day1

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のんびりとボーっと読めるような作品を目指しています(謎)
あれ?ここは?・・・そうか、なんかよく分からないけど横断歩道渡ろうとしてたら悲鳴が聞こえてそれからの記憶が全くない。あまり痛い感じは無かったんだけど多分相当な速度で突っ込まれたんだろうなと直感で分かる。目を開けようとしても中々開かないし、体中が痛いのは多分その時の後遺症なのだろう・・・。

ん?痛みを感じるって事はまだ生きてるって事??えっ?これって会社行かないといけないパターンだったりする??今日は確か大事な会議がある日でもあるし、これ休み取ったら上司から色々と小言謂われるパターンだったりするの??病気でも有給取らしてくれない会社が車に轢かれましたから休みますって言ったら絶対に仮病扱いするだろうな・・・

???「あっ、しまった。この人はまだあれだったぞ??その適当な時期が来てないのに連れて来てしまった・・・恐らくあの人と一緒にこっちに来ちゃった人なのか・・・どうするか。」

なんかさっきから悪びれもせずにそんな事言ってるのが居ますけどどなたですかね~、ちょっと痛いけど目を開けてみましょう・・・うん、真っ白。これは絶対に現世ではないですね分かります。目の前に居るのがさっきあんな事言ってた張本人か。

???「もっとしまった・・・目覚ましたじゃないの・・・えーっとですね、急にこんな世界に連れて来られてびっくりしたでしょ?いや本当申し訳ないのですけど私の手違いで貴方までこちらの世界に連れて来てしまったんですね?・・・えっ?ここは何処ですかって?簡単に言うと冥界への入口に当たる部分です!ここから先に行くと通称あの世です。って言ってももう既にここはあの世ですけどね?ハハッ。」

何だこいつ。なんか悪びれもせずに言ってきたぞ?元はというとそっちが変な手違いで僕をこっちに連れてきたのがいけないんでしょうにね。

???「元の世界に返したいのはやまやまなのですが生憎私にはそういう力がありませんでしてね。なのでちょっと時間を頂けませんか?どうにかならないか神様に聞いてみますから・・・それまで別の世界で過ごしていてください!!それじゃあまたお会いしましょう!」

「ちょちょちょそんな遊園地のアトラクションみたいなノリで良いの!?ってか今からどの世界に行くっていうんですかぁぁぁぁぁ(穴に落ちていく)」

???「さてと・・・急いで対処しないと・・・あぁでも私の仕事も溜まってるんだった・・・よーし、私の仕事から先にしちゃおっと!!」





痛ててて・・・今までのは何だったのだろうか??夢?幻想?それとも僕の勘違い??にしては下がやたらとフカフカしてるな。僕はゆっくりと目を開けてみる。

「青い空にピーカンの太陽・・・そして下には気持ちいい位の芝生・・・ってここ何処だ?確か僕が居たのはアスファルトで覆われたビル群・・・ん?」

僕が居たのは下が芝生で遠くには湖のような水たまりのようなのがあって、木が生えてるという事はサファリパークみたいな場所。はっ?僕今どこいるのよ真面目に。ってなんか怖い気もするんですけどこれ如何に??

「取り合えず何かあるかもしれないからちょっと移動してみてっと・・・おっ、仕事用のバックとかスマホとかはある。スマホは圏外・・・何処やろここ本当に。あれって・・・もしかしてニドラン?えっ?いや~まさかねぇ・・・ってなんか空にはポッポのようなオニスズメのようなのも飛んでるけどこれ何??」

僕も一応は最初の赤緑版から最新作のソードまではやったぞ?だから少しはポケモンに詳しいですけどなんで現実に居るんです???あっ、襲ってきた・・・襲って来たぁぁぁぁ!!!

「逃げるんだよぉぉ!!!!!あっ転けた。転けたぁぁぁ!?!!やべぇぇぇぇ攻撃する気満々じゃないですかあのオニスズメ!?真面目にちょっと待ってぇぇぇ!!」

僕はバックを前に抱くように持つと急いでオニスズメの大群から避難する。見た目はまんまあのオニスズメなんだけど滅茶苦茶怖いんですけど!?これもうすぐ30になるおっさんに全速力させるんじゃないよ!あっまた転んだ。でもお陰様であいつらの視界から消えたのかさっさと行ってしまった、これなら最初から伏せておけばよかったわ・・・余計な体力を消耗してしまったじゃないか。

「まずはここから出ない事には話にならない・・・でもこれどこが出口だ??あれ?本当これどっちが北でどっちが東???迷った?やべぇ。」

いきなり人生詰んでおります。あっ一旦あの世に行ってるからもう既に詰んでるのかそうかそうか。ってそんな悠長な話している場合じゃないんですけど?取り合えず上に向かった歩いて行ってみる事にしますか・・・何か建物とか看板とかあれば良いんだけどそんな類の物が無いのよね。





「うーむ・・・全く分からない。」

僕は突然現れたベンチに腰掛けるとそう呟く。これはガチで人生詰んだかもしれん・・・ってかこれからどうすれば良いって言うんだろうか??オニスズメが居るという事はここはカントー?僕が元々居たのは九州地方だから全然違う地方に飛ばされてしまったという事か??これはまずい事になったぞ?




