第十話 サイホーンにのって さがしにいこう

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新しく仲間になったザングースのクザン、アブソルのソラ、コジョフーのコジョ。手持ちに選ばれる責任を感じながらも、リュカ達は化石博士を探すために輝きの洞窟へ向かうことにした。
化石博士がいるという輝きの洞窟に行くために、9番道路のデコボコ道をサイホーンに乗って進む。ポケモンの歳では熟練になるサイホーンだが、カルムを乗せても悠々と岩を壊しながら歩いていく。

「へっ、これくらい朝飯前よぉ!
おいガキども、いつか俺みてぇに立派なポケモンになって、誰かのためになることをするんだぞ!」

最後にサイホーンのおじさんに励まされて、僕たちは輝きの洞窟に入る。中は薄暗くて視界が悪いけど、一本道なので特に迷うこともなくそのまま奥まで進めた。その先に待ち受けていたのは、赤いスーツを着た怪しい人間だった。
「おやぁ?」と言いながら振り返り、怪しい男はカルムに近づいてくる。一応ポケモンを持っているらしいけど、普通のトレーナーではなさそう…。

「あらま?物好きなトレーナーがやってきちゃったよ。いいか!俺ら泣く子も黙るオシャレチーム、フレア団!
フレア団の目的は俺たちだけがハッピーになること。他のトレーナーやポケモンがどうなってもいいのさ!
あんた子供でしょ、まだ消えたくないでしょ?」

傲慢という、その一言しか思えないほどの上から目線。何の目的でここにいるのか分からないけど、悪さをする連中だということは理解できた。しばらくしてカルムが一歩前に出て、怪しい男に言い返す。

「僕は化石博士を探しに来ました。あなたたちの目的が何なのか分からないけど、先に行かせてもらいます!」

「…おしゃれなスーツも汚れるスマートじゃないやり方だけど、消し去ってやる!いけー、デルビル!」

フレア団の下っ端とのポケモンバトルが始まり、僕は相手のデルビルと対峙した。悪いことをする敵に容赦はしない。先制ではっけいを繰り出し、効果抜群の技を受けたデルビルはそのまま倒れる。
次に出てきたズバットは、フレイさんのサイケ光線によって一撃で倒される。勝利を確信した僕は、フレイさんとハイタッチを交わす。

「負けちまった俺は、スマートに崩れ落ちるぜ…」

はっけいを使えるようになってから、僕もフレイさんのように一撃で決めることが多くなってきた。これも修練の賜物と言うべきか。

「あらま?お子様のクセに強いポケモントレーナーだ。だけどよ、フレア団は俺だけじゃないんだぜ」

その言葉通り、奥へ進む途中で女性のフレア団に勝負を挑まれる。相手はどくタイプのゴクリン、電光石火を二回当てて勝利する。次に出てきたラクライは、僕と交代したリザンに倒される。

「勝ちましたよリュカさん!イェーイ!」

「うん、リザンもなかなかやるね」

リザンともハイタッチを交わして勝利を喜ぶ。さらに奥へ進んでいくと、次は二人のフレイ団に勝負を挑まれた。しかしそこへセレナがやって来て、2対2のダブルバトルへ発展する。

「フレア団が二人…じゃあこちらも二人で戦わないとね。さっきも別のフレア団と戦ったの。
アナタたちフレア団がハッピーになるなら、好きにすれば?だけど、アタシたちを消し去るなんてありえないし、許せないでしょ」

相手はズルッグとグレッグル。こちらは僕とニャスパーのコンビで戦う。

(初めましてリュカさん、よろしくお願いします。まず私がズルッグをねこだましで先制しますので、続けて攻撃をお願いします)

「りょ、了解です」

さすがカルムのライバルのポケモン。的確な指示で戦いを有利に運んでくれた。ニャスパーの指示通り、ズルッグにはっけいを当てて華麗に倒した。しかしグレッグルのだましうちがニャスパーに当たり、瀕死の状態に追い込まれる。

(ぐっ…私は大丈夫です。相手はあと一匹、お互い頑張りましょう)

「…うん、分かった」

次のターン、僕が電光石火で体力を削り、ニャスパーの念力でフィニッシュ。勝利を確信して僕はニャスパーに駆け寄る。

(…リュカさん、何をしてるんですか?)

「ハイタッチだよ。お互いの連携が上手くいった結果だし、勝利を分かち合おう」

(…まったく、次は敵として戦うかもしれないのに…しょうがないですね)

僕はニャスパーともハイタッチを交わす。その姿を見て、カルムとセレナが微笑ましそうにしていた。
カルムの手持ち
リュカ(リオル♂) フレイ(テールナー♀) サラ(色違いラルトス♀) リザン(リザード♂) ソラ(アブソル♀) コジョ(コジョフー♀)

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