ヒーロー誕生の秘話?

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読了時間目安:16分

この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

光の仮面と闇の仮面物語
それは今から5年前ぐらいになる。
ヒーローズシティーにいきなり現れたテロ集団、街の建物を壊して暴れ回り人々を恐怖のドン底に突き落とし街の人達は絶望しかありませんでした。
そんな時2人の若者が現れました。
1人は黒い髪でツノが一本生えてる仮面をつけていて、もう1人は明るい髪で二本ツノが生えている仮面をつけていました。
2人は街の人達がちっとも敵わなかったテロ集団達をあっという間に倒してしまい、さらには絶望で心が壊れかけていた街の人達に救いの言葉を言いました。

「諦めるな、もう大丈夫だ、助けに来た。」

その言葉を聞くと街の人達に希望が満ちて、自分達を助けてくれている2人に街のみんなが加勢して、テロ集団供を全員倒しました。
こうしてヒーローズシティーに平和が訪れました。
                おしまい

「てな感じがこの街に言い伝わってる闇の仮面と光の仮面のお話だね!」

何故こんな話を聞いているかって?
それは少し時間を遡らなければいけない。
少し前、ゾロアーク達と合流するため広場にいた所いきなり見知らぬ女性がトラとコウの事を光の仮面と闇の仮面と言い、トラとコウは急いでその女性を連れ去った。
そしてトラとコウがこのヒーローズシティーが作られるきっかけになったヒーロー光の仮面と闇の仮面だというのがわかった。
これが前回までの話し、その後は少しごちゃごちゃしててあまり覚えていないが、スミレが2人にガンガン質問攻めをしてトラとコウがそれを嫌がり、逃げ出してしまい2人を追いかけて街中を駆け回った。
そして見事に2人を見失った。
見失った後、近くの公園で休む事になり、ついでに自己紹介を始めた。
トラとコウを光の仮面と闇の仮面と言った女性の名前は、アコ。
聞く話によるとアコもこのヒーローズシティーでヒーローをやっているらしい。
そしてお互いに自己紹介が終わると今度はアコがスミレに質問攻めをした。
色々聞かれスミレの顔は真っ赤になっている。
その後スミレがこの街のであった光の仮面と闇の仮面のお話を軽くアコに言うと、アコは凄い勢いで話しスミレが言った話を訂正しそしてこの街での2人のお話しを話してくれた。
これが話しを聞いていた理由。

「これが本当の光の仮面と闇の仮面のお話なのか…私が聞いてたのと全然違ってた…」

「全く誰がそんな話しを言ってるでしょうね!ヒーローが街の人に自分達で戦えなんて言えるわけない!いや言わない!」

「言えない言わない関係なく、アコさん僕と一緒にヒーローやりませんか?名前はそうだなスバットマンとズバットウーマンなんてどうでしょう。」

「あ、もしかしてスバットマン知ってるんですか!いいですよね!あれ!ダークヒーロー的な感じが凄くてそれに戦い方も素晴らしくて!相棒のケビン二代目が狂人ミミッキュに殺されたのはとても悲しかったしびっくりしたしそれに…」

「え、あ、その、そうですね!面白いですね!」

あのゾロアークが女性に対してたじたじになっている。
このアコって人只者ではないな。

「アコさんはヒーローが自分でなるぐらい好きなんですね。」
「はい!大好きです!でも最初はなるつもりはなかったんでけどね…」
「え、そうなんですか?なら何でヒーローに?」
「それは…あの2人に出会ってですね…」
「トラとコウさんに?」
「はい…あの2人のおかげで今の私がいるみたいなもんですから。」

アコはどこかモジモジしながら恥ずかしそうに2人の名前を出した。
何か言いにくい事でもあるのだろうか。

「もしかしてどっちかに惚れちゃった感じ?」

「そんなんじゃあないですよ〜!そんなのでヒーローになりません〜!」

「じゃあ何でそんなにモジモジしてるの?」
「だってぇ〜今思い出すだけでもあの時の2人がかっこよくてぇ〜」

「そ、そんなに?」

「はい〜もうやばかったですよ〜私が知ってる大好きなヒーローの良い部分を全部取り出した感じでしたよ〜」

「へぇ〜それは私も見てみたかったな、それでそれがヒーローになったきっかけなの?」
「いえいえ、これだけじゃないです、もっとふか〜くてなが〜い話がありますよ。」

「え、気になる!聞かせて!聞かせて!」

「えへへ、良いですよ!あれはさっき話したお話しの通り5年前ぐらいに前の話なんですが…」

昔の私はコミュ症で誰とも関わる事が出来ず、その時友達と言えばポケモンのカゲボウズだけでした、私はいつもカゲボウズと街全体が見える誰も知らない私達だけの場所で遊んでいました。

