーグも頑張って看病してるか~?って、そんな監視体制でいなくても大丈夫でしょ・・しかもここ病院やで・・・?これじゃあリオンも休まらないよ・・。」
ヴォ『だって何か信用ならないし、病院だからと言って油断も出来ないからね!油断しやすい場所こそ常に警戒しとかないと!それよりもタツミはどうしたの?何かあったの?』
タ「こりゃウィング達に何か変な事吹き込まれたな・・・・えっ?あーいや、ご飯の用意できたからヴォーグを呼びに来ただけだよ。リオンの方は多分もうすぐ病院から夕食運ばれてくると思うからそれで我慢して貰えないかな・・・?」
リ『大丈夫、私の事は気にしなくても大丈夫だからゆっくりとご飯食べてきて。』
ヴォ『ご飯♪ご飯♪ね-!タツミ早く行こう!僕お腹空いた!』
タ「はいはい、わかったからそんな飛び跳ねるなって。じゃあご飯食べ終わったらまた来るからそれまでちょっと寂しいかもしれないけど・・・ご飯食べてて。」
フ『今回帰ってきたのはレガとヴォーグだけか?意外とスパイアとクラウン、スカイは帰ってこなかったのね、スカイは何となく分かる気はするけどクラウンとスパイアが帰ってこなかったのは意外だったな。』
レガとヴォーグは大会が終った数分後にタツミ達の元へと到着した。何時もはボールを転送する事によって最速で来たり帰ったりする事が出来るのだが、それが出来るのはポケモンセンターだけで、この地方は空白地帯も多く存在する事からレガは背中にヴォーグを乗せ、ジョウトからわざわざ帰ってきたと言う事らしい。
レガ『クラウンはまた戻ってきたがってたけど、ウィングに止められてね~それにスパイアも来たいって言ってたけどじゃんけんに負けちゃったから。』
ヴォ『あれ明らかにレガさんの後出しだったような気がしますけど?それに後で気付いたのでしょうけど、あの後静かにスパイアさん何処か行って木をぶん殴って来ましたからね?』
レガ『あーだからあの後右手痛そうにしてたのかー・・・まぁ終った事はどう考えても変らないから特に問題なし!それにスパイアよりも僕の方が断然役に立つからね!』
セ『何このカイリュー・・・・凄く面倒くさい・・・。』
レガ『あ?何この小さいのは?・・・えっ?ブイゼルのセルって言うの?へぇ・・・この地方のポケモンね・・・・中々あれなんだね。』
セ『タツミー・・・おいらこのポケモン怖い・・・何か良からぬ事考えてそう・・・。』
タ「はいはい、レガも子供怖がらせちゃいけないよー。あまりにも酷かったらスパイアとチェンジ!・・・っと言う事でお願いします。」
レガ『それは酷いな・・・それよりも夕ご飯にしよう!ってヴォーグ早くもかぶりつくな!!もっと行儀良く食べなさいって!』
ヴォ『だってお腹空いてたもん!レガ達の話が長いからもう僕お腹空いて我慢できなかったんだもん!良いじゃない!早い者勝ちでレガの分も食べてやるー!』
レガ『あぁぁ!!!!それ僕の分!!この野郎!!!もう許さないぞ!』
タ「良いから静かに食べなさいって!!!」
マ『本当になんなのこのカイリューとウインディ・・・もうちょっと静かに食べて貰えたら助かるのに・・・。』
タ「そうだけど何時もこんな感じだったから・・・・暫くは慣れないかもしれないけど我慢して・・・。」
ルデ『大丈夫!僕も十分騒がしくするから!うぁぁぁぁ!!!!』
ルタ『あんたのそれはただの奇声で迷惑すぎるわ!少しは黙っとき!!』
タ「何かレガとヴォーグが戻ってきたら賑やかになってしまったな・・・まぁちょっと懐かしい感じはするから良いか!さてと・・僕もさっさとご飯食べ・・・?レガ、こっちガン見してるけどどうかした?」
レガ『・・・・・・何か・・・・急に話変わるけど・・・タツミってその身体に慣れたの・・・?まぁ慣れたよね・・・だってその身体になってからもう1,2週間過ぎてるし・・・もしかして元からキュウコンだった・・??何かすんごく行動がマッチしてるって言うか人間らしさが薄れたなって思って・・。』
タ「何言いよるねん!元人間やって!・・・って言いたいけどこの姿じゃあまり説得力も無いか・・・それに、僕もこの姿に慣れてしまってるし全然元に戻る兆しが見えないから人間に戻れるのかちょっと心配・・・。」
レガ『大丈夫って。元に戻れるって、スカイとかウィングが周りに聞いて何か戻る方法はないかどうか探してたし何か情報あればすぐに連絡入れるって言ってたからそれまでだね・・・。』
タ「4足歩行とか尻尾とかはもう慣れちゃったな・・・周りと唯一違うのは人間の時の記憶がはっきりと覚えていると言う事くらいか・・・あー本当に戻れるのかなー。」
セ『でもその姿のタツミも何か良いよね!キュウコンって図鑑でしか見たこと無かったから実物こんなんなんだーって思ったし!でもタツミってちょっと違うよね?尻尾の数とか目の色とか?』
