第18話 【D】マークの意味

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そして、トラックに揺られること30分はたっただろう

トラックが止まりラルドは【D】のマークのやつらにアジト?と思われる場所に連れて行かれた

「ここに入ってろ!」

ラルドはつかまれていたためなげられた

「痛!なにすんだよ!」

そう反抗したが、その男はどこかに行ってしまった

ラルドがほおリ込まれた場所は、薄暗くじめじめしていて、2畳ほどの小さな牢屋だった

(よし、これで潜入できたな)

ラルドはそう思った

幸いにラルドのポケモンを取り上げる検査をしなかったため

ラグたちがいないのと、ゲイトを持っていることがばれなかった

(ここからどうやって脱出しようか・・・)

前の牢屋には誰もいなかったため、誰にもか気づかれず脱走をすることは出来た

しかし、窓など外に出る場所が、牢のあみを通り越すしかなかった

(まずいな・・・このままじゃ本当につかまっちまうぞ)

そう思って5分後、【D】のマークの男がやってきた

「小僧こっちにこい、ボスがお待ちだ」

(ボスだと)

ラルドはそう思いながらも、男のほうへ向かった

牢屋を出て10分ほど歩いたころ、ある部屋に入らされた

手錠はかけておらず、部屋にはラルドとボスしかいなかった

「お前がラルドか・・・」

そのボスとやらは、イスの背もたれをこちらに向けて話していたため、顔が見えなかった

「そうだ・・・」

「お前、なかなかの実力を持っている・・・我が【ダーク団】に入らないか」

(ダーク団・・・これがあいつらの名前か)

そう思っているうちにボスがもう一度聞いてきた

「俺は、入るつもりはない」

ラルドはきっぱりと断った

「そうか・・・そう言うと思ったよ。ならばお前を帰すことはできないな」

「俺をどうするつもりだ」

「簡単なこと、ここでお前をこの世から消し去ると言うことだ」

ボスはなぜか、遠まわしに言った

「やるか」

ラルドは腰のボールに手をかけた

「そうあせるな、お前の相手は現在調整中だ。お前は牢屋で待っていろ」

そう言うと、部屋に団員が入ってきて、同じ牢屋にラルドは戻された

(いったいどうするつもりなんだ)

そう思うもまずは牢屋から出ることを先決に考えた

そしてラルドはひとつの考えを出した

その考えが出来た時に、団員がやってきた

「こっちにこい、ボスのポケモンがお待ちだ」

ラルドはいわれるがままに、団員のほうへ向かった

そのときである、ラルドは団員に捕まれる前に、ゲイトを出した

「ゲイト!れいとうビーム!」

れいとうビームは団員に当たり、団員は凍ってしまった

「よし、行くぞゲイト」

ラルドはこうして脱走を始めた

ラルドは道を覚えるのがなぜか得意なため、つれてこられるときの道をまっすぐ戻っていった

「よし、もう少しで出口だ」

ラルドが出口の光を見つけてそういった

外にラルドが出た

「なに!」

ラルドは出たとたんに驚いた

そこにはあのサンダーがいたのだから

「やはり逃げ出してきたか・・・」

そこにはあのボスがいた

顔は少し四天王のキクコのような年齢の顔の男だった

「お前、いったいどうしてここに。それになぜサンダーが」

ラルドがそう聞くと

「サンダーなど簡単に捕まえられる。それよりラルド

約束したバトルを始めるぞ。サンダー!かみなり」

サンダーはボスの言うとおりにかみなりをしてきた

「くっ」

かみなりはラルドに向かってきたため、ラルドはかみなりをかわした

「こうなったらあのときの仕返しをしてやるぜ」

再びサンダーとの戦いが始まるのだった・・・

第18話終了第19話に続く・・・

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