6話 シューマの話
夏休みの社会科の宿題で、地域の事を調べてまとめる課題がある。
歩と何を調べようかと通話しつつ、ポロっと名無し神社のことを調べようかな、と漏らす。
歩は自分の課題のついでに手伝うと言ってくれた。
雨濃町の図書館で資料を探し始める。中々情報が見つからないが、話を聞いていた老司書が持ってきた資料に名無し神社についての記載があった。
名無し神社は正しくは卦枯(ケガレ)神社という名前で、周囲も卦枯という地名であった。
過去になんらかの天災があり、神社が崩壊、それから放置されてしまったこと。そしてケガレという名前がよろしくないということで、添浦という地名になったことが分かる。
(もうちょっと明らかにしていいかも)
歩と別れた帰り道、目の前に裂け目が現れる。
裂け目を渡り再び「向こう側」でシューマと共にケガレと戦闘。
その中で神社の件もあり、茜音はケガレにまつわるいろんなことへの違和感を覚えだす。
「紫」の気持ちに反応し、イーブイがエーフィに進化。
シューマが願いの短冊に書いた願い事が明らかになる。
(お前になら教えてやろう、的ツンデレ感が出る)