やはり誰かと一緒にいると心が持つね。

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さてと・・・家の中に連れてきたのは良いんだけど・・・・凄い怪我だ・・・コレは・・・どうすれば良いのかしらね・・?動物病院なんて行っても相手にされないだろうしかといってこのまま放置するのも駄目だ。うーん・・人間用(?)の消毒液とかはあるけど・・取り敢えずコレで何とかなってくれたら良いけど・・・

ん?そういえば消毒液とか掛けたらしぼんだり下手すると死んじゃうとかないよね・・・?そんなナメクジみたいな事にはならないよね・・・?とっ取り敢えず急がないと手遅れになっちゃうから・・・ちょっとしみるけどごめんな・・・我慢してね・?

『!?!?!?!?!?!?痛!!!!!!???』

あぁ!!!!ごめんって!!!だからそんなに暴れないでって!!!こっちも痛いって!!そんな尻尾(?)で叩かないでって!!めちゃ痛いやん!!もう少しだけ我慢しててって!!!お願いだから!!治療が終ったら買ってきたスイーツあげるから!!お願いだから大人しくしてって!!!

「もう少しで終るからもうちょっと我慢してて!!!お願いだから!!」


ふぃ~・・・やっと大人しくなったよ・・・あれからびしばし尻尾みたいなので叩くもんだから本当こっちが怪我しちゃう所だったわ。うーん・・このミニリュウどこから来たんだろうか?もしかしてこの子もポケモンになっちゃった元人間って事じゃないよね・・・?まさかね・・・だって何も無い素の状態だし・・・カズも言ってたけどポケモンの数があまりにも多すぎるって・・・。そうなるとやっぱり最初からポケモンだった奴も出てくる訳か・・・?もうポケモンが出現してから1週間以上は経ってると思うし。

「・・・・そんな風に寝てると風邪引くぞー?・・・やっぱり誰かに襲われたのかな・・?ポケモンの世界も弱肉強食なんだろうなぁ・・・僕も会社では嫌みをずっと上司に言われ部下は勝手に昇進していくしで居場所なくなってきてたし・・・あのブラック会社早よ労基に監査されないかな~。・・・さてと、夜ご飯と行きますか。」

考えたらもう9時近くなのに夕食はあの缶コーヒー1缶だけだったわ。これじゃあ不健康まっしぐら、だからと言っても殆ど出来合いしか買ってきてないから結果としては不健康まっしぐらに変わりはないかしら。・・・それよりもこのミニリュウは何食べるのかな~、コーンスープとかなら飲むかな~アニメとかじゃポケモンフーズってのが出てくるけど流石にそんなのは売ってないからな~。

『う・・・うーん・・・・ここは?』

「おっ、目が覚めたかい?あっ・・ごめんごめん。君が怪我して倒れてたからちょっと保護という感じで僕の実家に連れてきただけだからそんなに心配しなくて良いよ?」

『えっ・・・?僕いつの間にか襲われて倒れてたの・・?』

この子凄く鈍感なのか天然なのか全くもって自分の置かれた状況分かってないわ・・・それよりもこの感じからするとまだ小さな子供か・・・。っと言う事は外を歩いている時に急に襲われたって事も考えられるな・・・ここら辺はこの前の塀壊し事件が起こった地区だしそういう事も考えられると言っちゃ考えられるな・・・あー思い出したらまたムカついてきた。あの野郎何処行きやがったんだ・・・修理費請求してぇのにな・・・

「それよりもお腹空いてない?コーンスープ位なら食べられそう?・・・って君ってこの人間の食べ物とか食べられる・・?お腹壊したりしないよね・・・?」

『・・・多分大丈夫・・・。』

コーンスープ(インスタント)を差し出すとちょっと警戒した後にゆっくりと飲み出した。この調子なら消毒液の副作用は無さそうだな・・・・でもどういう事なんでしょうね・・・?こんな子供がこんな時間に倒れていると言う事は何かありそうな気がするな。取り敢えず夕食を食べてからにするか。



「・・・それで母親と歩いていたら急に目の前が白い光に覆われて気付いたらこの世界に来ていたって話でOK?」

『そうそう・・・僕の隣を歩いていた筈のお母さんが居たのに急に居なくなって・・・それで歩き回ってたらお腹空いちゃって・・・動けなくなって気絶してた所を他のポケモンに襲われちゃったみたい。』

「何ともまぁ・・・危険な・・・でもコレはこれで何となく話は通じそうな気がする・・・よし、じゃあ一応カズに連絡しておくか。何か捜査の役に立つかもしれないし!」


ん・・・・?僕普通にこのミニリュウと会話してたよね・・・?えっ?いつから僕にそんな魔法男性みたいな能力付いたの?えっ?ちょっと自分の知られざる能力が怖いわー・・・アキと喋っていた時は相手が元人間だから話せると思ったが・・・こんな感じで正真正銘のポケモンと話せるとはこれいかに。」コレはヤバい案件では?周りに話すと「えっ?この人おかしい・・・不審者!通報通報!」って言われて警察署に連行される案件じゃない?下手するとエリアメールで回されるよ?ポケモンと話せると意味不明な供述をした男性が歩いているって。こりゃこの事は黙っていた方が良いな・・・。

