ようやく終わりが見えてきた気がする。

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多分だと思うけどこれはこれで恐ろしいことが目の前で起きているのだと思う。そう僕は感じつつもその男との距離を縮めていく、怖いけどここで逃げるとアレだしそもそもの原因はどうも僕にあるらしいという彼の主張に基づいて僕がこの事を終らせないといけないのかなと思う。

『トオル・・・・気をつけろ・・・どこから来るか分からないし、今現在の視界ではあいつの仲間がどれ位居るのかも把握付かない。こんな事今更言うのも遅いかもしれないけど・・・これは一旦逃げてから対策を考えた方が良かったような気もするな。』

リザードンが珍しく及び腰だな・・・やっぱりポケモンに変えられた人間はポケモンから見てもどこかおかしいのだろうな。こっからギリギリ見えるあの男は相も変わらずニヤニヤこちらを見てきてて気持ち悪いし、全くもってこの事件の犯人という自覚が無いし、できる事なら関わりたくなかったものだ。

『トオルさん・・・恐らく僕の勘だけど、敵の数は大凡5体・・・っそれで僕達が4体・・・しかもあいつらは相当強い感じがするからあまり無茶は出来ないよ?下手すると全滅する事も考えられるし、ここは相手の出方を見た方が良いと思う。』

「分かってる・・・でも、このまま睨み合いを続けていても先に進まないしな・・・・それに、どうも彼の主張では僕がアキと付き合ってそのまま結婚した事がポケモン事件の発端と言う感じで言ってるから、じゃあその原因となった僕が最後の止めを刺してあげましょうと言う事でな・・・このまま相手の出方を待ってると何か至らん事をしでかしてくるような感じがしてきてちょっと怖いからな。よし!・・・みんな・・・遠近技で行く事にしよう。接近戦は出来るだけ避けてから、・・・最悪、時期が来たら各自それぞれ急いで逃げる事。良いね?」

『トオルはどうするんだよ?』

「僕は生きるさ。」

『答えになってねぇよ。』




どうやら周りには一般人は殆ど居なくなったみたい、警察が規制線を張ってるけどなんでその中にいるのかは僕にも分からない。なるほど・・・さっきからどうも周りに薄い膜みたいなのが形成されているなと思ったら、相手にはエスパータイプが居るみたいでそいつがバリアを張ってるせいで警察が中に入って来れないという事か・・・恐らくそれが一番有力な説だろう。ああ~何故かアキまであっちに居るな~これはあの変態の数少ない良心なのか?初恋の人は傷つけたくないって言う心理状況からこういう風にしているのだろうか?

「トオル!!!!」

ん?あの変態が叫んだのか?それとも別の奴・・・?おお、カズか?・・・あいつも確かあのビデオに映っていたな・・・っと言う事はあいつもこいつらの仲間って事か?残念だなぁ・・・あいつの事は昔から信頼してたのになぁ~。

「ふっ・・・カズマか・・・何だ?俺にまた何か言いに来たのか?残念だったがな、誰がなんと言おうとな・・・俺はもう止まらないぜ!!ここであの実験を敢行する!!!!そこで大人しく見てろ!!」

「お前がやってる事は犯罪や。それにな、何の罪も無い人をな、本人の意思に関係無くポケモンにするってのはちょっとやり方がおかしいわ。お前を逮捕する、だからな・・・このバリア取ってくれや。・・・トオル、ちょっと待っとき。もうちょっとで助けるわ。」

この感じだと、あの店に行ったのはこいつを咎める為だったって感じかな?それならそれって早めに言ってくれたら良かったのにな~・・・てっきりカズも共犯者かと思ったわ。・・・まぁ、警察には守秘義務があるしそういう事は簡単には言えないとは思うけどさ。さてと、取り敢えずすぐ後ろにはカズ達が居る・・・この状況は僕達にとって凄く良いことだ・・・だってすぐ後ろには味方が居るって事だからね?

