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この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

登場ポケモン  ・スパイア→メガリザードンX ・マーニ→イーブイ ・セル→ブイゼル ・リーナ→バンギラス

タツミ達は最北端の碑がある場所で一旦帰宅すると言う結論を出した・・のだが、ここから一気にジョウトまで飛ぶとなると相当な労力と体力と時間が必要になってしまう事から、この地方に来た時のようにフェリーでジョウト地方まで移動する事にしたのだった。


タ「フェリーは明日の23時出港の便が取れたから大体その1時間前くらいまでには港があるミオシティに着いておかないといけないね。じゃあ、この町を後3時間程度観光してからあっちのミオシティに向けて出発しようか?それで良い?」

ス『それ位の時間なら大丈夫!それでこれから何処行くの?先ずご飯でも食べておく?それとも』

リー『ちょっと待って!なんでそんなに急かすのよ!?まずはここから町の中心地に出よう?そこで何するか考えた方が後々の事も考えて良いと思うしどうかな?』

タ「なるほど~、じゃあ一旦中心地に出てから残り時間を何して過ごすかを考えてみようか。スパイアもそれで良い?」

ス『OK!じゃあそれまでにオススメ探しておくよ!』

フ『いよいよこの大きな地方ともお別れなんだね~何か寂しいと言っちゃ寂しいな~・・・色々あった地方だったし、広くて一個一個の町までの距離が遠いのも今となっては良い思い出だね。』

タ「そうやな・・・もうこの地方とも暫くお別れ・・・じゃあ行こうか。」

セル『ここから町って・・確か今日いた場所まで戻るって事だよね?』

ス『そういえばそうか・・・ポケモンセンターがある場所辺りが中心地と言う事だったと思うから・・・えっ?何もなかった気がするよ?ガイドマップには・・・うわ~・・・確かにちょっと離れた場所に観光地が集中してる・・・ここは最北端ってだけで何もない町なのね・・・。』

マ『その言い方は酷いんじゃ無い?ここにだって素晴らしい景色とか普段は見ることが出来ない最北端の石碑だってあるし、全然他の町と違いないじゃない。』

タ「マーニの言うとおりと言いたいけど、本当ここ何もないなぁ・・・ポケモンセンターで一応聞いて見るか。」




あれ?いつの間にか何かポケモンが目の前にいるな・・・あれは確かシャワーズか。ん?何かこっちが今から通る道に立ちふさがるように進路をふさいできたな。あっ、このパターンだとまたスパイアが前に出て・・・来たか。

ス『何の御用でしょうか?それに僕達の知り合いにシャワーズなんて全く知りませんがもし何か御用ならば人違いでは?』

リー『そんな事をして貰ってもこちらが困りますよ?それに、あまり僕達も手荒な真似はしたくないのですが、そちらの理由次第では正当防衛と言う事で攻撃しますよ?それでどういったご用件で?』

『えっ?・・・そんな酷い用事じゃありませんし簡単な用事ですよ?そこのタツミさんに用事があって来ただけです。言うなれば貴方達に用事はありません、どいていただけませんか?』

僕に?なんでまた、あんなシャワーズなんて知らないぞ?イーブイも知らないしなぁ・・・あっ!!!そういえば1体いたわ!イーブイを!もしかしてあのイーブイか!?

ス『タツミに用事があるならもっと通すわけにはいかない。そんな素性も知らない奴なら尚更だ。』

セル『何だこのポケモン、凄い威圧感放ってくるしおいら怖いぞ・・・。』

マ『セルはちょっとタツミの方に行ってて。何か危ない予感がするから・・・・。』

危ない予感か・・・・それは僕もあるな、でもあのシャワーズが何の用事で来たのかを確認しないと先に進めないしどういう意図でこういう事をしてきたのかも気になるし・・・よし!聞いて見るか!!

タ「もしかして・・・前に戦ったことがあるイーブイだったりする?ポケモン違いだったら申し訳ないけど、取り敢えず僕が思いつくのがその時にいたイーブイだけなのよ。」

リー『もしかして・・・あの戦った!?僕がヨーギラスだった時に確かホウエンのどっかの町で夜に戦ったあのイーブイ!?えっ・・・・・・確かにシャワーズの進化前はイーブイだけど・・まさかね~?』

『はい、その節はお世話になりました・・・それで本日伺ったのがその私のトレーナーであるリュウセイの事についてなのです・・・タツミさんに相談するのが一番とずっと言われていましたので・・・ご迷惑かと思いましたが突然尋ねさせていただきました。』