「見て見て〜このコスチューム、かっこよくない?」

「ボウ〜」

私はよくカゲボウズにスケッチブックに書いたヒーロー達の絵や自分で考えたコスチュームを見せて自分の憧れを語ってました。

「私もこんなコスチュームを着てヒーローみたいに皆んなを助ける人になりたいなぁ〜」

「ボウ?」

「何でなりたいって?それは…ヒーローになれば友達とか出来るかもしれないから…かな…。」

「ボウ…」

「そんな悲しい目で見ないでよ〜!!私だって頑張ってるけど、いざ話すとなると…どうしても…」

「ボウ〜」スリスリ

「わぁ〜カゲボウズちょっとやめてよ〜くすぐったいよ〜」

私はこの時間が一番好きだった、誰もいない私達だけの時間、好きな事を話しそしてずっと聞いてくれていつもそばにいてくれるカゲボウズ、いつも住んでいる街を見ながら自然に囲まれ優しい風が吹き静かな場所、ここはいつも私を癒していました。
だけどそんな平穏な日常に思いもしない部外者達が入ってきました。

「カゲボウズ、このはコスチュームはどうかな?ちょっとシンプルでかっこよくない?」

「確かに結構かっこいいなこの服装。」

「!?」

いきなり私の後ろから話しかけてきてびっくりした私は前に転がり距離を取った。

「なんだなんだ?変な転がり方するなぁ、めちゃくちゃゆっくりでスローモーションかと思ったぞ。」

「だ、だ、だ、誰ですか!?」

「ん?俺か?俺の名前はトラ!よろしくな!」

「え、あ、その…そうじゃ…なくて…えっと…」

「どうした?何か喉に詰まったのか?」

「えっと…その…えぇと…」

私はトラに対して何か話そうとしたけど、言葉が全く出ない、何を言ったら良いか、何で伝えたら良いか、余計な事を言ってしまわないかと色々考えが頭に浮かんできて話す文章ができない。
そんな時カゲボウズがトラの前に出て話し出した。

「ボウ!ボウ!カゲボウ!」 

「え、この子コミュ症だからうまく人と話せないのか?そりゃ大変だな。」

私はとても驚きました、人がポケモンと話している。
私もカゲボウズが何を伝えたいのかは大体わかるけど、この人のはそれとは全く違う、言葉がわかるような感じで話している。