『トオル来たぞ!!!』

「・・・あまりこういう争い事みたいなのはしたくないんですけどね~・・・そっちがその気ならこっちも受けて立たないとどうしようも無いよね?・・・みんな行くぞ!!リザードンは火炎放射、ハクリューは覚えたばかりで悪いけど10万ボルト!!サナギラスは砂嵐でルギアは冷凍ビーム!!それぞれに思いっきり放っちゃって-!!!」

『はぁ!?いつの間に10万ボルトなんて覚えたんだよ!?俺聞いてねぇぞ!!』

『ついこの前技マシン使って覚えたの!だって電気技覚えたらリザードンを懲らしめられるからね~って来た来た!前前!』

『これは素早い!!流石図鑑でも素早いと書かれてるポケモンだ・・・確かウインディって言うんだっけ?それに引き替えあの・・・確かルクシオだっけ?あれは見た目と反して遅くて何ともまぁ・・・ねぇ・・・・やっぱりなりたてはどうもアレなんだなぁ~。』

なるほど、素早い奴も居ればトロい奴もいるのか・・薬でポケモンになってもロボットみたいに能力は一定と言うわけでは無くて個人差は残るんだな。トロい奴を先に総攻撃してから早い奴をどうにかする手法にするかそうするか。それにしてもあのポケモン達なんかおかしいよなぁ・・・さっきから全然技という技を放ってこない・・・放てても弱かったり小さかったり威力も無さそうな感じの体当たりとかの身を挺して攻撃する物理技しか来ないし・・もしかして、まだポケモンになって時間が経ってないから技を放てないとか?・・・じゃあ長引かせると技を覚えるか思い出しちゃってイマイチ危ないかな??

「全員あのトロい2体に絞ってから攻撃して!!素早さが少しはあるウィンディとかスイクンは後回し!!・・・あっ、動いてきたな。ならばそう言うわけにも行かないか、じゃあサナギラス・・・ちょっと辛いと思うんだけど・・・2体の相手して貰っても大丈夫?」

『ふふふ・・・私にはこういう時にうってつけのこういう技があるのですよ・・・じゃあトオルお兄ちゃんの言う事なら仕方ないので、緊急事態に基づいて放ちますよ・・・・地震!!』

『!!!ヤバい!!ハクリュー飛び乗れ!!お前もダメージ受ける!!ルギアはトオルを頼んだ!あいつの地震はガチでマズいんだって!!』

『了解!親方急いで乗って!!ちょっと待ってって!!サナギラスもうちょっと待ってって!!・・・はい!乗ったー!!!』

『行きまーす!!!』







・・・・うん、ごめんなさい・・・バリア張られてて本当良かったと思うくらいの地震でした・・・地面ぶち壊れましたwこれ外でやらないと駄目な技だった?ってこいつ、いつの間に地震なんて覚えたんだ?・・・これは極力やらせない事にしよう・・・被害が凄まじい。

『あっぶね~・・・やっぱりこいつの地震は半端ない位酷い揺れなんだよな・・みんな大丈夫だったか?トオルは・・・おっ、ギリギリ逃げられたみたいだな。』

「この技はイカン・・・もう絶対室内ではやらせないわ。損害酷すぎるわ・・・でも意外と良い事もあってね・・・ほら、相手方が全員伸びちゃったのよね、相性が良かった奴も居るのは確かだけど、それ以上にまさに全☆滅。あの地震って技は知られてないだけで、案外一撃必殺なんじゃ無いの?」

『ふぃ~・・・ちょっとやり過ぎちゃったかな~、でもまぁ良いよね!だってトオルお兄ちゃんを狙ってきた奴らだし!自業自得!!あっ!みんな~ここ!ここ!どう?私って凄いでしょ?褒めて!』

『親方・・・このサナギラス危なくない・・・?こんな周りに損害与えるなんて・・・おいらが起こせる風でもここまでは・・・・えぇ・・・。』

『褒めても何も・・やり過ぎでしょ・・・ここら辺の舗装とか建物の一部とかヒビ割れまくってるし、地面に至ってはもう道路工事でもするの?って位えぐれてますけど・・・?でもこれで相手は誰も居なくなった・・・っと思ったらあの男すげぇ!生きてるよ!!こんな凄い技受けて気を失わないなんてどんだけなんだよ!』

