5-1 不透明な罪の意識

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この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください



 大通りに行き交う人とポケモンの息遣いが、薄暗い裏路地まで聞こえてくる。
 ふと、通りの方を眺めると歓談している一団がいた。そのよそ者たちは道を我が物顔で闊歩している。奴らの声は大きく広がって、嫌でも耳につく。
 反対側からつまらなそうな表情をした男と葉の洋服を纏った虫ポケモン、ハハコモリが歩いて来た。大通りとはいえ、側道の幅には限りがあり彼らは肩をぶつける。
 小さく短い謝罪を互いに交わす彼ら。それから一団は何事もなかったかのようにまた楽しそうに歩き出す。ハハコモリを連れた男は、また目を伏せて去っていった。
 そんな光景を眺めていると、少し太った電気ネズミ……ピカチュウを連れた見知らぬ少女に声をかけられる。

「おーい、そこのお兄さん! 貴方が<ダスク>のハジメさん?」
「ああ……お前が届け人か。ずいぶん若いメンバーがいるのだな、義賊団<シザークロス>も」

 そう言うと、赤毛の少女は頬を膨らませる。先程の発言が気に障ったのだろう。ふっくらしたピカチュウの頬袋並みにむくれている。

「む、あたしだって立派な<シザークロス>の一員だよ。若いってだけでナメないでよね」
「それは失礼した――――約束のポケモンは」
「この子だよ!」

 ポシェットの中からモンスターボールを取り出す彼女。あまりにも無警戒に差し出すので、つい余計な一言を言ってしまう。

「……俺に、そんな簡単に託してもいいものなのだろうか。確か<シザークロス>の信念は『幸せにしてやれるトレーナーにポケモン託す』だっただろう?」
「大丈夫! きっと貴方は優しい人だもん。その子を大事に可愛がってくれる。そう思えるからあたし達<シザークロス>は貴方にその子を託すんだよ!」
「根拠は?」
「そういう質問してくるところかな」

 思わず黙りこくると、手のひらにモンスターボールを握らされる。
 ボールの中のポケモンをじっくり見てみる。その小さなポケモンはこちらをしっかりと見据えていた。
 俺の相棒になることに、既に覚悟を決めている。そんな目をしていた。

「……これから長い付き合いになるだろう。よろしく頼む」

 俺とそのポケモンのやりとりを見て、赤毛の少女は重たそうなピカチュウを頭に乗せ、はにかんでみせた。


*************************



 【スバルポケモン研究センター】を後にした俺達は、気を取り直し王都【ソウキュウ】を目指していた。

「ビー君。やっぱ綺麗だね、この景色は」

 サイドカーに座る金色の髪の彼女に言われ、俺は同意の言葉を口にする。
 俺の相棒の彼女、ヨアケ・アサヒが見つめるのは【トバリ山】を抜けた先に広がる、見渡す限りの平原。やや傾き始めた陽の光が、雲を照らし草原に影を落とす。南の荒野に比べると、山を越えただけでもずいぶん景色は変わるものだ。その草原の真ん中あたりに、目的地の王都があった。
 王都への道をサイドカーの付いたバイクを走らせる。長い平野を越えると、大きな塀と赤い屋根の街並みが見えてくる。丘の上にはそれなりに立派な白い城が建っているのも見える。ビルなどは少なく、若干古風かもしれない。だがそれが、俺の愛着のある王都【ソウキュウ】だった。
 門を抜けると、夕時の時間帯のせいかそれなりに人とポケモンが多い。まあ、ほとんどが移民や旅のトレーナーたちなのだが。【ヒンメル王国】自体もともと多民族国家だけれども、ここ数年はならず者や一旗揚げようとする奴まで、輪にかけて各地から人が押し寄せた。そのせいか門の外にもキャンプが広がり、そこは新たな区画になりつつあった。
 住む場所を作る、ということで思い出したことをヨアケに尋ねる。

