第九話:プクリン親方

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この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

パールの謎の力によって、なんとかドサイドンを撃退したムゲン。
多くの謎を残したが、何とか無事に初めての依頼を終え、チームの絆も強くなった。
そしてほんの少しパールとヒスイの距離が縮まった―。
パール)「いででででで!!」
ボルト)「…どこが平気だよ。体は正直に悲鳴上げてるじゃねーか…。今は口からもだけど…。」
テール)「慣れない体で戦ってボロボロにされた上、禁術に近い力を使うなんてムチャするから今頃そのツケが回ってきたんでしょ…。バッカじゃないの…。」
パール)「仕方ねーだろ!!あん時オレが力を使ってなきゃ確実に全員死んでたんだし…いででででで!!」
パープル)「ケガしているんならおとなしくしときな。じゃないと傷が開くじゃないかい。」
救護班のニドクインのパープルがパールの治療をしながら彼に言った。
パープル)「アンタ、大分ダメージを負っている状態で禁術に近い力を使うなんて…。普通ならとっくに死んでてもおかしくないよ?!」
パール)「す、すいません…。」
パープル)「分かったら完治するまで絶対に動くんじゃないよ!!」
ボルト)「いやーしかし…。」
ボルト)「まさかギルドの取り分として報酬の90%差っ引かれるとは…。」
テール)「頑張ったのはワタシ達なのに…。」
パール)「オレもそれに関しては同意できるし、納得していないけど、ギルドの決まりだから仕方ないだろ…。」
ヒスイ)「でも、あれは何だったの?あの時パールから"パールとは別の存在"の気配も感じたけど…。」
ボルト)「多分禁術?の影響だろうな…。まだ謎が多いから何とも言えないが…。」
???)「キミ達がムゲンだね?」
テール)「親方様!!どうしてここに?!」
プクリン親方)「キミ達の活躍を聞いてね。少し話をしたいと思ってさ。」
そう言いながらプクリン親方はベッドで横になっているパールに近づいた。
プクリン親方)「キミがパールだね?」
パール)「あ、はい。そうですけど…。」
プクリン親方)「すごいじゃないか!!ボク達ギルドマスターも手を焼いていたあのドサイドンを一方的に追い詰めるなんて!!一体何属性タイプの技だいっ?!長年放浪の旅をしてきたボクの勘が言ってるよ!!キミ変わった技を使いそうだねー!!」
パール)「えー…。えーと…。」
テール)「ちょっとそれはワタシ達にも分からないんです…。」
ボルト)「あん時古びた剣っぽいのは使っていたけど…。でも魔力は一切感じなかったな…。」
プクリン親方)「それって古の"反属性アンチタイプ"かいっ?!そんな珍しい技を使えるなんて…。今年はすごい新入りが入って…ん?」
ボルト)「な…。なんだ…?」
プクリン親方)「そこのキミは"光属性シャインタイプ"かいっ?!しかも伝説の"五つ星ファイブスター"じゃないか!!"六つ星シックススター"の彼も相当レアだけど五つ星ファイブスターはなかなか出てこないねー!!」
ボルト)「え?!でもオレその光属性シャインタイプの技を一度も使ったことがないんだけど…。」
パール)(あー…。あれ反属性アンチタイプっていうのか…。)
テール)「"今はまだ目覚めていない"だけでその素質があるんじゃないの?ある時を境に使える技が"本来の属性タイプ"の技に変化するみたいだし、中には"二つの属性タイプ"を使えるポケモンもごくまれに出てくるみたいだし…。」
ヒスイ)「ねー、親方様ー。パールがアンチでボルトがシャインならワタシ達は何なのー?」
プクリン親方)「ヒスイが"植物属性ナチュラルタイプ"でテールが"支援属性サポートタイプ"だね!!"四つ星フォースター"だけどかなり珍しい種類だなぁ…。」
ペラップ)「はいはい親方様。今はそんな話しに来たんじゃないでしょ…。とりあえずお前達、今回の件はご苦労だった。今回は我々の伝達ミスでお前達を危険な目に合わせてしまったが…。次からはランクが低い状態で同じ状況になったら迷わず通信機能を付けている探検隊バッジで助けを呼べ。ワタシはまだ若いのが命を落とすのはもうイヤなんだ…。」

―数日後―。

パール)「ようやく動けるようになった…。」
パープル)「あんまりムチャしないでよ。特にアンタ達はまだ若者なんだから…。」
パール)「はい…。すみません…。」
ボルト)「色々と気になるけれど、まずは地道にランクを上げていかなきゃな…。」
パール)「ああ。できるだけあの力には頼りたくないし…。」
???)「ゲシャシャ…。よく言うぜ…。オレの力無しではオマエは何も出来ないくせに…。」
パール)「―っ?!」
ボルト)「どうした?パール?」
パール)「今、誰かの声が聞こえたような…。」
ボルト)「気のせいだろ。きっとまだ疲れてんだよ。」
パール)「だといいんだけど…。」
パール)(何だ…?この感覚は…。)

―一方その頃、ギルドでは―。

ダイヤ)「ただいま戻りました。」
ダイヤ)「今回も指名手配中の犯行グループを全員捕まえてアジトも破壊しました。」
プクリン親方)「ダイヤはやっぱりすごいよね。なんてったってこのギルドで数少ない五つ星ファイブスターで、そして唯一の"剣属性ソードタイプ"だもん。」
ダイヤ)「まだまだ親方様やレッドさん達と比べたら未熟ですよ、ボクなんて。」
ペラップ)「いやいや、それでもお前は十分強いじゃないか。もっと胸を張ってもいいんだぞ?」
ダイヤ)「本当に異邦者のボクをここの団員にしてよかったんですか?ボクの技が他よりちょっと珍しいからって…。」
プクリン親方)「いいよ。だってずっとキミを見てきたからね。」
プクリン親方)「そういえばキミはパールと知り合いらしいね?彼、六つ星シックススターだったよ。すごいよね。」
ダイヤ)「―っ?!」
ダイヤ)「六つ星シックススター…?!まさか…!!いや…違うよね…。」














古の時代、誰かが言った。
ポケモンの強さを表す星は全部で六つと。
全てのポケモンが持つ四つの星はそれぞれ"愛""希望""勇気""夢"を表している。
稀に出てくる五つ目には"幸運"が宿り―。
―そして本来ありえないはずの六つ目には、"悪魔"が棲むと―。
今回専門用語ばっかりでごめんなさい()

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