「ゴホッ・・・ゴホッ・・・何だよあの小さいの・・・この俺が作り出したポケモンが全員一撃だと・・こんな事あって溜まるか・・・まだだ・・・まだ俺には切り札が残されてる・・・!」

あいつもしぶとい奴だなぁ・・まぁしぶといから今の今までアキの事を思ってきたんだろうしなぁ・・・でもそれって冷静に考えると本当危ない奴がやる事ぞ?当時からよく知らない奴だったけど、この性格は昔から変って無い感じなんだろうしね。それにしても、こんな惨事の中生き残れるって中々凄いと思うぞ・・・?ん?何かを取り出して・・・あっ、飲んだ?えっ?どういうことなの・・?

『何かとてつもない嫌な予感がする・・・トオル一旦安全と思う場所まで下がっておこう。何かあってからじゃ遅いし。』

『そうだね・・・何か僕も嫌な予感がする・・・直感ってやつ?少しでも距離を置くって意味から、空に逃げようか・・?じゃあトオルさんはルギアの背中に乗って・・サナギラスはどうしようか・・・重いし、流石にルギアとリザードンの2人で持ち上げてもキツいだろうし・・・。』

『私なら大丈夫、こうやってバリアギリギリまで下がってるから・・・それより・・・あいつの様子がおかしい・・・・!!!!!』

「どうした?そんな震えて・・・・!!!!」

おいおい!!あいつが口を押さえて苦しみだしたと思ったらいきなり雄叫びを上げて全身が光り出したぞ!!光ってる!!全身が光ってる!!うぉ!!まぶし!!直視できねぇ!!!やっぱりあいつ変な薬飲んだんだ!!全く見えなかったけど、この状況だと絶対そうでしょ!!眩しくて前が見えない!!

『おい!!トオル無事か!!クソ!!これじゃあ前が見えねぇじゃねぇかよ!!!そうだ・・・翼で遮れば・・・!トオル!ハクリュー!!急いで俺の翼に隠れろ!!』

『じゃ・・じゃあおいらも翼広げて遮光するよ!サナギラスはおいらの翼の影に入って!!』

リザードンにしては結構ナイスな判断だ・・・それにルギアもナイスフォローやね。それにしても、こんな眩しい中ずっと直視していたら目を悪くしかねない!全く何をあいつは考えているんだ!!・・・ん?そうこうしてる内に光りが収まった・・・?何だったんだ?あの謎の光りは?






「あ~めっちゃいきなり光り輝くもんだからびっくりした~・・・あれ?目の前にはあの変態じゃなくてよく分からない見た事も無い謎のポケモンがいるな・・・・それよりもあの変態はどこ行ったんや?あれどこかな~?急に雲隠れするもんだから・・・何何?こんだけ被害を出しておきながら本人は変わり身を出してとんずら?全く考えられない奴だな!」

『目の前に居るのは何か変な見た事ないポケモンなんだけど、あの男が居ないな~どこかな~別に生身の人間に攻撃するつもりは無いからアレなんだけど。所であの白衣を着たポケモン何?誰か研究者でポケモンに変えられた人って居たっけ?どうだったっけ?』

『俺は知らないな・・・誰だあれ?他の地方にいるような奴なのか?結構神々しい感じは醸し出してるけど・・・トオル知ってるか?よく見れば何か分かるかもしれないか?』

「うーん・・・僕は一応初代からポケモンはやってた人間だけどね・・・どうだったかな・・・?あんな奴伝説のポケモンで居たかな?全くもって分からないなぁ・・・。」

リザードンからそう言われた事で僕はまじまじとそのポケモンを見て見たけど、白衣を着てて口元に何か剣みたいなのを加えている青を基調としたようなポケモンだなぁ・・・でもあれだけ特徴があるポケモンなら覚えてそうだけど、全くもって僕も知らないポケモンだ。これは新種かもしれないな・・・

