No.4 フェアリースキン

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読了時間目安:4分
「うわぁ、これ美味しそう」

「あんまり食べ過ぎるんじゃないぞ。次のライブどうするんだ?」

今日は時間が空いたから、お兄ちゃんのわかば(リーフィア)とショッピングモールに来ている。
ボクの目の前には、たくさんのクレープが…

「これとこれとこれとこれ♫」

「太っても知らないぞ」

だったら動けばいい。この仕事、すごい体力使う、よね?

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「あ〜美味しかった。次は何食べよっかな…」

「さすがにもうやめとけ。仕事無くな……痛ッ」

お兄ちゃん… いきなりお兄ちゃんが倒れる。

「大丈夫?食べすぎてお腹痛くなった?」

「いやそれお前だろ」

「でも、防御が高いお兄ちゃんでこうなるってことは…」

「お見事。サイコカッターで斬らせてもらったの」

「サクラ… でも、そんな攻撃高かったっけ?ボクとおんなじ位だったと思うけど…
 と言うか、そんな技使えたっけ?」

「使ったのはあたしじゃないわよ。彼、よ。彼」

見ると後ろには、なんか変なやつがいた。

「この人、誰?」

「カラマネロ。あく/エスパータイプ。物理と特殊の両法が得意」

「と言いつつもどちらもアブソルより低い」

「防御面では…」

「体力以外ではメタグロスの方が高い」

「あたしの彼をこれ以上バカにしないで!先にピアノを斬ってもらうべきだったわ。サイコカッター!」

ボクら、ニンフィアは、特防は高いけど、防御はそんなに高くない。
お兄ちゃんにも大きなダメージになった技だ。
受けきれるわけがない。

その時だった。
ボクの目の前に飛び込み、一つの影が現れた。

「シンセツ、君?」

「だ、だだだ、大丈夫、だった?」

「なんでここに?」

「ちょっと色々あって…」

「何があったの?」

「実はさっき…」

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シンセツ君の説明は、こんな感じだった。

まず、アラレ君は、ボクのことが好きだと言いふらしていたのは、『あること』を隠すためのカムフラージュだったこと。

次に、その、『あること』というのは、実はアラレ君は、ソラのことが好きだと言うこと。

そして、何故かそのことをソラ本人が知っていて、更にソラの方もアラレ君に好意を持っていたということ。

そのニュースを伝えるために、シンセツ君は、走って来たということ。

「つまり、それだけ?そのためだけにあたし達がピアノをボコボコにする邪魔をしたとか、ありえないんだけど」

「こうなったら…」

「ダブルバトルか…」

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「まずはあのシンセツとかいう奴から… サイコキネシス!!」

「焦ったら負け。僕にその技は効かない。反撃のシザークロス!!」

シンセツ君の攻撃。強い一撃が、サクラの彼氏に、思いっきりささる。

これで、2対1。

「後はボクが決める!シャドーボール!!」

「なんなのよ。何もできなかったじゃない。逃げるわよ」

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「シンセツ君、強かった」

「でも、ピアノのシャドーボールがなきゃ、次のマジカルシャインでやられてた」

なんかいい感じの空気。今がチャンスかも。

「あっ、あの、シンセツ君…」

「?」

「すっ、好きです!付き合ってください!」

「?」

「あの…いつも優しくて、少し臆病だけど、なんか、あの…可愛い?なんかうまく言えないけど、好きです!!」

「…いよ」

「?」

「こちらこそ、よっ、よろしくお願いします!僕も、好きです」

うまく、いったんだよね。

「よろしく、ね」

ボクは彼には語りかける。

「うん」

彼は夕陽色の空を眺めながらそう答えた。
二人の今後に期待です。

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