第一話 出会い

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ポケモンXYのストーリーを軸として、主人公のカルムのポケモンになった、おくびょうなリオルがメインの物語です。拙い文章ですが、楽しんでいただけたら幸いです。
僕はおくびょうなリオル。22番道路に住んでいて、今日も一人で草むらの中に隠れています。
でもいいんだ、僕なんか仲間にしたって何の役にも立たないし、ずっとこのままが一番いいんだ。僕は臆病なヘタレなんだから…。

「確か図鑑によると、ここにリオルが生息してるはずなんだけど…どこにいるんだろう?」

一人の人間がこちらに近づいて来るのを見て、僕は慌てて遠くの草むらに隠れる。
黒いサングラスをのっけた赤い帽子に、全身青いジャージ姿が特徴の若いポケモントレーナー。不思議な魅力を感じさせるその人間をじっと見ていたので、僕は後ろにいるそのポケモンに全然気が付かなかった。

「今あなたカルムのこと見てたわね?」

後ろにパッと振り向くと、黄色い体毛が特徴の狐っぽいポケモンが、僕をじっと見つめていた。初めてポケモンに話しかけられ、僕は緊張のあまり石のように固まってしまった。

(早く返事をしなくちゃ!でも、なんて言えばいいんだろう?とにかくなんでもいいから言葉を…うわあぁぁぁっ!!)

「私はきつねポケモンのフォッコ、ニックネームはフレイよ!確かあなたは…はもんポケモンのリオルね!カルムの図鑑を見たから間違いないわ!
これから私たち、ハクダンシティジムに挑戦するんだけど、さすがに私だけじゃ不安もあるから、一緒に戦う仲間を探しに来たの。カルムったらモンスターボールを投げるのが下手だから、仲間が全然増えないのよ!だから私自ら連れて来ることにしたの、私に選ばれて良かったわね」

なんだか勝手に話が進んでしまい、結局僕は彼女に連れて行かれてしまった。そして僕は、カルムと呼ばれていたポケモントレーナーの前に立たされた。

「キャウキャウ♪(望み通りリオルを連れて来たわよ!さあ褒美をよこしなさい!)」

「ありがとうフレイ、今ポフレをあげるから待っててね」

人間からポフレと呼ばれるものをもらい、美味しそうに食べる姿を見て、無意識に僕のお腹も鳴ってしまった。それを聞いた人間は、僕にもポフレと呼ばれる食べ物を差し出してきた。

「チョコ味のポフレだけど、君も食べるかい?」

恐る恐るそれを受け取り、思い切って一口かじってみた。チョコの甘い味が口の中に広がり、自然と笑みがこぼれる。

「キャウ!?(あ、ずる〜い!)」

「良かった、なんとなくチョコが好きそうかなって思ったんだ」

ポフレを食べ終えると、突然人間が僕の頭を優しく撫でてきた。一瞬ビクッと身体が震えるが、次第にそれが心地よい感触になり、僕は犬のように尻尾をフリフリさせる。
そのまま僕はカルムのモンスターボールに納まり、人間と一緒に旅をすることを決めた。そして与えられたニックネームは…

「よし、君のニックネームはリュカだ!これからよろしくね!」

「ア、アオン!(は、はい!)」

リュカという名前を授かり、僕はカルムのポケモンとして生きることになった。
カルムの手持ち
リュカ(リオル♂) フレイ(フォッコ♀)

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感想

お名前:サテライトさん
初めまして! サテライトと言う者です。
これからどのようにリュカとカルム達が冒険していくのか楽しみです。
これからも頑張って小説書いてください!
書いた日:2019年01月08日
作者からの返信
感想ありがとうございます!
ポケモン視点での小説は初めてなので、至らぬ部分もあると思いますが、楽しんでいただけたら幸いです^_^
書いた日:2019年01月10日