タ「流石頭良いの~そうそう、尻尾の数は8本だし目の色は通常は赤でも僕のは黒色、よく違いが分かったね?・・・ってセルは僕の人間の姿見たこと無いでしょ?」
セ『えー?でもバックに入ってる携帯?カメラ?みたいなのでタツミ達が写ってる写真見たよ-?みんな凄く笑顔だったし知らないポケモンも沢山映ってた!』
タ「あっ・・・そうか・・・まだクラウンがマグマラシでスパイアがヒトカゲ、レガがハクリューの時に全員集合で撮ったのがあったか・・・あれから大分仲間も増えたし折角この姿だし、じゃあ折角だから近い内にまた写真撮っちゃう?」
ヴォ『良いね!僕も写真を撮ってみたい!』
タ「まさかのカメラマン側!?・・・ま・・・まぁじゃあ近い内にね・・・あ、冷めるから早い所食べよ食べよ。」
夕食後、タツミ達は部屋に備え付けのテーブルの上に大きな地図を広げ、その地図に書かれている大まかな道路や町とリオンが持ってきた団体の情報を照らし合わせながら相手の居場所をある程度特定しようとしていた。しかし、この地方は広い。なので全区域を範囲にすると、とてつもない労力が掛かるため今まで行った場所はパスする事とした。
タ「一応、今まで行った場所以外ではこの地図によると・・・トバリ・カンナギ・キッサキ・ソノオ・ズイが行った事ない町となるね。ただ、ソノオの場合は恐らくスカイが通っている筈だからそこはスカイに聞くとして残りは4つ・・っとテンガン山となる。」
レガ『なるほど、僕の推測だけど恐らく人が多い所にはアジトは作らないと思うんだ。すぐに捜査が入りそうと言う事もあるし、じゃあ何処かって言うとこの田舎?かちょっと内陸に入った町とかに作りそうな気がしない?』
マ『じゃあカンナギ・ズイ・キッサキと言う事になるね・・・凄く行動範囲広い・・・。』
タ「そうなんだよな・・・恐らく奴らが動き出すまで2週間切ってる可能性もあるし・・手っ取り早く廻っていってもこのキッサキがちょっと曲者でなぁ・・・凄く距離離れてるのよ・・・。」
ヴォ『どれくらい離れてるの?大きな道路通って500キロ位とか?』
タ「えーっと・・大体・・・国道を通ったとして・・・おお!ヴォーグ凄いね、約500キロだよ。今居る地点がシンオウの中では最東端に位置する場所で、そのキッサキという場所は最北端の町だから・・移動する距離は長いよな、相当とてつもない距離を移動する事になりそうだ。」
レガ『そうだね・・・仮にあのカイリュー・・・・リオンって言うんだっけ?が持ってきた情報だと・・・約2週間以内には実験開始って書いてあるから・・・・あまり時間は無いかな?』
タ「まぁ僕達がどうこう動いたって何か影響があるとは考えにくいけどね。・・・・それにリオンが5人の人物がこの世界を救うって嘘みたいな本当の話?してきたのも気にはなるけどね~けど、5人ってのが気になると言っちゃ気になる。」
フ『5人がどういう定義なのかにもよるかも?ポケモンも含めてだったら結構有りな話かもしれないし・・・けど明らかに人数が合わないからタツミは除外されてるかも。』
タ「えぇ・・・ま、そういう事ならそういう事で済むから良いけどね。でもやっぱり気になると言っちゃ気になるから取り敢えずこの団体の組織を探してみましょ。」
レガ『その事なんだけど、一応向こうで今回の事件については調べてみた結果だけど・・・・、全国でポケモンになるような事案があまりにも急増しているって。でも、人間からポケモンなんて普通ならあり得ない話って事もあってマスコミとかは信用してないっぽい。それとも嘘みたいな本当の話みたいな感じで後日談にしてしまおうっていう相手の策略かも・・・。』
レガが調べた情報によると、人間がポケモンに変えられると言う人体実験は全国で多発している模様。それに伴い警察も捜査を開始してはいるが、その対象人物が多すぎる事で一人一人を訪ねていったりするには到底人手が足りていない状態のようだ。また、保護された元人間のポケモンが自我を失い暴れだすと言う事も不思議な事では無いらしく、警察はそっちの対応も迫られている為余計人手が足りていなくなっている状態のようだ。
タ「こりゃ・・・僕達だけの問題じゃ無さそうやね・・・昨日と今日であったあのルカリオとかウインディとかも人から変えられているみたいだったし・・・恐らくまた同じような境遇の人に出会うと思う・・・。」
レガ『やっぱりこの地方って何かそれなりに何かしら起こすには良い土地なのかな?・・でも、凄く面倒な事になってきたね・・・元はと言えばあっちが撒いた種でしょうって話だけど・・。』