タ「はあ・・・それで一体どういうご相談なのでしょうか?僕は特に何も出来ませんし特に役に立つとは思いませんが・・・?」

『いえ、その実は・・・リュウセイがポケモンになったのはご存じですよね・・・?』

そういえば・・・あれ以来全く会ってないから安否も何も確認取れてなかったな・・・でも任務を遂行できなかったと思うし、そうなるとこのシャワーズが言うとおりポケモンになったと言っても過言ではないか・・・それにしても何故今更僕をこんな所まで訪ねてくるんだ?そこがまた気掛かりだな・・・気持ち悪いな・・・

マ『何かさっきから聞いてると貴方って本当謎のポケモンね、リーナの話を聞く限りホウエンで何かしらあったのは分かったわ。でも、何故ここでこんな場所でいきなりタツミさんを尋ねたのか。また、貴方のトレーナーの事をタツミさんに知らせに来たのか・・・そこを聞かせてくれないかしら?そこが分からないとちょっと貴方を信用する事は出来ないわ?』

ス『それにその話をする為だけにここに来たってのもかなり不審。その事を伝えに来ただけだったり相談しに来るんだったらポケモンセンターなどの公共施設やカフェなどのお店で話す方がまだ良いでしょうに。・・・簡単に聞こう、何が目的だ?』

『はぁ・・・バレちゃ仕方ないですね・・・やっぱり流石その男の仲間ですこと。警戒心が強くてバトルでもかなり強いと噂があるだけありますわ。そうですね、確かに公共施設でお話した方が良いでしょう・・・ですが、周りの誰にも危害を加えないようにするにはこれしか方法がなかった・・・。ではそちらのイーブイの質問に答えましょう、先ず一つ目の質問で何故ここで貴方達を訪ねたのかですよね?それは・・・・私達の計画では貴方達みたいな人やポケモンは邪魔なのですよ、だからここで貴方達の存在を抹消するつもりだからです。』

そうシャワーズが不気味な笑みを浮かべつつしゃべり終えたと同時に周りにいくつもの黒い影が現れた。そのいくつもの影がタツミ達とその周りにいた観光客を取り囲み辺りは一時騒然となる。

ス『なるほど・・・・例の団体とは違う第2ラウンドと言う事か・・・みんな準備は良いか?・・・あいつらを倒さない限り先に進めない・・・フェリーの時間もあるし・・・急ぐぞ?ただ、周りに一般人が多くいるとなるとあまり強い技は使えないな・・・。』

リー『そりゃあフェリーの予約があるし、今日の夜は凄く豪華なディナーにしようと計画していたんだからその計画を邪魔されちゃたまったもんじゃないね。それに、予約に遅れたらキャンセル料掛かるんだからそれ位は分かってるよ。しかし・・・・全部で10体程度か・・・人間の気配はそれ程感じない・・っと言うと今回はほぼポケモンっと言った感じだな・・・。』

セル『ここでおいら達を襲ったのってもしかして周りに何もないところだからじゃないのか?町の中じゃ他に色々な人がいて勝ち目がないか捕まると思ったからじゃないのか?じゃなきゃわざわざ町から離れたこの場所まで来ないでしょ?』

『あら、そこのお子様は結構賢いのね。その通り、あの団体がへましてくれたお陰で街中の警備が厳しくなったのよ。そして2つ目の質問の答えはその事実を伝えたかったからかしら・・・・取り敢えず、ここなら貴方達を襲っても助けは遅くにしか来ない、最初にそこの男に近づかせてくれたのなら貴方達ポケモンの命は助けようと思ったのに・・・馬鹿なポケモン達ね・・・・ふふふ・・・大人しく全員くたばりなさい。』パチンッ

指を鳴らした・・・っということは・・・まさか!!!こんな観光客がいるところで戦わないといけないのかいな!!なんとまぁ無茶な!!

タ「みんな来るぞ!!気をつけろ!!!」

ス『リーナは後ろを頼む!!恐らく観光客の方にも例の黒い物体が行ってるって事はこちらに振り当てられるポケモンは精々4体か5体!僕とリーナで何とかいける数か・・・時間を掛けすぎると不利になるし、一気に行くぞ!!』

リー『幾ら時間に押されてるって言っても無茶は禁物だからね!マーニとセルはタツミの近くにいてタツミを守って!!僕らがどうにかこうにか食い止めてみせるから!!スパイア来たぞ!!』

