今回はフウラ視点です。
ある日のこと......ちなみに、今日の天気は曇り。まあ、いつも晴れてるわけじゃない。そして、今はノルト達は依頼をこなしにダンジョンにいってる。アルカもノルト達と行動してる。そして、私は今は......そうひま......というわけじゃない。まあやることはいろいろあるからね。それに平和なのはいいことだ。
ラキト「今日は曇ってるね~」
フウラ「そっそうね......」
イーブイ「そういえば、ラルナとクーアってどんな天気が好きなの?」
ラルナ「ボクは雪かな?」
クーア「私は晴れだよ」
イーブイ「雨じゃないの?水タイプなのに?」
クーア「水タイプでも雨が好きとは限らないんだよ」
確かにね......実はフェアリータイプの私もロボットものとか好きなんだよね......少し話がそれた?
イーブイ「せっかくだから、先輩も何か話そうよ!」
ちなみに、イーブイから私は先輩と呼ばれている。
ラルナ「そういえば、フウラ達とあまりこうやってしゃべる機会あまりなかったかもね」
確かに、そういえばそうかもしれない。
ラルナ「というわけで今日はよろしく~!」
ラルナ「せっかくだから、ラキトも~!」
ラキト「えっ僕......?」
ラキトは少し緊張している様子。実はポケモンと話すことがあまり得意ではないのだ。私とは気楽に話せるけど......実はノルト達の前ですらまだ慣れてない。
ラキト「いいの?」
ラルナ「なんで?」
ラキト「だって、なんか迷惑じゃない......?」
ラルナ「何が?なんで、迷惑なの?」
ラルナ「というわけでせっかくだから、質問タイム!」
ラキト「なんかごめん......」
ラルナ「なんで謝るの?」
フウラ「別に謝る必要なんてないんだからねっ」
そして、最初の質問は......。
ラルナ「そういえば、なんでブラッキーに進化したの?」
ラキト「えっと......やっぱりかっこいいからかな......実は昔はサンダースに進化したかったけどね......あと、なんとなく月が好きだからかな」
ラルナ「フウラは?」
私は突然質問されて、少し動揺する。
フウラ「えーと私は......そう!ニンフィアってリボンが便利でしょ......!だから......」
とりあえず、適当にごまかすけど......。
ラルナ「本当はかわいいから進化したんじゃないの?」
見事に当てられてしまう......。
ラキト「でも、僕もかわいいと思うよ!」
なんか嬉しい......。
ラルナ「フウラ顔赤くなってるよ......」
別になんでもないんだからねっ!
ラルナ「頑張ってね~」
その一方、ラキトは......緊張してしまってる。でも楽しそう。
ちょうど、その時セッカが戻ってきた。
セッカ「ヤッホー、アイス勝ってきたよ!」
ちょうど、セッカがアイスを買ってきてくれた。
イーブイ「アイスに勝ってきた......?」
ラルナ「アイスに勝ってきた......ということは......?」
ラルナ「アイスとの真剣勝負!」
クーア「なんでそうなるの?」
セッカ「なんかかっこいい!さあ、アイス!どっからでもかかってこい!」
何を言ってるんだか......なんか誤字から謎のやりとりに。
ちなみに、セッカは氷タイプだからか一年中よくアイスを食べる。
そして、アイスをみんなで食べることになった。
ちなみに、ラルナはバニラ味、クーアはソーダ味、ラキトは抹茶味、私はチョコレート味、セッカはストロベリー味のアイス、そしてイーブイはラルナと同じバニラ味だ。
ラルナ「おいしい~幸せ~」
ラルナ「ところで、ラキトさんってなんでギルドに入ったんですか?」
ラキト「......今の自分を変えたい。そして夢を叶えたいから...かな...?」
ラキト「僕ってまだまだ、バトル弱いし......よく落ち込んだり......みんなに迷惑ばっかりかける...こんなダメな僕だけど」
フウラ「ラキトはダメなんかじゃない!それにきっと自分を変えられるから」
ラキト「正直いってまだまだ、それにもちろん簡単にはいかないけど......頑張ろうと思ってるよ!だって諦めたくないから!」
ラルナ「そうなんだね......」
ラルナ「やっぱり、目標に向かって頑張るっていいよね......そして、ボクも頑張らないと」
ラルナ「セッカってなんでグレイシアに進化したの?」
そういえば、セッカには聞いてなかった。そういえばなんでだろう......
私も少し気になる。
セッカ「ボクは雪合戦してたらいつの間にか進化してた!」
セッカらしい理由ね......。
ラルナ「ボクもバトルの練習でもしようかな?」
ラキト「だったら僕も」
そうして、みんなでバトルの練習をした。
ラルナ「つーかれーた」
でも、いいバトルの練習が出来たらしく、ラルナの表情は明るかった。
そして、その後ノルト達が依頼を終えて戻ってくる。
ノルト「たっだいま~!」
ノルト「そういえば、不思議な夢を見たんだ」
そして、ノルトは夢の内容について話す。話によると私達みんなの性格が逆になってた夢らしい。
クーア「私は別にシスコンじゃないからね......!」
ラルナ「シスコン......ってボクは妹じゃない!」
ソルア「そして、ノルトは頼れるリーダーだったんだろ?」
ノルト「その通り!」
ソルア「夢の中のノルトのことで、本来のノルトはその逆だけどな」
ノルト「ちょっと、それってどういうことなの?」
アルカ「そういうことだよ?お兄ちゃん」
そして、引き続き今日もラルナ達が元の世界に戻る方法を探す。ラルナ達のためにも頑張らないと!
そしてその日の夜。
ふと夜空を見上げる。今日は曇っていて星が見えない。
ラキト「曇って星が見えないね......」
そして、月も雲に隠れて見えない。
ラルナ「月ならここにいるんじゃないの?」
確かに月は雲に隠れて見えないけど......月光ポケモンである彼の笑顔がみんなを明るくする。今日のラキトはいつもよりなんか楽しそう。その笑顔を見ていると元気が出てくる。
ラルナ「さあ、ボクも頑張らないと......!」
そして、ラルナは絶対に元の世界に戻るんだと改めて決意した。
続く......