えっ?そうなんですかー?

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「一応巻けたか?・・・暗くてよく見えないけど、追っては来ていないみたいだな・・・良かった良かった。でもあんな状態になるなんてとてもじゃないけどショックです・・・本当にあれが僕の嫁なんでしょうかね・・・昔はまぁ確かにおてんばでやんちゃな部分も多々あってその都度僕が宥めたり被害を受けたりしてたけど、今では僕の命まで狙ってくる程の悪党にまで成り下がってしまって・・・とほほ・・・。」

『ま・・まぁまぁ、そんなに落ち込まないで?ね?それよりこれからどうする?家に帰ってもルギア・・・あっ、トオルさんの奥さんが居るかもしれないと考えると帰るに帰れないね・・・だからと言ってこのままここで朝を待つというのも・・・僕お腹空いたし・・・。』

『おいおい、全くフォローになってないぞ。それじゃあまるでトオルの嫁が鬼嫁みたいな感じになってるじゃないかよ。もっとこうオブラートに包んで・・・そう、トオル嫁みたいにな?』

そっちも全くフォローになってないよ・・・って何だよトオル嫁って。まるで少女A見たいな呼び方じゃ無いかよ。ハクリューが言うとおり今家に帰ったらアキがまだ待ち伏せているかもしれないしなぁ・・・取り敢えずカズに電話して情報を貰うって言うのが今できる事の中では最善の策かな?

「・・・・もしもし?・・・えっ?今日当直?っで署内にいると思うけどどこに居るか分からないって?・・分かりました、じゃあまぁ会えたら今掛けてる電話に電話して貰うように伝えて貰って宜しいでしょうか?・・・はい、分かりましたではお願いします。失礼します。」

当直で署内にいるけど何処に居るか分からないっと言う事はあいつ仮眠室にいるな・・・また寝てるな・・・こりゃ前もこういう事あったんだよ~・・・大事な時に電話が通じないんだから・・・っと言う事で一旦帰って外の県道から様子を見て居ないようだったら急いで部屋に入るか・・・

『じゃあ一旦帰るの・・?でもちょっと怖いな~さっきのあんな強そうで凶暴そうな奴を相手にするとなると僕達であってもやられちゃうかもしれないし、今日はあまり帰らない方が良いんじゃない?』

「うーん・・・このままこのコンビニで待つって言うのもありかもしれないけど迷惑だし、ここは一旦、外の県道から様子を見てあいつかあいつに準じるような奴が居た場合は速攻逃げよう。このままここで一夜を明かしても良いと言っちゃ良いけどベランダの扉を開けっ放しで来ちゃったからちょっと泥棒が心配・・・最近はポケモンを使った強盗事件とか空き巣とかが増えてるってニュースでやってたし。」

『その時は俺がきりさくで相手を』

「それ以上は言わなくて宜しい。ちょっと放送禁止用語が含まれてそうだからね?じゃあ一旦帰ろう。」



家の周りは誰かが通報したのだろうか、パトカーが2台赤色灯を炊いて止まっていた。うわー・・・この状態だとちょっと家の中に入るのは勇気がいるぞー。最近はやっぱり警察もポケモンの力を必要としているのかガーディとかの犬(?)連れている事が多いし現に今もそこに居るわ。あっ、ヤバ目付けられた。

『警察だったら別に心配する必要も無いんじゃ無いの-?もう良いから早い所入っちゃおうよ~僕もうお腹空いたー!!もうそろそろガソリン空~!』

『お前もうハクリューに進化して結構経っただろ!!少しくらい我慢しとけ!!そんなんじゃいつまで経ってもミニリュウと一緒だからな!!』

『お腹空いたもんはお腹空いたモン!!第一そういうリザードだって寝てるときにトオルさんの手握りながら寝てるじゃない!!リザードだってもう進化しているんだからそれ位我慢したらどうなのー!何寂しいの?あ~寂しいのかぁ~だってまだリザードはお子ちゃまだもんね~うんうん。』

『こいつ~・・・・言いたい放題言いやがって・・・・後で表に出ろ!!俺と勝負だ!!』

『望むところやわ!!!こっちだってね伊達に進化してないねん!!!』

へぇ~・・・僕の姉ちゃんもよく眠るときに手を要求してきていたけどまさかのリザードがねぇ・・・ふーん・・・・ほぉ~・・・・ってなんでこんな時にも喧嘩するねん。

『本当このハクリューめ・・こんな大事な時にそんな事言わなくても良いだろ!!あっ・・・・と・・取り敢えずお前はもうちょっと大人になれって言ってるんだ!!!この続きはまた後でする!!』