「トオル!!そいつは他の地方では伝説のポケモンって言われてるザシアンって奴やで!!!確か口元に剣を咥えてるときはめっちゃ強いって話やからホンマ気をつけてや!!おい!このバリア早よ破らんかい!!まだ特殊部隊到着しないんか!?」



「ザ・シアン?」

『それじゃあ某百均に売ってるシアン色の何かって感じがする。そんな事よりもあいつを倒さない限りはこのバリアも破けないって感じですかそうですか。じゃあトオルさん、さっさとやっつけて・・・!!うぐっ・・・!!』

『うぉ!!危な!!!おいハクリュー大丈夫か!?』

「ハクリュー!!あいつのあの速さ何やねん!異常に速いぞ!!そんな事よりもハクリュー大丈夫か!?うわ・・・凄い傷だ・・・これは急いで治療しないと不味い!リザードンとサナギラスは火炎放射と・・・破壊光線って打てます?」

『えっ?やってみないと分からないけど・・・?一旦やってみる!!・・・無理でしたー!だから地震でカバーしまーす!!』

『止めろって!!今それやったらますます被害が大きくなるしこっち側にも被害が出てしまうって!!それよりもお前はストーンエッジなら行けるだろ!?取り敢えずそれでやっとけって!』

「キャー!サナギラスのストーンエッジ!」

『トオル・・・こんな時にふざけるなよ・・・来たぞ!!!速!!!何だよこの速さ!うぉりゃ!!危ねー・・・でもあの咥えてる剣に当たったらもう切り傷所じゃ済まなさそうだ・・・サナギラス注意しろよ?』

『私の身体は鎧より硬いよ?あんなちんけな剣位じゃ~私の身体に傷一つ負わせられませんぜ。』

『何言ってるのこのポケモン。』


取り敢えずあの知らないポケモンの事はこの二人に任せておいて、僕とルギアはハクリューの治療に取りかかります。うわ・・・こりゃ酷い・・・まずガーゼで出血を止めて・・・消毒液で消毒しないと・・・染みるけど我慢してよハクリュー・・・

『!!!!?!?!?痛い痛い!!!めっちゃ痛いって!!トオルさん!!』

分かった分かったから!だからミニリューの時みたいにバシバシって叩かないでよ!!こっちが逆に怪我するって!!お願いだから!!!消毒が終ったら取り敢えずガーゼを貼って、包帯で巻こう。これで一応病院に行くまでは大丈夫かな?でも、流石にこの状態ではハクリューを最前線に出すわけにはいかないから端っこに居て貰う事にしよう。ささ、どうしますかこの状況。

『僕だってまだ戦えるよ!ほら!ちょっと傷の部分を隠すようにして・・・痛!!!!』

「無茶しない事が一番。無茶をするとそこからミスが生まれやすいし、何より自分の身体の方が第一。大丈夫よ、リザードンもルギアも居るし何よりこのバリアさえ破れれば後ろにはカズ達が居る・・・まずはこのバリアをどうするかが大事だな。」

何回も何回もリザードンとサナギラスが技を放っているが、相手の動きが速すぎて中々当たらず手こずっている状態が続いていた。あともう一つがあのポケモンの弱点が何なのかが全く分からないと言う事だ。弱点が分からないのならば効率よくダメージを与えていく事が難しくなる・・・そこをどうするかだな。

『うんうん!おいらが居るから大丈夫!全然あんな伝説のポケモンって言われてる奴なんかに負けないから安心して!それよりもどうやってあいつにダメージを与えていくのかが課題じゃないかな?』

『その事についてだがトオル、あいつは相当速いけどな・・・やっぱりまだ上手く制御出来ていないようだぞ?ほら見ろ。身体が小刻みに震えているし、早く動いた直後には息が上がってその場から動けない時間がある・・・その部分を狙って攻撃すればどうにか行けるかもしれないな。』

