見回り

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俺達は依頼人ヨウに連れられるまま、夜の森にやって来た。

「なぁ…依頼ってまさかこんな真夜中の森でやるのか…」

ゾロアークが不満そうにそう言うとトラはもちろんと元気に返した。

「ふざけんな!!なんで依頼内容言わねぇかと思えば、こんな真夜中の森に来るからだったんだろ!前々に言ってりゃついてこねぇのがいるから!んで、内容はおそらく見回りだろ!こんな森でやる事で言ったらそれしかねぇ!」

ゾロアークはキレながらトラが言おうとした事をほとんど話してくれたようで、トラは説明がいらなくなったとゾロアークに言った。まぁ、先に言ってたらゾロアークはホテルで待ってただろうし見回りとなるともう何匹かは残るから仕方がないだろう….

「まぁまぁそうキレんなって、見回るて言っても交代しながらだし、それにヨウと2人で見回りさせるから」
「本当に?」
「本当本当、なぁヨウ?」
「え?う、うん…回る回るあはは…」
「よっしゃ!やってやろうじゃねぇか!!」

また機嫌が直った、元気だなぁ。
でもまたなんでこんな夜に森を警備するような事をするのだろうか。不思議に思い俺はトラに聞いた。

「ん?あぁそうかゾロアークは大体察してくれてたから言うの忘れてたわ、最近この森にポケモンハンターが出るらしいくてな、ポケモンレンジャー達はこの森とポケモンを守るために来たんだけど、ヨウの相棒が急用で来れなくてなぁ代わりに俺達が来たってわけ。」

ポケモンハンター、珍しいポケモンを捕獲しては高い金で他者に売るとても悪い奴らだ、そんな奴がこの森に来るのか。
珍しいポケモンと言うと、トラのポケモンにはゾロアークやサーナイトやルカリオがいるが、サーナイトは戦う事には慣れていない、狙われたら大変な事になる。
少しサーナイトが狙われないか不安そうに見ているとトラが察して。

「大丈夫、サーナイトはバシャーモお前と一緒にいさせるからもし狙われてもすぐに守れるだろ?。」

確かにそれならすぐに助けれていいな、俺はさっそくサーナイトの所に向かおうとした時ヨウがとても不思議そうにトラを見ていた。

「トラって不思議よね〜ポケモンと話せちゃうんだから。」

そういえばそうだった、いつも普通に話しているものだから忘れていたが、トラは何故かポケモンの言葉がわかる。
本人曰く物心ついた時からポケモンと話してたとか。

「ポケモンと話すってどんな感じなの?」
「普通に人と変わらない、ただポケモンと人の区別が昔はしにくかったな、ポケモンバトルとか何でポケモンに戦わせるのか意味わからんかったし。」
「そうなんだ」

なるほど、だからトラは俺達の事を良く人と同じように接したりするのか。
そんな話しが終わった後見回りをする順番を決めた。
もちろんポケモンである俺達も一緒に決める。
見回りは二人組で行く事になり、最初はトラとフライゴンに決まり、次にハッサムとルカリオ、その次にヨウとゾロアークそして最後に俺とサーナイトに決まった。
森自体はでかいがヨウが担当する場所は結構小さい、他の所は違うポケモンレンジャーが見回るそうだ、なのでポケモンである俺達も一緒に行けるのだ。
森に入る前にヨウが俺達1匹1匹に小さい機械のような物を渡した、これは何だろう。

「これは、あなた達の場所がわかる機会なの、もしポケモンハンターに連れてかれても場所がわかるから絶対無くさないでね。」

さすがポケモンレンジャーしっかりしてるな、これから少し危険な事が始まるのか、何事も無ければいいんだけど。

続く

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