アシマリと不思議のダンジョン 番外編2

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今回はフウラ視点です。

ある日のこと......ちなみに、今日の天気は曇り。まあ、いつも晴れてるわけじゃない。そして、今はノルト達は依頼をこなしにダンジョンにいってる。アルカもノルト達と行動してる。そして、私は今は......そうひま......というわけじゃない。まあやることはいろいろあるからね。それに平和なのはいいことだ。

ラキト「今日は曇ってるね~」
フウラ「そっそうね......」

イーブイ「そういえば、ラルナとクーアってどんな天気が好きなの?」
ラルナ「ボクは雪かな?」
クーア「私は晴れだよ」

イーブイ「雨じゃないの?水タイプなのに?」
クーア「水タイプでも雨が好きとは限らないんだよ」

確かにね......実はフェアリータイプの私もロボットものとか好きなんだよね......少し話がそれた?

イーブイ「せっかくだから、先輩も何か話そうよ!」

ちなみに、イーブイから私は先輩と呼ばれている。

ラルナ「そういえば、フウラ達とあまりこうやってしゃべる機会あまりなかったかもね」

確かに、そういえばそうかもしれない。

ラルナ「というわけで今日はよろしく~!」

ラルナ「せっかくだから、ラキトも~!」
ラキト「えっ僕......?」

ラキトは少し緊張している様子。実はポケモンと話すことがあまり得意ではないのだ。私とは気楽に話せるけど......実はノルト達の前ですらまだ慣れてない。

ラキト「いいの?」
ラルナ「なんで?」
ラキト「だって、なんか迷惑じゃない......?」
ラルナ「何が?なんで、迷惑なの?」
ラルナ「というわけでせっかくだから、質問タイム!」
ラキト「なんかごめん......」
ラルナ「なんで謝るの?」
フウラ「別に謝る必要なんてないんだからねっ」

そして、最初の質問は......。

ラルナ「そういえば、なんでブラッキーに進化したの?」
ラキト「えっと......やっぱりかっこいいからかな......実は昔はサンダースに進化したかったけどね......あと、なんとなく月が好きだからかな」

ラルナ「フウラは?」

私は突然質問されて、少し動揺する。

フウラ「えーと私は......そう!ニンフィアってリボンが便利でしょ......!だから......」

とりあえず、適当にごまかすけど......。

ラルナ「本当はかわいいから進化したんじゃないの?」

見事に当てられてしまう......。

ラキト「でも、僕もかわいいと思うよ!」

なんか嬉しい......。

ラルナ「フウラ顔赤くなってるよ......」

別になんでもないんだからねっ!

ラルナ「頑張ってね~」

その一方、ラキトは......緊張してしまってる。でも楽しそう。
ちょうど、その時セッカが戻ってきた。

セッカ「ヤッホー、アイス勝ってきたよ!」

ちょうど、セッカがアイスを買ってきてくれた。

イーブイ「アイスに勝ってきた......?」
ラルナ「アイスに勝ってきた......ということは......?」
ラルナ「アイスとの真剣勝負!」
クーア「なんでそうなるの?」
セッカ「なんかかっこいい!さあ、アイス!どっからでもかかってこい!」

何を言ってるんだか......なんか誤字から謎のやりとりに。
ちなみに、セッカは氷タイプだからか一年中よくアイスを食べる。
そして、アイスをみんなで食べることになった。

ちなみに、ラルナはバニラ味、クーアはソーダ味、ラキトは抹茶味、私はチョコレート味、セッカはストロベリー味のアイス、そしてイーブイはラルナと同じバニラ味だ。

ラルナ「おいしい~幸せ~」

ラルナ「ところで、ラキトさんってなんでギルドに入ったんですか?」
ラキト「......今の自分を変えたい。そして夢を叶えたいから...かな...?」
ラキト「僕ってまだまだ、バトル弱いし......よく落ち込んだり......みんなに迷惑ばっかりかける...こんなダメな僕だけど」
フウラ「ラキトはダメなんかじゃない!それにきっと自分を変えられるから」
ラキト「正直いってまだまだ、それにもちろん簡単にはいかないけど......頑張ろうと思ってるよ!だって諦めたくないから!」

ラルナ「そうなんだね......」
ラルナ「やっぱり、目標に向かって頑張るっていいよね......そして、ボクも頑張らないと」

ラルナ「セッカってなんでグレイシアに進化したの?」

そういえば、セッカには聞いてなかった。そういえばなんでだろう......
私も少し気になる。

セッカ「ボクは雪合戦してたらいつの間にか進化してた!」

セッカらしい理由ね......。

ラルナ「ボクもバトルの練習でもしようかな?」
ラキト「だったら僕も」

そうして、みんなでバトルの練習をした。

ラルナ「つーかれーた」

でも、いいバトルの練習が出来たらしく、ラルナの表情は明るかった。

そして、その後ノルト達が依頼を終えて戻ってくる。

ノルト「たっだいま~!」
ノルト「そういえば、不思議な夢を見たんだ」

そして、ノルトは夢の内容について話す。話によると私達みんなの性格が逆になってた夢らしい。

クーア「私は別にシスコンじゃないからね......!」
ラルナ「シスコン......ってボクは妹じゃない!」
ソルア「そして、ノルトは頼れるリーダーだったんだろ?」
ノルト「その通り!」
ソルア「夢の中のノルトのことで、本来のノルトはその逆だけどな」
ノルト「ちょっと、それってどういうことなの?」
アルカ「そういうことだよ?お兄ちゃん」

そして、引き続き今日もラルナ達が元の世界に戻る方法を探す。ラルナ達のためにも頑張らないと!

そしてその日の夜。
ふと夜空を見上げる。今日は曇っていて星が見えない。

ラキト「曇って星が見えないね......」

そして、月も雲に隠れて見えない。

ラルナ「月ならここにいるんじゃないの?」

確かに月は雲に隠れて見えないけど......月光ポケモンである彼の笑顔がみんなを明るくする。今日のラキトはいつもよりなんか楽しそう。その笑顔を見ていると元気が出てくる。



ラルナ「さあ、ボクも頑張らないと......!」

そして、ラルナは絶対に元の世界に戻るんだと改めて決意した。

続く......

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