「も、もしかしてポケモンの言葉がわかるの?」

「ん?あぁ、わかるぜ。」

ついさっきまで頭の中はごちゃごちゃになっていたのにポケモンの言葉がわかる、その言葉を聞いて頭の中が真っ白になりそして私は無意識にトラに色々聞いていた。

「何でポケモンの言葉がわかるの?」

「ん〜生まれつきみたいなもんだな。」

「ポケモンの言葉が私達が喋るみたいにわかるの?」

「あぁ、わかるよ。」

「いいな!いいな!私もポケモンと話したいな!」

「なら俺がカゲボウズが言ってる事をお前に伝えてやるよ。」

「本当!やって!やって!」

「何だ、案外喋れるじゃないか。」

私は親が子供にすごい事を見せてるみたいにトラにすごく近づいてピョンピョン跳ねながらトラにお願いしていた。
自分でも正直驚いた、いつもはこんな事できないのに。

「ボウ!ボウ!ボウボウズ!」

「ふむふむなるほど。」

「ねぇねぇ!なんてなんて?」

「アコはいつも僕と一緒で僕はとても嬉しいけど、ほかの人間と一切関わらないのはちょっと心配って言ってるぞ。」

「もう、そんな事今言わなくてもいいでしょう。」

「それともう一つ、アコはいつも僕に優しくしてくれていつも話してくれるヒーローの話が一番好きだって言ってるぞ。」

私は何も言わずにカゲボウズをハグして頭をよしよしと優しく撫でた、カゲボウズはとても嬉しいそうだ。
その後はずっとヒーローの話をしていた、トラはずっと私の話を聞いては私と同じようにかっこいいなと目を光らせてほかのヒーローの話をもっとしてほしいとお願いしてきた。
私はとても不思議だった、初めて会った人…いや元々知っていてもこんなに話す事はできなかったのに何でトラだけにはこんなにスラスラと話せるんだろう、何でこんなに話す事が楽しいんだろう。

「それでそのヒーローわね、自分の力に常に責任を持っててね!」

「ふむふむ、それで…てどうしたいきなり。」

「え?何?」

「いや目元、涙なんか流して何か俺傷つく事で言ったかな?」

「え?」

私は自分の目元を指で触れた、すると指先に水のような感触を感じた。
私はトラと話しながら無意識に涙を流していたみたいだ。
涙を流していると気づくとその涙が溢れ出し止まらず滝のように出てきた。
そして私は今大声で泣いている。

「な、な、な、どうした!?何で泣いてる!!俺が何かしたか?謝るから許してくれ!この通り!!」

「ち、違うの…こんなに楽しく人と話す事が嬉しくってぇぇぇうぇぇぇん。」

「何だそんな事か、なら泣け!思う存分泣いて!今まで貯めてた何か色々全部吐き出してスッキリしな!」

「うぅぅぅ…うん…いっぱい泣く…ぐす…」

「うんうん、泣く子は育つてよく言うしな!アッハッハッハッハ。」

「お前は!!何女の子泣かしてるんだ!このクズ野郎!!!」

「ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

トラはいきなり後ろからドロップキックをかまされて前にかなり飛んで行った。
私はとても困惑した、何て危ない事をする人だと。
そして恐怖した、いくら知ってる仲だとしてもこれは流石に人ができる事ではないこの人はとても怖い人なんだと。
これがコウとの最初の出会いである。

「いってぇなぁ!!コウ!いきなり何するんだよ!!」

「何って…クズ野郎の根性を叩き直すためにしたんだよ!!悪いか!!」

「悪いわ!!ていうかアコを泣かしたのは俺じゃあねぇし!色々感情が高まって泣いてるだけだし!!」

「なに!?そうなのか?そこの女性。」

「ひっ…えーと…その…うっ…ひぐ…うえええええん。」

「ほら!お前が何かしたから声も出ないほど怖がってるじゃないか!!なにをしたんだよ!!」

「違うわ!お前がいきなりドロップキックをかましやがったからビビってんだろ!」

「こんな優しいお兄さんみたいな俺が怖がられる訳ないだろうが!!」

「実際怖がられてるんだろうがぁぁぁ!!」

その後は私は泣いていて何があったかは知らない、泣き止んで落ち着いて2人を見るととんでも無くボコボコになっていて私はさらに泣いた。

「なるぼど、ごの子はコミュ症でじかもちょっと涙脆いんだな。」

「涙脆いは言っでねぇだろう、それでおでと話すのがだのじいごとに気付いて泣いてたんだよ。」

2人はとても話なしにくそうに話している。
そりゃ顔がボコボコになるほど殴り合えばそうなる。

「それで、2人でこんな人気が無いところで何してたんだよ?結局。」

「ヒーローについて話し合ってたんだよ。」

「ヒーロー?あぁ、コスプレ集団のことか。」

コウが言ったその一言、私はとても腹が立った。
彼に悪気はないだろうけど好きな事を否定馬鹿にされるのはやっぱり嫌。
だけど私は彼に何も言い返せない、だってそれは現実の話ではないから、架空の話、現実でヒーローになろうとしたら多分皆んなそう思う、私も多分心のどこかでそう思う。
だから何も言い返せなかった。
コミュ症の事もあるけど。

「はぁ??全くお前はロマンがないなぁ〜いいか?確かにヒーローなんて空想上の話かもしれないけど!ロマンがあればなんでもいいんだよ!それに憧れそれに近づきたいそう言う気持ちが大切なんだよ!ロマンを追い求め無くなったらもう人としての楽しみが無くなったも同然!それがわからんかぁ!なぁ!アコもこの馬鹿に言ってやれ!」