「そういやヨアケ。お前、決まった拠点とかってあるのか?」
「【エレメンツ本部】を出てからは具体的な寝床はなかったよ。ポケモンセンターに泊めてもらうこともあったけど、野宿も多かったかな」
「女の一人旅でそれは危ねーな」
「あのアキラちゃんだって同じようなものじゃない?」
「アキラちゃんと違って危なっかしいんだよ、お前は」
「わかっているよ、アキラ君にもよく怒られました」
「そりゃそうだ。そういうことなら俺の住んでいる貸しアパート、確かちゃんとした空き部屋あったはずだと思うが……大家と交渉してみるか?」
「行くあてもあんまりないし、お願いしてもいいかな」
「わかった」

 提案を受け入れられたので、そのままアパートへバイクを走らせる。しばらく経った後、目的地の建物の前にたどり着く。
 サイドカーから降りたヨアケは、建物を見て小さく驚きの声を上げる。

「おお? 一階と二階、お店なんだ……!」
「一階が仕立屋で二階は美容院。どっちも俺の昔からの知り合いがやっている。俺は仕立屋の所で配達仕事の請負をさせてもらっているぞ。といっても、しばらく休業するつもりだがな」
「えー、もったいなくない? いいの?」
「捜索に専念するんなら、そのぐらいでいった方がいいだろ。それに辞める訳ではないし、アンタを届けるって仕事もある」
「ビー君……」
「仕事は仕事だ。報酬はきちんともらうからな」
「えっと、あの具体的にはいくらぐらい? 何で支払えばいいのかな?」
「ぼったくるつもりはねーし働いて返してもらうつもりもないっ……でもまだ考え中だ」
「わー、なんかハラハラするよ」

 そんなにビビらなくてもいいだろ。そう、ちょっとだけショックを受けていると突然誰かに後ろから耳を強く引っ張られた。

「痛っ、なにすんだ!」
「こらあっ!! ビドーてめぇ何処寄り道してやがった!! スカーフの代金持って逃げたのかと思ったぞ!!」
「げ、お前か」
「散々遅くなっておきながらその態度はなんだ! 連絡一つよこさないし……って、お前の服、腹のあたり破けているじゃないかコノヤロー……コート貸せ! ハハコモリ、頼んだ!」

 そう言って俺のコートを奪ったのは、俺のよく知るところの人物だった。そいつの手持ちの黄緑の葉っぱを纏った虫ポケモンのハハコモリが、器用に糸を操り俺のコートの穴を縫っていく。
 きょとんとしているヨアケに、彼の紹介をする。

「ヨアケ、このチャラそうなのはチギヨ。仕立屋の店主で貸しアパートの大家でもある」
「チャラそうって心外だな……っておい? ビドー、なんでこの人がここに居る? 知り合いなのか?」
「つい最近知り合ったばかりだが……チギヨこそ知っているのか、ヨアケのこと?」

 ドロバンコの尻尾のような、後ろでひとまとまりにした黒茶の髪を揺らしてチギヨは得意気に言った。

「知っているも何も、アサヒさんのその服仕立てたのは俺だぜ?」
「その節はどうもー、チギヨさん。この服愛用しているよ」
「おお! そりゃよかった」

 少々複雑な気持ちになりつつも、案件を持ちかける好機だと俺はチギヨに切り出してみる。上手く話が進めばいいんだが。

「二人とも知った顔だったのか……それなら話は早い。チギヨ、アパートの部屋、まだ空いているか?」
「空いているけど、それがどうした……ってまさか」
「まさかってなんだよ。ヨアケが拠点を探していてだな。使わせてやれねえか?」
「俺は反対しないけどよ……ユーリィが何ていうかねえ……」