なるほど・・リザードンの観察力は僕に似て鋭いな。相手は伝説のポケモンで元々素早さが高く移動が速いけど、その分身体への負担も大きいと言う事かな?それならそうで、こっちにとっては有利な事と捉えられなくはない。しかし、周りで目を回してて動かない元人間のポケモンらが回復して動き出すと・・・もう考えられる事は一つ・・・・間違いなくやられる。バリアを破らない限り僕達自身にある時間は余り残されていないようだ。


「おい!!早くこのバリア壊さんかい!はよせんとトオル達がやられるやろ!特殊部隊が何手こずっとるねん!!一気に行けや一気に!」

「そうは言っても警部!このバリア凄く固いんですよ!!それに勢いでやったら中の人もこちらも怪我する可能性があるから無理矢理突破できないんですよ!それ位考えて下さいって!僕達だって精一杯やってるんですから!!」

あっちはあっちで結構手こずってるみたいだな・・・ならばこちらからもアクションを起こしてみるか。ここで考えられるのはバリアは地面の中まで広がっているのかって事だ。もし、地面の中まではバリアが張り巡らされていなかったらこちらにも勝機はある。

「サナギラス、ちょっと良い?実は・・・ゴニョゴニョ・・・・・・だからね・・・・そうそう・・・それで・・・ああして・・・・・じゃあこれで頼んだよ?」

『任せて!トオルお兄ちゃんの頼みなら断れないから!!じゃあ行ってきまーす!!!』

サナギラスは一気に地面に潜りそのまま姿を消した。あれ?あいつ穴を掘るなんて覚えていたっけ?・・うーん・・・まぁ細かいことは気にしたら負けかなと思う事にしよう。それより・・何事も無く上手くいくと良いんだけど・・・さてと、じゃあ僕達はあちらさんを片付けますか!!

「リザードンは火炎放射!!ルギアは冷凍ビーム!!!・・・ちょっと時間差で当てて!!」

『了解!!次こそは当ててみせるからな!!!』

その言葉通りにリザードンはあの変態の動きを先読みし火炎放射を放つ。結果、ザシアンは火炎放射の中へと飛び込む形になり多少なりダメージを負ったようだ。さっすがリザードン、次はルギアが冷凍ビームを放つ。何故このような形で時間差を置いたのかと言うと、熱せられた物を急速に冷やす事であの剣にダメージを与えようと言う事だ。熱々の物に水とかを急に掛けると割れたり曲がったりするあの現象を持ちかけたと言う事である。

『オッ!!トオルが言った通りにあいつの咥えてた剣がボロボロになったぞ!これであいつはあの剣を使って攻撃する事は出来なくなったって事だ!しかも嬉しい事にあいつの動きが止まって今なら近距離戦でも行けそうだぞ!!トオル!』

「分かった!!2人とも本当気をつけてよ!!リザードンはきりさく!!ルギアはリザードンを援護する要な形でハイドロポンプ!!!」

『親方!!!おいらこんな技使えるようになったよ!!そりゃ!!!』

ルギアがおもむろに放った技はどこか真空波に似たような物で・・・おお!結構威力が強い技のようだ!これならもっと良い具合に傾けるかも!

「じゃあルギアは・・・その技何て言うか分からないけどそれで!!2人とも派手に行っちゃって良いからね!!もう思いっきりおもくそにやれ!!!」




『トオルお兄ちゃん!!行けたよ!地面まではバリア張られてなかった!だから地面潜ったら行ける!外出れるよ!!』

よーし!!これで退路は確保出来たな!じゃあさっさと終らせて一気に帰りましょうよ一気に!!トオルの合図でリザードンはきりさくを繰り出し、ルギアがその横で何か凄い技を放ったところ、左右から挟まれる形で技を放たれたザシアンは逃げ場を失い、そのまま技を受けるしか無かった。そして、その結果が吹き飛ばされバリアへと叩きつけられるという・・・。そして、その叩きつけられた部分からヒビが入り・・・最終的にバリアはガラスのように割れてなくなった。あれ?これってもしかしてサナギラスを調査班として行かせる必要なかった?まぁ時間が時間だし、仕方ないね。


