第9話 フキヨセ 口寄せ チャンプだぜ! (意味はない)

しおりが挟まっています。続きから読む場合はクリックしてください
 
ログインするとお気に入り登録や積読登録ができます
読了時間目安:9分
 どうも。『少年の、まったりアローラ攻略』の更新を一か月以上やめていて鳥肌がたった『悪戯な秋雨』です
 実は初登場ではないダイケンキ、タッチーの登場した前回に引き続き、今回も実は前に出たことあるやつです
 さて、そろそろ最終回な『チャンプイッシュ』。どうか最後までお付き合いをば









ホドモエシティ
サツキ「ヤーコンさんいませんでしたね」

龍弥「まあ、あの人貿易とかで忙しいからな。しょうがねえ」

龍弥がそう答えると、サツキがクスリと笑って答える

サツキ「では、ご主人様も、もっと働かなくてはいけませんね」

龍弥「いやいやw俺以上に働いてるやつとかいねえだろw」

サツキ「まあ。私との関係は仕事だったのですか?///」

龍弥(自分で言って自分で照れてるw)









フキヨセシティ
現在、一行はフキヨセシティで思わぬ足止めをくらっていた

龍弥「なーんでフウロさんおらへんねん」

サツキ「変な訛り方してますよ」

そう。フウロが出張のため、アローラ行きの便を出発させる事が出来ないでいるのだ

サツキ「しょうがありませんね。いくらご主人様とはいえ外国息の緊急便は出せませんから」

龍弥「ん~。しょうがねえ。明日には帰ってくんだろ?」

その問いに、受付の職員が回答する

受付「すまねえな。どこかで1泊してもらえると助かるぜ」

龍弥「おう。サンキューな」

と、そう言って龍弥たちは受付のある建物を出る。時刻は午後4時。チャンピオンロードのある山にオレンジに染まった太陽が傾き始めていた

龍弥「さーて、どうすっかねー」

と、龍弥が呟いたその時

「助けてッ!」

龍弥「!・・・聞いたか?」

サツキ「はい。しっかりと」

龍弥「向こうだな。行こう」





女の子side
私は、お使いの帰り道、近道をするためにいつも通ってる小道を通った。いつも何もなかったから、お母さんにはダメって言われてるけど、今日も通った

「おい」

そうしたら、道の途中でおじさんに声をかけられて

「お嬢ちゃん、いつもこの道通ってるんだよな?」

「お兄さんたちとイイコトしようぜ」

私が立ち止まっている間に、おじさんたちは3人になって、私の逃げ道をふさいだ

「さあ。。大丈夫だよ。怖くないから」

そう言っておじさんたちが近づいてくる

私「や、めて。来ないで」

私は怖くて、その場に座り込む

私(お母さん、ごめんなさい!ごめんなさい!約束、守らなかったからっ!)

心の中で、私はそう叫ぶ。誰にも聞こえないと分かって、涙が出る。その時、私は、自分でも無意識に叫んでいた

私「助けてッ!」

そのあと、おじさんたちの笑うような声が聞こえて、おじさんの手が伸びてきて、私の顔を・・・

???「ヴェルゼ、冷凍ビーム」

私「!」

キュイイィ・・・ヒュパンッ!

誰かが放った冷凍ビームがおじさんの腕に当たり、吹き飛ばされたおじさんは奥の方で痛そうにしている

「だ、誰だいきなり!」

おじさんの1人が、技の飛んできた方を睨みつける。そこには、3つの影があった





龍弥side
いやー、あぶねえ。もう少しでR‐18な展開になるとこだったぜ。よしよし。セーフセーフ

サツキ「割と寸前でしたけどね」

俺「心読まないでもらえるかなあ」

敵さん「おい!シカトかテメエ!答えやがれ!」

おっと、完全に放置してた。まあ、ほっとけばエンカウントもしないからいいんだが(木の上)、助けに現れた手前、だよな。取り敢えずこっから降りるか

「いよっ、と」

スタッ、と俺は地面に降りる。隣にはサツキと、うちの先鋒担当のゲノセクト、ヴェルゼが飛び降りて来た

ヴェルゼ「いんやぁ~。めんどくせぇ~んなぁ~」

俺「間延びするな。やる気なくすな。がんばれやw」

まったく、なんで俺のパーティってこんなんばっかなん?

サツキ「それには私も入っているのですか?」

龍弥「だから心読むのやめてもらえませんかねぇ」

はあ。ま、いっか

龍弥「俺は龍弥。通りすがりのトレーナーだ」

敵さん「ああ?!なめてんのかテメエ!ただのトレーナーの分際で、俺たちにちょっかいかけてんじゃねえぞ!?俺たちが誰だかわかってんのか?!」

おーおー。怖い怖い(笑)