 ユーリィの名前にヨアケが反応する。それも嬉しそうに。

「わあ、ユーリィさんもここに住んでいるんだ!」
「お前、アイツとも知り合いなんかいっ」
「うん。【エレメンツ本部】に住んでいるみんなは、時々出張してくる仕立屋のチギヨさんと美容師のユーリィさんにお世話になっていたんだ。いやあその二人がまさか同じところに住んでいるとは」
「あー、そういやチギヨもユーリィも時々店を留守にしていると思ったら、そういうことだったのか」

 あいつら留守にするとき、どこに何しに行っているとか教えてくれなかった気が……いや、俺が今まで聞こうとしなかっただけか。
 俺とヨアケの話が一区切りしたタイミングで、チギヨが咳払いを一つして俺らの注目を集める。それから、やけに神妙な顔で俺ら二人に尋ねた。

「で、ビドーとアサヒさん。お前ら二人はどんな関係なんだ?」

 チギヨの意図を把握するのに、少々時間がかかった。ヨアケも慎重に言葉を選んでいるようである。俺は、下手に誤魔化すより正直に言った方がいいと判断した。

「俺とヨアケは、指名手配中のヤミナベ・ユウヅキを捕まえるために、先日相棒になった。ただそれだけだ」
「相棒って……仕事はどうするんだよ? うちと連携している限りは休業とかは許さねえぞ?」
「ダメか……?」
「上目遣いで見てもダメだ。どうしてもやりたいなら両立しろ。あと、アサヒさん、ビドーはどのくらいアサヒさんの事情を知っている?」

 チギヨは、ヨアケに確認を取る。ヨアケは慎重に言葉を紡ぐ。

「私とユウヅキが、事件の前後にギラティナの遺跡に居たこと、事件に関わっている可能性が高いけど、私にはその記憶がないこと、私は<エレメンツ>のみんなに保護され、そのことを他人には聞かれるまで秘密にしておくように頼まれていたこと……かな」
「……うん、だいたい分かった。アサヒさん、部外者の俺が口出すことじゃないのはわかっている。だけど、ビドーと一緒に行動するのなら……そうすると決めたのなら<エレメンツ>内でのアサヒさんの立場とか、ちゃんとビドーに話しておいた方がいい」

 俺はそのチギヨの意見に少なからず衝撃を覚えていた。何故なら俺は、互いのことは言いたくないことがあれば言わなくてもいいと思っていたのだ。
 つまり俺は、ヨアケの<エレメンツ>内での立場とか考えたことがなかった。ある意味ヨアケやソテツ、ガーベラの言葉を鵜呑みにしていたのである。
 確かに、俺とヨアケはお互い協力することを望んだ。だがそれは、両者は深く干渉しすぎることはしないものだと考えていた。
 詮索しないといえば聞こえはいいのかもしれない。でもある意味では、関心がなかったのだろう。興味がなかったのだろう。
 どういう関係とかそれ以前の問題だ……それでは以前の俺と変わりない。

「……ヨアケ」
「……ビー君」
「教えてくれ。言える範囲でいいから、お前の事を俺に教えてくれないか」
「わかった。教えるよ」

 そういって彼女は仕方なさげにため息をひとつつき、微笑んだ。


*************************


 ヨアケとチギヨと俺は、三階の共有スペースのテーブルを囲んでいた。何故チギヨまで来ているのかと言うと、「俺も聞いておきたいから」ということだった。店番はチギヨのハハコモリがしてくれているので心配はないそうだ。すげーなハハコモリ。
 成り行きで話をすることになったが、これはいい機会なのかもしれない。
 ヨアケは彼女の手持ちのドーブルを抱き、そいつの頭の上に顎を置いて話を始めた。ちなみに俺もリオルで同じことをやろうとしたら、リオルに断固拒否と言わんばかりに振り払われ脛を蹴られた。それ以後リオルは部屋の隅でこちらの様子を伺っている。