「うぉ!!!急に割れるなんて何て危ないガラスやねん!!それよりも全員確保やー!!!!特にあの変なポケモンとポケモンになった奴から取り掛かるんや!!!」




その後、警察官達によりザシアンになった変態・・・失敬、櫻井はそのまま両手?前足?と足それぞれに手錠が付けられ警察官10人かがりで地上まで運び、そこに止められていた警察車両のワンボックスに載せられ連行されていった。その他のポケモンになった人間達は警官が防護服等で防備した後暴れないように手足共に手錠を掛けそのままパトカーに乗せ、同じように近くの警察署に連行されていったが、どれもまだ目を覚ましていなかった。しかし、残った多数の警察官によって実況見分が続けられ辺りは騒動が起きる前以上に騒々しくなっていた。

一方、バリアの外にいた事で特に何も被害が無かったアキの方はと言うと、がやがやと騒がしい地下街の中にいるトオルを探していた・・・そして、やっとの思いで見つけたと思うと・・・

「やっと出られたわー・・・ヤレヤレ疲れたなぁ・・・みんなもお疲れ様。帰ったら何か好きな物でも買ってあげるからね?ん?おっ、アキじゃん。大丈夫だったか?・・・・!?」

急にアキがその大きな身体で僕に抱きついてきた。ルギアの身長は恐らく2メートルはゆうに越えると思うけど、いざ抱きつかれると大きいな・・・まるで相撲取りに抱きつかれてる感じだ・・・でも意外とツルツルしてる感じじゃ無くて何かフサァ( ˘ω˘)って感じで凄く肌触り良いな。

「良かった・・・本当良かった・・・・もしトオルに何かあったら・・・私・・・・どう責任取れば良いのか・・・これだって私が発端見たいな感じだったから・・・本当私・・・。』

「あ~今回はこれ位の損害で済んだから大丈夫って。それよりも第一アキのせいじゃないし、全部あの男が勝手に思い込んで勝手にやった事だからどうやってもあの男以外の誰にも責任なんてないと思うよ?それよりもね・・・アキ、・・・周りにヤブァイポケモンが多く見てるからここで抱きつかれるのは、双方共に命の危険があると思うんですけど・・・どうでしょ?ね?」


「あっ・・・・。』

周りではこの事をずっと見ていたリザードンやハクリュー達が冷たい視線をアキに向けて放っていた。それに混じって真面目に殺気を放ってる奴が居るぞ?この感じだと相当怒ってると思うな・・・特にリザードンとハクリューに至っては火炎放射と10万ボルトをこちらに向けて放とうとして・・・放とうとしてる!?!?!?オーマイガー!!!

『お前・・・・覚悟は出来てるんだろうなぁ、俺はまだお前の事を許してるわけじゃ無いんだぜ?それにな・・・幾らあの男が事の発端だったと言ってもな・・・お前だってトオルに酷い事してるんだからその事忘れられちゃ困るんだぜ・・・?1回コテンパンにやられないと分からないか?トオル・・そこどけよ・・・そいつに分からせてやるからよ・・・・(怒)』

『うんうん!リザードン思い切りやっちゃってー!僕は汚したくないからしないけどさ、あの女に思いっきり分からせちゃってよ!』

「おい、リザードン少しは落ち着けって。あー!!真面目に駄目だって!!こんな所でそんな物騒な技使うなって!!捕まるぞ!!おい!!ハクリューとかルギアも納得したみたいに頷くなって!!すぐ止める!!」



その後、リザードンとハクリューを宥めて・・・っと文字にすると簡単そうに見えるけど、実際はそう簡単にも行かずに何度も技放たれたりされたけど、どうにか甲にか抑えて貰って・・・こういう時にモンスターボールが無いって不便ね・・・その後は警察に事情聴取されたりされたりしたので、その分でも更に時間掛かってしまったので、僕達が帰宅の途についたのは3時間後の事だった。

次辺りで最終回となります。

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