「え、えっと…」

「悪かった悪かった、謝るからその子を巻き込んでやるな、困ってるじゃないか。」


今の私なら彼に対して馬鹿て言って熱くヒーローについて語ってると思う。
だけどこの時の私は他人に対して馬鹿なんてとても言えなかった。
ヒーローの話は熱く語ったけどね。

「ふーん、なるほどなぁ〜、このヒーローは最新技術を使って戦うのか。」

「そ、そうなんです…なんでも出来て現実的な部分もあって…面白い…ですよ?」

「確かに、これは面白いな。」

「だろ!これがもし現実であったら使ってみてぇてなるだろ!」

「あぁ、なるなこれは、特に気に入ったのはこの遠隔操作出来る小型武器!隠しながら持てるし不意打ちにも使える。」

「おいおい、そんなちっさいの選んでどうする、どうせ選ぶならこの飛行可能のアーマースーツだろ!空を自由に飛べるんだぜ!いいよなぁ〜」

「こんなでかいの持ち運べないし使いにくい、それより小型で使いやすいしかも種類によれば威力もある!これだろ!」

「いいや!このアーマースーツ!」

「この小型武器!」

「「なぁ!どっちがいいと思う!!」」

この時の私は色々困った事も沢山あったけど、それよりも楽しい事ばかりでずっとこの2人と話していたいと思った。
だけどそう甘くは無く、太陽が沈み、夜になる、楽しい時間は終わる。
私はまたこの2人と楽しい時間を過ごせるでしょうか。
おしまい。










「え、終わり?」

「うん、終わり。」

「えぇ!?ちょっと!まだ2人がなんで闇の仮面光の仮面になったかわかってないよ!!」

「続きは私の気が向いてから話してあげるよ、それより今からこの街のヒーロー達に会わない?」

「え、まぁ会えるなら会ってはみたいけど…」

「決まり!じゃあ行きましょう!!」

「えぇ!?ちょっと待って!あぁ〜」

とっても長い話しが中途半端で終わったと思ってたらそのままスミレを引っ張って何処か行ってしまった。
俺達も追いかけなければ。
そんな中ゾロアークがちょっと待って欲しいと追いかけようとする俺を止めた。

「バシャーモ、俺はまた別行動させてもらうぞ。」

「別行動?ゾロアークもしかしてあの女性が嫌いか?」

「いや、アコさんがとかじゃあない、ヒーローを見に行くのがちょっとな…子供じゃあるまいし。」

「それ、俺も賛成、ヒーローて言ってもこの街のヒーローは全員演技なんだろ?見ても意味ねぇよ。」

「珍しく意見があるなルカリオ、俺も見に行かないに一票。」

「ルカリオにハッサムまで、キリギザン達とロズレイド達は?」

「ふん、俺も別に興味はないが、コウ達もいないしやる事もない、ならせめて暇つぶし程度について行くつもりだが。」

「じゃあ僕も先輩や兄上と一緒に行きます。」

「私はバシャーモが行くなら…モジモジ。」

「私は行かないかなぁ〜ちょっと退屈そう。」

「そうか…じゃあサーナイトとフライゴンにロズレイドとキリギザンとエルレイドは来るのか…どうせなら皆んなで見てみたかったんだがな…」

「そ、そんなシュンてするなよ、じゃあトラに会ったらよろしくな。」

「あぁ、わかったまた後でな。」

ゾロアーク達はそのまま街の中へと消えていった。
ゾロアーク達は見ても楽しくないと言っていたが実はこれについては俺も同感ではある。
この街のヒーロー達は皆んな何処か演技でやっているのはわかっていた、演技でやってるからつまらないと言うわけでもない。
これは多分見る側が演技と言うのがわかっているから俺やゾロアーク達は変に萎えてしまっているんだと思う。
正直俺はトラが闇の仮面として戦っている所を実際に見てみたかった。
そんな事を考えながら俺達はアコとスミレの後を追いかけた。

                続く
本当はもっと昔話しや話を続けるつもりだったけど、読む時間が多分軽く1時間は行く気がしたのでちょっと色々断念しました。

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