今回は、発表会。
律花「セレナ、サトシにアピールするチャンスだよ。」
セレナ「よけいなおせわ!」
私「ただいまより、発表会を開催します。」
私は、ステージのような岩の上に立って言った。
私「まずは、セレナ!」
セレナ「テールナー、ヤンチャム、ニンフィア、いくよ!」
テールナー『うん!』
ヤンチャム『あぁ!』
ニンフィア『はい!』
賑やかな発表会のはじまりはじまり
発表会は、順調に進んでいった。
セレナ達のパフォーマンス。
みんないきぴったりで、すごかった。
そしてなにより、セレナが元気になってよかった。
セレナ、一人で悩んじゃだめだよ。
シトロンの発明の発表。
いつも、
「科学の力ってすげぇェェェェェ」
って言ってるサトシを少し呆れていたけど、実際に見ると、やっぱりすごい。
サトシと一緒に、
「「科学の力ってすげぇェェェェェ」」
って言っちゃってた。
でも、発明が爆発するといういつものハプニングが起きたけど・・・。
私達の演奏。
みんな、
「きれいな音色。」
とか言いながら、目を閉じて聞いていた。
そのことが、すごく嬉しかった。
このままずっと弾いていたいくらいだった。
シトロン「これで、全員終わりましたね。」
セレナ/優花「「えぇ/うん」」
私「待って。」
私は、みんなに言った。
シトロン「何でしょう?」
私「最後に歌わせてもらってもいい?」
ユリーカ「えっ!律花歌ってくれるの?」
私「うん!」
ユリーカ「ユリーカ聞きたい!」
デデンネ『私も!』
プニちゃん『聞きたいな。』
サトシ「オレも!」
ピカチュウ『僕も!』
シトロン「僕も聞きたいです!」
セレナ「私も!」
優花「もちろん私も!律花の歌声きれいだもんね。」
私「ありがとう優花。」
そして、私はラストに歌うことになった。
私はステージの上に立つ。
うっ・・・緊張する。
すぅ~~~~~
私は息を吸い込む。
♪~♪~♪~♪~♪~♪
みんなに想いを伝えるように一生懸命歌う。
♪~♪~♪~♪~♪~♪
~サトシside~
♪~♪~♪~♪~♪~♪
何てきれいな歌声なんだろう。
その歌声は、オーロラのように美しく、一つ一つの言葉に感情がこもっていた。
何だか聞いていると、心が癒されるような気がした。
ふと、周りに目をやると、野性のポケモン達も集まってきていた。
律花の周りがきらめきだす。
まるで、天使が歌っているようだった。
~律花side~
♪~♪~♪~♪~♪~♪
歌い終わった。いつのまにか、周りに野生のポケモン達がたくさん。
パチパチパチ
拍手が沸き起こる。
ユリーカ「律花、すごかったよ!」
シトロン「すごくきれいな歌声でした!」
セレナ「ちょっと羨ましいかも・・・」
サトシ「心が癒されるような気がした。」
ピカチュウ『うん。すごくよかった。』
デデンネ『zzz・・・』
プニちゃん『zzz・・・』
優花「よかったね!律花。」
私「うん!」
キラーン
その瞬間、私達の体が光りだした。
このことが何を意味するか、私はすぐ分かった。
私「私達、帰らないといけないみたい。」
優花「・・・」コク
優花も頷く。
ユリーカ「えっ!?帰っちゃうの?」
私/優花「「うん・・・」」
サトシ「そうなのか。」
シトロン「寂しくなりますね。」
セレナ「そうね。」
デデンネ『うん・・・』
ピカチュウ『もっと一緒にいたかった。』
プニちゃん『あぁ。』
みんな俯いている。
でも、こんなときこそ笑顔でなくちゃ。
私「でも、絶対また会えるよ。」
サトシ「・・・そうだな。」
セレナ「うん・・・寂しいけど、またいつか会えるよね。」
シトロン「そうですよ。」
ユリーカ「うん。」
デデンネ『またいつか・・・』
ピカチュウ『会えるよね!』
プニちゃん『・・・』コク
優花「みんな、離れ離れでも心は繋がっている。このこと、忘れないでね。」
私「みんな、またいつか会おう。」
私達は、光に包まれた。
さようなら・・・そして、また会おうね。
気がつくと、そこは自分の部屋だった。
ベッドの上にいた。
もう朝で、辺りは明るい。
あれは、夢だったのだろうか?
でも、すぐ本当にあったんだと思った。
私の横には、ユリーカと作った花かんむりがあった。
~どこかの世界のどこかの城~
そこには、一人の女性がいた。
椅子に座り、水晶を見つめている。
そこに映っているのは、律花と優花だった。
???「後は任せましたよ。律花、優花・・・」
こんにちは。ドリームズです。
何だか、律花が目立ってしまいました。
あっ!これ終わりじゃないですよ。まだありますからね。
それじゃあ、これからもあなたのためにをよろしくお願いします。