『あのどうしたのですか?』

「えっ・・・?あーいや何でもないよーハハハ。それで君はこれからどうするの?別に君の人生(?)だから僕はとやかく言う権利はないけど好きなようにして良いよ?」

『・・・・・でも・・・。』

あっ、こいつ辺りを見渡してこの散らかった部屋を見てヤレヤレと言った表情で見てきやがった。そうですよ、僕はもう下手すると一生独り身かもしれない人間ですよー。えー!そうですよー(-_-)

『助けて貰ったお礼に今度は僕が貴方を守ってあげます!僕の直感を信じます!!だから僕をゲットして下さい!』

ゲットって・・・しかもなんで守ってあげますって・・・・ここはモンスターボールも何も無い世界なんだぞー。それに何だ?直感信じますって、僕は君が思ってるほど凄い人間じゃない。・・なんかさっきの言葉映画のタイトルにありそうな感じがするよね。

「モンスターボールなんてこの世界に存在していないからゲットする事は出来ないし、僕は君が思ってるほど優秀な人間でもないよ?」

『でしょうね・・・。この周りの惨状を見る限りそう思います。』

あっ・・・こいつ・・・やっぱり周りの様子を見てから僕の事を面倒くさがり屋でだらしない奴だと思ってるな。1割は合ってるが僕は逆に綺麗好きなんだぞ?

「ならここに住むかい・・?っと言っても何も無いけどね。まぁこれからよろしくね?」

『こちらこそよろしくお願いします。えーっとお名前は何と言うのでしょうか?』

「あっ・・あー名前ね・・僕の名前はトオル。別に呼び捨てでも良いからね?」

『いえいえ、助けて貰った身としてはそんな恩人を呼び捨てで呼ぶなんてとてもじゃないですが出来ません。なのでトオルさんと呼びますね。』

凄い礼儀正しいんですけど・・・えっ?レベルで言ったらまだレベル5くらいでしょ君。僕よりも礼儀正しいとなると僕の立ち位置が・・・それよりも多分この子の母親は相当躾が厳しかったんだろうな・・・そうだよな・・・確かカイリューなんて僕も詳しくは知らないけど600族って言われる位だからな・・・・そ・そそそれは良いとして今日はもう早い所休みましょう。もうアキの事も暫く忘れる事にしよう・・・きっと時間が解決してくれるさ・・・あーそうだった、カズに電話しないといけなかった。




・・・やっぱりこのミニリュウが言った事は捜査線上に上がってなかったみたいだな・・・あの驚きようからすると凄い情報を与えたようだな・・・今度酒奢るって言われたけど僕酒飲まないのよね~だから焼き肉でも奢って貰おーっと。さてと・・・このミニリュウの呼び方はどうするか・・・。

『僕はどんな呼び方でも構いませんよ?ミニリュウって呼び方でも慣れてますし、ニックネームを付けるならどんな名前でもどんと来いです!

えぇ・・・っと言うよりもやっぱりなんか敬語だとちょっと他所他所しいな・・・これから一つ屋根の下で暮らす仲なんだから出来るなら普通の言葉で話しくれた方が良いんだが・・・

「別に敬語じゃなくいいのよ?だってずっと敬語だと疲れちゃうし何よりなんか余所余所しいから・・・。」

『そう?別に敬語でも僕は良かったのに・・じゃあ普通に話すね!トオルさん!何か僕しようか?』

「いや・・・・・ゆっくりしておいていいよ?だってまだ体って完全に治ってないし、体の半分以上が包帯に包まれているポケモンに色々して貰うのも・・・。」

ミニリュウは先程の怪我で体の半分以上が包帯で巻かれている状態だった。その状態で色々とやって貰うと余計何か事件が起きそうな気がしてならない。だからこそ治るまではゆっくりとしておいて貰いたいのだ・・・

『分かった!じゃあ僕はもう寝るね!』

寝るんかーい!

もうオチがないけど今日はもう僕も寝る!!
[登場ポケモン]ミニリュウ ♂ レベルは大体5位
→自宅駐車場に倒れていたが、どうも他のポケモンに襲われ知らない間に敷地内駐車場に放置された模様(詳しくは覚えていなかった)母親のカイリューと散歩中に謎の白い光に包まれこちらの世界へと飛ばされてきたという摩訶不思議な供述をしており・・・

トオルに命を救って頂いた事を感謝しておりそれでトオルと行動を共にするようになった。

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