龍弥「分かってるに決まってんだろ、ロリコンが」

敵さん「誰がロリコンだこの野郎!」

龍弥「・・・なんてな。オーベムやらシンボラーやらと結託して売春行為をやってるって連中がいたのは知ってるが、お目にかかれて光栄だよ。そして死ね」

敵さん「知ってんだったら、これ以上聞く必要もなさそうだな!やっちまえお前ら!」

ん~、過去の報告通り、オーベム登場。想定内もいいところだな

ヴェルゼ「でぇ~?ど~すんねんなぁ~?」

龍弥「適当にやっても勝てるだろ。あの子の確保を優先しつつ撹乱。サツキは・・・何もしなくていいか」

ヴェルゼ「りょ~~~か~い、んなぁ~」

サツキ「承知いたしました」










結果を見れば、いや、過程からしてヴェルゼの圧勝であった。速度を生かした撹乱作戦により相手はろくに技も当てられず、そのまま御用となったのである

サツキ「どうされますか?」

龍弥「ま、大通りにほっぽっておけば、誰か通報するでしょ。犯罪者ですって張り紙は付けとくけど」

と、そんな話をしていると、女の子が龍弥に寄ってきた

女の子「あ、あの、助けてくれて、ありがとうございます」

ペコリとお辞儀をした女の子は、顔を上げるとそのまま走り去ってしまった

サツキ「あら。ご主人様が怖かったのでしょうか」

龍弥「おい、やめろよそういうこと言うの。信じるだろうが」

ヴェルゼ「んでぇ~?これからどうするんなぁ~?」

龍弥「ま、宿決めだろうな。とっとと寝てえわ」

こうして、夜は更ける・・・











翌日・・・
ザーザー

龍弥「いやー、快晴だな」

宿の部屋の椅子に深く腰掛け、片手に紅茶の入ったカップをもって、滝のように水の流れる窓を見ながら龍弥はそう呟く

サツキ「現実を見てくださいご主人様」

そう突っ込むサツキ。電源を入れてあるテレビから、キャスターの声が聞こえる

キャスター「・・・は、イッシュ地方全域で、未曽有の大雨となっています。不要な外出、ポケモンバトルを避け、屋内等の安全な場所への避難・・・」

そう。現在のイッシュ地方、積乱雲により特別警報発令レベルの大雨である

龍弥「・・・ありえなくないすか?」

そう呟く、龍弥だった









また翌日・・・
フウロ「やっほー!お久しぶり!昨日は飛んであげられなくてごめんね?また何かお願い聞いてあげるから、手打ちってことで!」

龍弥「あー、いいですって。不可抗力ですから」

フウロは龍弥の言葉に顔を明るくする

フウロ「ほんとっ!?ありがとっ!じゃあ、早速飛ぶから、準備できたら来てね。あ、受付は済ませといてね?」

フウロはそう言って、飛行場の方へ走っていった。龍弥はその背中を見送った後、受付の方へ行く

受付「おう。兄ちゃん、おはよう」

相変わらずの接客方法で、受付のおっさんは白い歯をニカッとのぞかせる

龍弥「お、おはようおっちゃん」

龍弥もその挨拶に答える

受付「お、そう言えば、兄ちゃん宛に届け物がきてるんだ」

龍弥「届け物?」

受付「おう。ちょっと待ってろ」

おっさんは、それだけ言うと荷物を保管している倉庫へ引っ込む。しばらくして、小さめの花束をもって来た

龍弥「これは・・・グラデシアの花、か?」

受付「そうだな。今日の朝早くに、女の子がきて龍弥って人に渡してくれって来てたぞ。何したんだ?とは聞かんがな」

龍弥「なあ、サツキ」

龍弥はひそひそとサツキに話しかける

サツキ「はい。なんでしょうか」

龍弥「俺、あの子に名前教えたっけ」

サツキ「敵の方に対して名乗っていたではないですか。多分それを覚えていたんだと思います。通りすがりのトレーナー、というところから、ココを使うと予測もしたでしょうし」

龍弥「優秀な人材だな」

サツキ「スカウトしますか?」

龍弥「いや、お前いるし問題ないだろ」

龍弥は即答する。刹那、サツキの頬が少しだけ赤くなった、気がした

受付「ま、貰ってってくれ」

そう言って受付のおっさんは花束を龍弥に渡す

龍弥「大事にするって伝えてくれ」

その言葉に、受付のおっさんはまたもニカッと笑う

受付「任せとけ!」





龍弥「んじゃ、飛んでくれ」

フウロ「はーい!乗客の皆様は、シートベルトをおしめくださーい!当機はこれよーり、離陸いたしまーす!」

おっさん「気をつけろよー!」

サツキ「お世話になりました」

シュゴオオォォォォオオオーーー・・・

こうして、龍弥を乗せた飛行機は、フキヨセシティを飛び立った。受付のおっさんは、その光を見送り、誰にも聞こえない声で

受付「娘を助けてくれて、ありがとうな」ニカッ














フウロ「そろそろ着くよー」

サツキ「ご主人様。下見てください。海がきれいですよ」

龍弥「ん~?寝てんだーから・・・おお、確かにきれいだな」

フウロ「ではー、これより着陸いたしまーす!」

その言葉を合図にタイヤが地面につき、回転を止めて・・・

スタッ

龍弥「ア、ローーーーーーーーラッ!!!」

龍弥たちは、アローラに降り立ったのである








 と、着陸したところで今回は終わりです
 私事なんですが、最近知り合いにアルファサファイアを渡されまして、アスの色違いを出せ、と。最近はソシャゲのリセマラが横行したりなんだかんだですが、これよりつらいリセマラは無いんじゃないでしょうか?(笑)しかも未攻略のせいで無駄に時間を食う、というね
 まあ、そんなこんなで次回もお会いしましょい。それまでの皆様に幸せを。ベストウィッシュ!

読了報告

 この作品を読了した記録ができるとともに、作者に読了したことを匿名で伝えます。

 ログインすると読了報告できます。

感想フォーム

 ログインすると感想を書くことができます。

感想

感想の読み込みに失敗しました。

 この作品は感想が書かれていません。