タ「この地方って時空と時を司る神がいるって神話があったと思うから・・・もしかしたら時空ってところで何かしら引っかかることがあるかも・・・?」
フ『僕は一応海の神様って言われてるけど、そんなポケモンいるって聞いた事無いなー。お母さんからも聞いた事無かったしどんなポケモンなんだろう~?』
マ『きっとフィーロとは違って凄く気むずかしいポケモンだと思うよ・・・時空・・・・って・・・?』
レガ『そういえば・・・前にあいつらに操られた時もそんな事言ってた気がする。ほら、あのシートベルトとバックルって言う話!あれも何かのヒントにならないかな?』
タ「シートベルトとバックルが何らかの事情で繋がって、その時に起った衝撃もしくは入り口のお陰でこっちの世界に飛ばされてきた人がいたって話だったっけ?あの話も何か妙に納得できる話だったけど真相は分からないね。」
フ『タツミと同じくこっちの世界に飛ばされてきた人がいるって事は・・・あっちからすると実験失敗ってリオンが持ってきた資料には書いてたけどそんなにネガティブな事なのかな?僕としては仮にそれが成功してたらタツミに出会えてなかったって話で・・・そうだと、今何やってたのか想像つかない(ーー;)』
ヴォ『確かに!後ろ向きなことばかりじゃなくて前向きに考えて見ると、そのお陰でタツミと会えたって感じだね!タツミと出会えた点に関してはとても良かったけど・・あいつらから襲われなかったらもっと良かったのに!』
レガ『そうだ・・・・もし奴らが失敗してなかったらタツミと出会えてなかったと言う事で・・・・僕何してたかな・・・生きてたかな・・・・いや・・・死んでただろうな・・・。』
タ「出会えた奇跡にカンパイ・・・ってレガもそんなに落ち込まないの!結果的に出会えたんだから良いじゃない!それよりも明日中にはトバリに着きたいところ。OK?」
レガ『そうだよね・・・結果的にこうやって出会えてるし・・・大丈夫だよね・・・??了解、じゃあ空を飛ぶで・・・?』
ヴォ『いやいや、天気急変するかもしれないしここは地面で僕の背中に乗ってから優雅に移動したらどうかな~?』
マ『それ良さそう・・・このウインディって凄くフカフカしてそうだし・・・タツミの背中よりも安定感ありそう。』
ヴォ『ウインディじゃなくてヴォーグ!名前で呼んでよね!』
フ『うんうん、じゃあ明日はトバリまで行くと言う事で!今日はもうゆっくり休もう!明日からもまた大変になりそうだし!』
タ「よし、じゃあ明日はよろしくお願いします。あっリオンには僕から話しておくから・・・?レガどうした?」
レガ『いや・・・何かあのカイリューってあまり信用ならないなーって思っただけだよ、何でも無い。』
リ『・・・・・・・・よし!!これ位で今日は良いかな~?』
リオンは走っていた。基本的に病室から抜け出すのは禁止されているのだが、そんな事はお構いなしといった感じで吞気にポケモンセンターの周りをランニングして身体を慣していた。そして、その後ろをのんびりと付いてくる一つの影・・
レガ『本当無茶するな~、まだ完全に回復したわけじゃないだろうにもうこんな走り込んじゃって。バテるぞ?』
リ『バテるのはもう計算済みですよ!私も1回バテてますし、昨日の大会でもギリギリで勝てたようじゃまだまだです!どうです?レガさん、私と戦ってみませんか?』
レガ『・・・・・・・・はっ?』
リ『いえいえ、本気じゃないですよ?それにレガさんの方が強いって事は分かってますから・・・ランニングの続きしましょ?』
レガ『タツミから怒られるからあまり勝負したくなかったけど・・まぁ軽くなら戦っても良いぞ?やってみるか?』
リ『良いんですか?・・・・私負けませんよ?』
レガ『どの口が言うんだか・・・・こっちも勝負するとなると本気でやっちゃうからね?それだけは覚悟しておいてよ・・・?じゃあやろうか・・・。』
ヴォ『(うわ~・・勝負始めちゃったよ・・・この事はタツミには内緒で・・・・)』
タ「やっぱり勝負しちゃったか・・・あまり無茶するなって言ってたのにね?」
ヴォ『!?!?!?!?!?!?タ・・・タツミ・・!?どどどどどうしたの!?こんな朝早くからって・・・なんで後ろにいるの!?』
タ「だってヴォーグが出て行く時に昨日ちゃっかり着けてた鈴が鳴ったからね~・・それよりもあの2人がどんなバトルするか見守っておこう・・・。」
ヴォ『う・・うん。』
案外食料は何とかなるのですが、災害時に特に困るのはトイレと避難所での人間関係。
それに車中泊をすると思いますけど、水を飲んでたまには外に出て伸びるとエコノミー症候群になりにくいです。ペットも家族なのは分かりますが、避難所の中に入れるのはナンセンスですよ?せめてゲージに入れましょう。
案外どうにかなります、大丈夫です。