そうこうしている内に4つある影の内2つがスパイアとリーナへと近づきそれぞれが技を出してきた。

タ「2人とも絶対あいつらには触れないように遠方攻撃で迎え撃って!!もしかしたら何か仕組んでくるかもしれない!!」

ス『了解!火炎放射であいつらを一掃してやる!!!』

リー『了解!!こっちは地震で一気に片付ける!!スパイアはダメージを受けないようにちょっと空に浮かんでいて!!』

ス『ほい!!!』

観光客の方を取り囲んでいた黒い影も攻撃を始めたようで後ろの方から悲鳴と思われる声があがっている。勿論、数人のトレーナーと思われる人がポケモンを出し応戦しているようだが、あちらの方には3体のポケモンが当てられているようで3つの黒い影が攻撃を仕掛けていた。その黒い影もタツミ達の目の前にいる奴らと同じように体も隠れる位の上着を着、フードを深くかぶっていてどのようなポケモンが相手なのか分からない状態であった。

タ「これじゃあ相性やタイプが分からない・・・どうにかしてあのフードを取る事が出来ればちょっとは違うと思うけど・・・・・・ん?あの形は・・・確か・・・・ねえマーニ、ちょっとポケモンの種類に詳しかったりする?」

マ『うーん・・・あまり自信は無いけどそれなりに知ってはいると自負しているよ?もしかして・・・』





ス『クソッ!!!これじゃあキリが無いじゃ無いか!!でもタツミが言うとおり何があるか分からないから接近戦は厳しすぎる・・・でもこのままだと全く先に進めない!どうすれば・・・。』

マ『スパイア!!そいつは多分ラムパルドだと思う!!だから炎タイプはあまり効果が薄いわ!!リーナの地震の方が効果抜群の筈よ!そしてリーナの方はダーテングの筈!だからそっちがスパイアの火炎放射が効果的!!』

ス『そういう事か!岩タイプだからあまり炎技が効いた感じがなかったんだな!!分かった!!リーナこっちからも行くぞ!!』

リー『了解!』

スパイアはリーナが相手していた影に向け火炎放射を、そしてリーナはスパイアが相手していた方に地震を放った。そして暫くしてその2つの影がバタッとその場に倒れその時の勢いでフードがめくれ中から2人が予想した通りのポケモンが出てきた事でタツミとマーニの思惑はほぼほぼ合っていた事がわかった。

ス『なるほど!こいつが・・・・クソやろうが!!そこで暫く寝てろ!!もう起きんな!!どっか行け!!近づくな!!』

リー『ちょ・・・言い過ぎ!取り敢えず後2体いるんだから油断しないで!行くよ!!』

『どうして分かったのかしら・・・・一体どのような事をしたの・・・エスパー?まさかねぇ・・・・・こちらとしても万全な体制の筈だったのに・・・はぁ・・・。』

タ「残り2体は恐らくキノガッサとライボルトだと思う!!背が低い方に向けてリーナは地震!!そしてもう片方には火炎放射を!!」

ス『よしわかった!!行くぞ-!!!!』

リー『それにしても尻尾と上着から見て分かる姿形で判断するってなかなか詳しいなぁ~僕ですら分からなかったのに。簡単に出来る事じゃないよ!』

タ「マーニのお陰だよ、それよりも話は後にして一気に片付けてしまうよ!!」

ス&リー『オー!!』



その後、残り2つの影も倒れたのを確認した所でスパイアとマーニはタツミの元へと戻る。そしてタツミの側から遠くから見ていたシャワーズに向け火炎放射と破壊光線を放った。しかし、攻撃が当たる前にシャワーズはまもるを発動し技は一切効かずにその場で消え去ってしまう。



タ「まもるを覚えていたか。あの技はレベルアップで覚える技じゃないはず・・・っと言う事はやはりトレーナーのポケモンとなるか・・・野生ならまだ少しは対処のしようがあったんだけどな・・・。」

まもるは技マシンで覚える・・・やはりリュウセイのポケモンと考えて問題無いだろう。それよりもこれからどうするか・・・あいつらを放っておくとまたいつか襲ってくるかもしれないし・・・ん?サイレンの音・・・警察がようやく来たのか~確かに遅いな。

『ちっ・・・邪魔が入ってしまいましたわ、今回の作戦はこちらの負けと言ったところね・・・これじゃ良い報告をあの人には出来ないわ。・・・・・ここは一旦引き上げる事としましょう・・・。』パチンッ

ん?またシャワーズが指を鳴らしたな・・・あれ?ポケモン達の動きが急に止まって・・・しかも倒れてたはずのポケモンも起き上がってきてシャワーズの元に戻っていく・・・あのシャワーズか他の何かに操られている感じか・・・?それとも何かしらの装置による操りか・・・?