「はいはい喧嘩はそこまでにして。もう駐車場の中に入っていくからそんな喧嘩した状態で行ったら職質に遭いかねないでしょ?だから静かにして・・・それとね、ハクリューもそうリザードの事をからかわないの。だってハクリューの方が僕と長く居たんだから謂わばお兄ちゃん的なポジションでしょ?だから自分がされて嫌な事を他の人にしないの?いい?」

『他の人にしちゃ駄目って言うなら他のポケモンなら良いって事?』

「そういうのを揚げ足を取るって言うんだよ・・・。」



「警察官の目に触れないようにそろりそろり・・・ハクリューもリザードも静かにね?もう夜も遅くなってきたしあまり音を立てると色々と迷惑だからね?」

「あのちょっと良いですか?」

「はい?何でしょうか?(裏声)」

「このアパートで先程凄い物音と誰かが言い争っている声が聞こえたという通報を受けて来ているのですが、何かご存じありませんか?」

「さ・・さぁ?僕達今帰ってきたばっかりですのでそういう事があったとは全く知らないです・・・?」

「そうですか・・分かりました。お帰りの所急に申し訳ありませんでした。」

「いえいえお疲れ様です~。さっ、ハクリューとリザード家に入って入って。」


家の中はっと・・・おっ、警察が居たから幸いにも空き巣とかには入られていなかったぞ!って入られていたらもうそれはそれは大変な事になったけどね。・・・ただアキはこの部屋に入らずにどこかに消えていったようだな・・・にしても本当にどうすりゃ良いってもんだか。

『トオルさんご飯ご飯!』

「はいはい、あっでも冷蔵庫に入れちゃってたからチンしないといけないな・・・それにしても本当美味しそうに作ったなぁ・・リザードも案外器用なんじゃないの?」

『それ程でも。あっ、でもハクリューよりは美味しく作ってるからそこは安心してや。』

『この野郎・・・・。』



「なるほどなぁ・・・いやこっちもこっちで結構忙しくなってきてるんやわ。俺だってもう4日も家に帰れてないんよ?最近はどうもポケモンが襲ってきたとか家の一部を破壊するみたいなの通報が相次いで起こっちゃっているしなぁ、それに伴って一部の地域ではポケモンを排除しようとする動きまで出てきちゃってるもんだからもう宥めるのも大変やわ。それよりもトオルも大変やったよなぁ・・・引っ越し先にまさかその奥さんが出てきてしまうなんて本当何て言えばええのか・・・。」

「そうなんよね~まぁ今回は無事に逃げ切れたから良かったんだけど、あれは逃げ遅れてたら何されてたか分からないよ?ただ、完全に記憶は消されているか書き換えられているかっと思うのよね?」

「なんで書き換えられているって選択肢もあるん?普通ならあまりそのワード出てこんやろ?」

「僕のあげたペンダントとスカーフをしてたのよ。しかもちゃんと綺麗な状態に保たれていたからもしかしたらまだどこかの片隅には僕の記憶が残されているんじゃ無いのかなって思って。」

「そうやな・・・確かにその話はない事もないな・・・・よし!分かった!その線についてももうちっとこっちで詳しく調べてみるわ!ほな、気をつけてな?」

「わかった、お疲れ様ー。」

『色々と警察内部も大変な事になってるって事なんだね~?それに僕達はここでのんびりと暮らしているけど他の野生のポケモン達は本当生きるのも大変だよね・・・本当僕達は恵まれてるな~ね?リザード。』

『そうだな・・・まっ、俺は元々野生だからちょっとは野生の事も分かるがそれと比べると圧倒的に今の方が生きやすいしな。コレもあの時にトオルに会ってたから今があるわけでな、それじゃあトレーニングしてくる・・・あっ!!!そういえばハクリュー!!お前表に出ろ!!勝負するぞ!!』

『えぇ~・・・・もうお腹いっぱいだし夜遅いから今日はもう駄目ね~それに明日も明日で朝からバタバタしそうだから今日はもう寝ていたい~。』

『この野郎・・・・さっきはあんなに色々言いたい放題言いやがってたのに・・・・・あぁああ・・・しゃーない・・・。今日の所は許してやるか。』

「それにこんな事があった日の夜には何かマズい事も起こりえないんだから今日の所は終了と言う事でOKでは無いでしょうかね?じゃ片付けますわ。」

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