「それじゃさっき話題になった、お前の<エレメンツ>での立場ってやつを教えてくれないか?」
「オーケー。と言っても、<エレメンツ>内での私の立ち位置はちょっと複雑なんだよね」
「複雑、か……ソテツやガーベラとは仲間だって、家族のような関係って言っていたが、それは本当なのか?」
「嘘ではないよ。でも正確ではないかな」

 目を伏せ、彼女は苦笑交じりに言った。

「私は、決して皆に赦されてはいないんだ」

 「当たり前のことなんだけどね」と、ヨアケは自嘲する。見かねたチギヨが口を挟もうとしたのを、ヨアケは制止した。あくまでも自分から話す、という彼女なりの意思表示だった。

「私は憶えてないのだけれども、<エレメンツ>はギラティナの遺跡に私とユウヅキが行っていたのを目撃証言から割り出した。私は彼らに保護されたけど、保護っていうよりは疑われて監視下に置かれているって感じなのかな」
「そういや、なんで疑われているんだ。遺跡に行っただけだろうお前は?」
「……だって、それは神隠しだよ。よそ者が神様と呼ばれたポケモンの遺跡に行って、事件が起きた。ギラティナを怒らせたとみられても、そのせいで“闇隠し”が起きたと思われても仕方がないよ」
「い、言いがかりじゃねーか!」
「ありがとうビー君……でも実際その可能性が一番高いのは、レイン所長率いる<スバル>の皆さんの調査で証明されちゃったけどね」
「それはっ……そうだけどよ……」

 やり場のない感情を抱えていると、チギヨが呆れつつ俺を見る。

「言いがかりでも事実でも、なんでもいいから何かのせいにでもしないとやっていられなかったんだよ。それは<エレメンツ>に限らず一般人の俺もだし、てめえも入っているんだぜビドー?」
「俺も?」
「そうだ。ビドーだってラルトスを奪われたきっかけを作ったかもしれない張本人が目の前に居て、しかも共犯のもう一人に記憶が奪われている可能性が高いって言われたら、その気がなくてもムカつくだろ?」
「……ヨアケだって、巻き込まれた側だろうが」
「それについては言い切れないけどな。まあ、記憶があったにしろなかったにしろ、アサヒさんが遺跡に居た事実を<エレメンツ>が公開しなかったのは、正しかったと思うぜ」
「そういや、お前はなんで知っているんだよ、チギヨ」
「職業柄、事情は聞きやすい立場だからとしか言いようがないがな。よく出入りしていたらなんとなくわかるさ」
「公開してなくても筒抜けじゃねえか」
「それは言ってやるな。ちなみにユーリィも知っている。つーか、アイツはさっきの話を真に受けている典型例だよ。アサヒさんのこと苦手に思っている」

 チギヨの言った「苦手」という単語にヨアケが少し落胆する。

「そうだったんだ……チギヨさん、どうしよう私、本当にここを拠点にしていいのかな……」
「アサヒさん、俺がいうのもなんだが気を使い過ぎなくてもいいと思うぜ。逆にユーリィは自分に気を使われ、引き下がられるとかもっと嫌いだろうし」
「八方塞がりだね」
「面倒くさい女なんだよ」

 “面倒くさい女”という単語に何故かリオルが眉をひそめていた。お前も結構面倒くさいところあるよな、と思って見ていたらリオルにガンを飛ばされる羽目に。

「こらチギヨさん、あとビー君も女の子に面倒くさいって思っちゃダメだよ」
「おいヨアケ、なんで俺も含まれている」
「顔に出ていたよ」

 ヨアケに同調してリオルも首を縦に振る。ヨアケの腕の中にいるドーブルは、「まったくもってしょうがない人ですね」と言わんばかりの嘲りの笑みをつくった。ドーブルの意外な一面を見たような気がした。
 ずれて来た話をチギヨが引き戻す。