ス『何か・・・急に終ったね・・・それにおかしな展開になってきたな・・・急に攻撃して来たと思ったら急に集まりだして・・しかも指を鳴らした瞬間集まりだす・・ん?指を鳴らしたら集まった?』

リー『なるほどぉ・・・どうもあのシャワーズが黒幕のようだね。そう考えても良いと思うけど、今はまだ完全に去っていないと言う事から警戒はしておこう。』

あっちの動きはそれ程無いな・・・それにしても観光客の方も案外良い戦いしてたんだなぁ。シャワーズか・・・今回の事は覚えておいた方が良さそうだね・・あの左腕に傷があるシャワーズっと。

『今回は私達の負けと言う事で良いですわ。ですが、次はこうも行きませんからね?・・・またお会いしましょう。』

ス『もう二度と会いに来んな!!!!本当迷惑!!ようやくあの奴らとお別れできたと思ったら次はあんた達だからな!!もう嫌やわ!!』

セル『そうだそうだ!!!おばさん!!』

『おば・・・・!まだ若いってのにあの餓鬼共は・・・覚えてらっしゃいよ・・私の事をおばさんって言った事後悔させてあげるからね。』

タ「スパイアとセルちょっと落ち着いて。案外おばはんに見えても若いって事もあるんだから!そりゃあ今回の対応はおばはん以上にタチ悪いけどね!っと言う話は置いといて・・そちらの事も幾分か調べさせて貰いますよ?こんだけの事を急にしてきたんですから然るべき対応は取るつもりですのでそのおつもりで。」

『トレーナーもポケモンと同じく随分と威勢だけは良いようで・・・貴方達の事は今回で大体分かりました。・・・・・またどこかでお会いしましょう、それまでごきげんよう。』

リー『だからももう来んなって!』

シャワーズ達は一瞬の内に空へと飛び上がりその場から姿を消してしまった。そして、観光客の誰かが通報したのであろうか、その瞬間にパトカーが数台到着し辺りは一時再び騒然となった。


タツミ達はと言うと、今回の事からキッサキシティ中心部へと戻るのは危険と判断し警察の事情聴取が行われる前に急いでその場を離れ、港があるミオシティへと向かう事にした。それは今回の事件が起きたからのもそうだが、大きな理由はと言うとここからミオシティまでは所要道路を通った場合でも約400キロ程度離れており、自動車の場合法定速度で行った場合には6時間程掛かる長丁場となってしまい、それを今回はスパイア1人で飛ぶと言う凄く無茶な計画としているからである。

タ「無茶しなくても良いからね?キツいときはキツいって言って?今から5時間程度はぶっ通しでも掛かる予定だから途中で一旦休憩か宿泊は挟もうと思うけど、さっきの疲れもあるだろうしそもそもスパイアが倒れたら大変な事だからね!それよりも警察に見つかる前に急いで離れよう!』

ス『僕の方なら大丈夫!じゃあ行くからしっかり掴まっててよ!!』

本当ならばミオシティまで今日中に行きたかった所だけど、今の時間は11時ちょっと過ぎ・・・出るのが遅かったから仕方ない事だけどやっぱりもうちょっと早めに出ておくべきだった。今からの時間で出発となるとコトブキシティ辺りで日が暮れるだろう。日が暮れての移動は厳しい物があるから今日はコトブキで一泊・・・

ス『タツミ!どうしたの?さっきからちょっとボーッとしてるけど大丈夫?もうちょっと速度落とそうか?速すぎたんじゃない?まだ日は上にあるからそんなに急がなくても大丈夫と思うよ?』

タ「え?あ・・・あぁ、ボーッとしてたのか・・・大丈夫大丈夫、この調子が丁度良いからこの速度で行こう。何考えていたのかというと、今日はコトブキシティまで行ってそこで今日は何処まで向かうかってのを考えていただけだから大丈夫。それよりもスパイアの方は大丈夫?さっきのバトル疲れもあるかもしれないし・・・キツいならすぐ言ってよ?」

ス『コトブキシティか・・・じゃあもうちょっと海側を飛んだ方が距離が少し短くなるかな・・・ただ、今日は海側からの風が強いから体制を保ち続けるのも難しいところもあるし、明日は雨ってフィーロが言ってた事もあるから何となくじめっとして飛びづらくなるからな・・・だからと言ってもうちょっと山側に進路を取ると時間掛かるし・・・。』

タ「そんなに深く考えなくても良いよ?先ず安全第一に行こう?それからどう飛ぶか考えた方が早いじゃない?」

ス『そうだね、じゃあそうする。』

気温も上がってきてやっと春めいてきました・・・っと言うよりも今回の冬は冬って感じがあまり無かったです。

雪が積もったのもそう多くなかったですし気温もやや高めって感じの日が多かったです。

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