第二十話 昨日の友は今日の敵

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シャラシティに到着したリュカ一行。マスタータワーでメガシンカ親父にメガリングをもらうことになったが、カルムとセレナのどちらかしかもらえない。そして、ポケモンバトルで強さを証明することになった。
セレナさんとのバトルが始まり、最初は僕が戦うことになった。そして相手は、輝きの洞窟で一緒に戦ったニャスパーさんが進化した姿、ニャオニクスさんと対峙した。

(お久しぶりですリュカさん。再会の場面が同じバトルの時だなんて偶然ですね)

「まあ今回は敵対しちゃってるけどね…なんだか戦いにくいなぁ」

(…そんな心境で私と戦うつもりですか?リュカさんの優しいところは好感が持てますが、真剣勝負では余計なものですよ)

分かってはいるが、そう簡単に切り離すことができない。そうやって動かすにいる僕に向かって、ニャオニクスさんが攻撃を仕掛けて来る。目の前でパンッと手を叩いて相手を驚かす技、猫騙しを食らってしまった。

(私はセレナさんのために勝ちます!例え相手がかつて一緒に戦った友であれ、全力で戦います!)

ニャオニクスさんから強い決意を感じる。そしてその中に、ほんの少しだけ躊躇いが混じっているのも感じた。やっぱりニャオニクスさんも、僕と同じで戦うのが辛いと思っているのか…。

「遠慮はしません!サイケ光線!」

ニャオニクスさんが放つ七色のビームを、僕はまともに食らってしまう。全身に強い痛みが走るが、それでも僕は倒れない。全力で戦う相手には、僕も全力で応えないといけないんだ。皆の勝利のため、僕はもう躊躇うことをやめた。

(…リュカさんから強いオーラを感じる!以前一緒に戦った時とは違う、強い心の力がリュカさんを動かそうとしている!)

「…いくよニャオニクス。勝利を賭けたバトルだからね、もう手加減はしない」

ありったけの脚力を使ってニャオニクスに近づき、その腹部にはっけいを叩き込む。ニャオニクスはその衝撃で後ろに吹き飛び、ゆっくりと立ち上がる。

(ぐっ、さすがリュカさん…いや、さすがリュカね。一撃がズシンと重いわ)

「そっちこそ、さっきのサイケ光線が結構効いたせいで、上手く力が出せなかったよ」

互いに認め合うように相手を賞賛する。これが好敵手というものなのか?だとしたら、この戦いを楽しんでいる自分がいることも納得できる。
この後も互いに技を打ち合って、ギリギリのところで僕が勝利した。正直一回目のはっけいの麻痺が無かったら、負けていたのはこちらかもしれない。リザンに支えられながら、僕は皆の元へ戻る。

「タイプ相性は悪かったのに…やっぱりリュカさんはカッコいいですね!」

「やはり今の姿では限界があるかもしれないわね。今後のためにも早くルカリオに進化した方がいいわ」

「確かにリュカさんは、いつになったら進化するんスかね?ずっとリオルの姿でも、色々と辛いッスよね…」

ソラとリザンの言う通りだ。いつになったら僕は進化するのだろう?強くなるだけじゃ駄目なのか?
そんなことを考えながら、僕は次のフレイさんが戦うところを見ることにした。そして相手は
、相性が悪い水タイプのゲコガシラだった。
カルムの手持ち
リュカ(リオル♂) フレイ(テールナー♀) サラ(色違いキルリア♀) リザン(リザード♂) ソラ(アブソル♀) コジョ(コジョフー♀)

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