「とにかくだ、俺はアサヒさんがここを拠点にするのには反対はしない。ユーリィは俺が説得しておくから、空き部屋使ってくれ」
「チギヨさん……ありがとう、ありがとうございます」
「いいって、どのみち空き部屋を持て余していたのは事実だからな。保証人はどうするアサヒさん? ビドーに頼むかい?」
「ううん。一連の報告もしたいし<エレメンツ>の誰かに頼もうかと思うよ」
「そうかいわかった。ひと段落ついたし、今はここまでしておこうぜ。部屋も片付けないといけないだろうし、俺も店に戻らないといけないからな」

 席を立ち、階段を下りるチギヨにヨアケは重ねて礼を言う。
 チギヨは手を上げひらひらと振って、姿を消していった。
 それを区切りに今日はお互い休もうという流れになった。

「今日はこのぐらいにするか。ややこしいんだよな、お前の現状。監視下に置かれている一部の記憶を喪失している者で容疑者の幼馴染、多い」
「それプラス、相棒も追加しておいて」
「そうだったな、追加しておく。また色々話聞かせてくれよな」
「ビー君の話も、だよ」
「考えておく」
「よし、微妙だけど言質とったからね?」

 言質って……まあ、いいか。


*************************


 ビー君とチギヨさんのおかげで無事に拠点が決まった夜。私は手に入れた自室でさっそく自警団<エレメンツ>のソテツ師匠へ報告の連絡を入れた。
 <スバルポケモン研究センター>の皆さんが行っていた研究内容とユウヅキが盗んだモノの正体。言いそびれていた、私の知り合いのミケさんが国際警察に頼まれて動いていること。レイン所長から頼まれた隕石探しの件、それから私がビー君と組んでユウヅキを追うと、捕まえるために追いかけると決めたこと。拠点の保証人と言い、とにかく話すことは多かった。

『……はー、オイラと別れてから一日でいっぱい動きがあったね。お疲れ様アサヒちゃん。保証人の件はトウギリに動いてもらうから……そうだな、【カフェエナジー】で待ち合わせてくれ。たぶんアサヒちゃんは初めて行くところだろうから、ホームページのURLをメールで送っておくよ』
「了解ですソテツ師匠。夜分にすみません」
『いや、逆に報告はしてもらわなきゃ困る。それと、もう師匠じゃないけどね』
「……それでも私にとって、貴方は師匠だよ」
『だったら、オイラの教えた笑顔体操忘れないでよね? アサヒちゃんはどんな時でも笑っていないと――――老けちゃうよ?』
「ふふ、そうですね」
『はは、それでいいのだよ。アサヒちゃんが笑ってくれなければ困るのはオイラだから。隕石の件もデイジーに調査を頼んでおく。ギラティナが“闇隠し”に関わっている可能性が高くなった以上、“赤い鎖”はどこかで必ずいるはずだから』
「お願いします」

 一通りやり取りを終えたので話を畳もうとしたら、ソテツ師匠はもう一つ、と言葉を続けた。

『これだけは言わせてくれ。オイラはアサヒちゃんがどういう道を歩もうが止めるつもりはない。ただ笑っていてくれさえすれば、それでいい』
「ハードル高いですよ」
『心の底から笑えとは言わんよ。ただ苦境に立っても自分が可哀そうな奴だという顔だけはするな。アサヒちゃんは可哀そうでもなんでもないのだから』
「……心に刻んでおきます」
『うむ、ビドー君と仲良くね。それじゃあ、また』
「はい、また」

 通話を終え、ソテツ師匠の言葉を噛みしめる。
 私はどこかで、なんで自分がこんな目に合わなければという気持ちを少なからず抱えていたのかもしれない。
 でも彼の言う通りなのだ。私は決して被害者ではない。可哀そうでもなんでもないのだ。
 “闇隠し事件”に関わっている以上は、私は、私達は紛れもなく、加害者なのだから。

 だから一緒に責任を取りたいのに……ユウヅキ、貴方は今どこにいるの?


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