第十八話 強さの証明

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ルカリオとのバトルが始まり、先制を譲られたリュカ。確実にダメージを与える為に、正面からあえて攻撃を外すテクニックを披露し、背中にはっけいを当てる。しかし相手のルカリオはそれだけでは倒れず、グロウパンチがリュカの顔面に迫る。
しかし、ルカリオのグロウパンチは僕の顔に当たる直前で止まる。どうやらちょうど良いタイミングで発動したようだ。

「か、体が動かねぇ…一体何が起こったんだ?」

「はっけいの追加効果だよ。内側への衝撃が全身の痺れを発症させている。どれだけ貴方が僕より強くても、全身が麻痺してる状態ではまともに動けないでしょう」

すかさず僕はルカリオの懐に追撃のはっけいを打ち込む。衝撃波を受けたルカリオは、そのまま力なく倒れた。

「や…やった…。ルカリオに勝った…勝ったぞーっ!!」

喜びが心から溢れ出るように大声を出しながら、僕は思わず仲間の元へ駆け出していた。そしてそのまま仲間たちから、手荒な歓迎を受ける。

「さすがリュカさんッスね!僕は絶対に勝つって信じてましたッスよ!」

「やれば出来るじゃないリュカ!今だけはアンタのこと、ちょっとだけ認めてあげるわ」

「武術の天才である私を倒したんですから、これからも勝ち続けてもらわないと困りますよ!」

僕がリザンとフレイさんとコジョにもみくちゃにされているところを、サラとソラは少し離れたところで見守っていた。

「フフッ、やっぱりリュカさんは私にとって、永遠のヒーローですね」

「ああ、この勝ちは彼を大きくさせる。ここにきてやっと、眠っていた力を発揮してくれたようだ」

その一方で、倒れたルカリオを担ぐために、もう一匹のルカリオが僕を見て呟く。

「ふむ…とうとう我が弟をも倒したか。多少有利な状況だったとはいえ、見事な戦いぶりだ」

満足そうな表情のルカリオは、倒れたルカリオをコルニさんに戻した後、そのまま耳打ちする。しばらくして、コルニさんから負けを認めるという言葉が出て、カルムの勝ちが決まった。

「あなたのリオル、なかなか良い動きだったわ。相棒のルカリオがここまで褒めるのは初めてよ!ジム戦では本気で戦うらしいから、次は魂が燃えるようなバトルをしようね!」

そう言ってコルニさんは先に進み、ルカリオもこちらに一礼した後に去っていった。どうやら次のジム戦では、あの強そうなルカリオと戦うことになりそうだ。以前なら不安に押し潰される僕だったが、今は少しだけワクワクしてる自分もいる。次のジム戦が楽しみだ。
その後はポケセンで回復し、11番道路を進んでいる途中、ホログラムメールで博士からメガシンカ親父についての情報を受けた。次のジムがあるシャラシティにマスタータワーがあり、そこに行けばメガシンカの秘密が分かるかもしれない。そんな期待を膨らませながら、僕たちは映し身の洞窟に入った。
カルムの手持ち
リュカ(リオル♂) フレイ(テールナー♀) サラ(キルリア♀) リザン(リザード♂) ソラ(アブソル♀) コジョ(コジョフー♀)

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