???『貴方も仲間外れにされたのですか?』

「・・・!?!!?!?!!!?」

いつの間にか隣にポケモンが居た・・・これやべぇかもしれん・・・マジ人生/(^o^)\

「・・・・ピンク色のミニリュウ・・・??色違い・・・??」

ミ『あっ・・やっぱり珍しいですか・・・ですよね・・・こんな色のミニリュウなんて珍しいし気持ち悪いですよね・・・。』

いきなりネガティブミニリュウと会ってしまったじゃないか・・・ってかミニリュウの色違いってピンク色なんだね。初めて知ったわ。ってかミニリュウに色違いなんて居たの??僕はそこが気になった。

「君怖くないの?こんな人間にいきなり話しかけて来て・・・危ないよ?」

ミ『私はもう仲間達からも見放されていますし、気持ち悪いとかキモイとか色々言われてるので何とも思ってません・・・どうかするならどうかしろって思います。ただ、たまたま貴方がそのベンチに座って溜息ついていたのでどうしたのかなと気になったので話しかけさせて頂きました。いつもは話しませんよ?・・・他のポケモンとか連れてますから・・・。』

「あぁ・・・そう。でも君綺麗な色してるし、それにその色とっても可愛いと思うけどなぁ~。他の仲間達は見る目が無いのかなぁ~。」

ミ『!?か・・・可愛いですか・・・???こんな私が・・・??周りのミニリュウとは全く違う私が可愛い・・・。』

なんか急にミニリュウが顔真っ赤にして照れ始めたんですけど???あっ、もしかしてこの子女の子だったりするのかな??・・・そんな事よりもこれからどうするかなぁ・・・そもそもここがポケモンの世界だとするとまず僕は無一文で定職なしのニート状態・・・当然帰る家も無いって事よね。飯より宿!ってのが一般的な旅の鉄則だからどうにかしたいんだけど、この世界の金銭だとかその他諸々なシステムが分からん。それにポケモン以外にはまだ出会ってないし・・・そもそもここに人って居るんか??

ミ『迷っているのでしたら私がご案内しますよ!ささ行きましょ!こっちです!!』

「ちょちょちょそんな袖を引っ張らなくても良いから・・・行くからちょっと待ってって。スーツが伸びるから止めてって。」

ミニリュウに引っ張られる形でベンチを立った僕は一先ず頼るものも無いしという事でミニリュウについて行ってみる。それにしても本当にこの世界はポケモンの世界だろうか・・・?そもそもポケモンなんてポケモンって会社が作ったゲームだけの世界じゃないの??違うの??うーん分からん。そんな事思っている内に何か一つの建物が見えてきた。もしかしてあれが出口???

ミ『あっ!出口が見えてきましたよ!それで・・・今から貴方はどうするのですか?もしよかったら私も』

「あっ、出口?いやめっちゃ助かったよ。本当有難う・・・ん???もしかして一緒に付いていきたいとか?うーん・・・あまり止めといたほうが良いよ?僕は君が思っている程良い人でもないし、機嫌悪くなると滅茶苦茶口悪くなるよ??それに、まだ出会って1時間も経ってないのに知らない人に付いていくのも危ないと思うけど・・・。」

ミ『・・・そんなに自分の事を卑下しないでください。私が言うのもなんですけど、貴方は私の事を可愛いって言ってくれました・・・そんな事言ってくれた人とかポケモンは初めてで・・・だから私貴方の事をもっと知りたくなりました!っというよりももっと知りたいです!!!』

「そ・・・そこまで言うなら・・・でも可愛いって言われただけで付いてくるのも危険な気もするのになぁ。分かった・・・けどあまり期待しないでね?ここで本当はモンスターボールをサッと取り出してサッと当ててゲット!って感じなんだろうけど生憎様僕はそれを持っていないものでね・・・・。さてと、じゃあその建物に入ってみようか。お邪魔しまーす。」

「おいごるぁぁぁ!!お前どこから入ったんや!!サファリボールも餌も石も全て持っていかずに挙句の旗には金すら払わずサファリパーク入りやがって!!!出ていけやゴルァ!!さもなくば警察に突き出すぞ!!!」

「すいませんでしたぁぁぁ!!!」

意外とヤバい奴が経営していたもんだ・・・って、あっ。ミニリュウも一緒に連れて来ているんだった・・・これはあのサファリパークから連れ出したって分かったら何されるか分からないから急いで逃げましょうそうしましょう。ってサファリパークがあるという事は確かここはセキチク辺りか?っとなると大分下の方に来てしまっているな・・・一先ず大都会に行ってみる事にするか。

「それよりもこれからの生活をどうするか・・・このまま無一文で行ける訳も無いし、かといってどこかでバイトとかするのも住所が無いと働けないとか住民票の関係とかで・・・ぁぁぁあ面倒。」

ミ『???そこまで悲観的にならなくても・・・どうにかなりますよ!あれでしたら私がどうにかします!!・・・って何すれば良いのかなぁ~・・・全く思い浮かばない・・・本当私って駄目なミニリュウ・・・。』

「人に卑下するなって言ってる割にはミニリュウ自身も自分の事を卑下しまくってるじゃないの。ダメダメそんな気持ちで居たら・・・。まっどうにかなるかな~、最悪野宿+水さえ確保できればどうにかなるやろ・・・バックの中に入れてた携帯食位ならばまだあるからどうにか今週はそれで行けると良いんだけど。」

僕達はこの町を出た。

そういえばミニリュウに色違いってソフト版には居ないのですってね。意外だったですなぁ。ピンクミニリュウはポケモンGOだけって聞いて謎やなって思ってます。

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