4話目 消えたモモンの実を追え!

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今回は短い予定です
……多分
「なっ…」

「例のブツが…無いっ!」

プクリンギルド。
トレジャータウンの北東に位置する、探検隊を育てる施設でもあり、毎日依頼が更新される、そんな施設。

その弟子部屋の一室で、異様な声をあげるヤツが居た。
そいつはリオルで、アルトと呼ばれるポケモン。
現在、まだ日が上っていなか、夜更け。
地平線から、光が少し漏れ出しているだけで、太陽は顔を覗かせてはいない。

そんな夜更けに、なぜ異様な声を放ったのか?
いきさつはこうである。

◆◇◆◇◆◇

前日に、アルトとルナは、トレジャータウンの誕生祭、トレジャー祭へと行った。
ペラップからも許可がおりたので。

「じゃあ、買ってくるねー」

そう言ったルナは、出ている店へ、アルトの為に果物を買ってきた。

この先、ルカリオのランと会い、サメハダ岩で会話をするのだが、そこは割愛する。





問題はその後。
アルトが親方様ープクリンに呼び出されて、少し弟子部屋から席をはずしたのだ。
そこには、ルナと4つのモモンの実。

確か、4つだった。
だったのだがー。

帰ってくると、モモンの実は、3つになっていた。
あと、ルナが「満腹~♪」的な表情をして眠りについていた。
まぁしかし、数え間違えかもしれない。そう思うことにした。
…ルナの口元が濡れて居たのは、少々気になったのだが…


しかし、事件は起こった。
それは、モモンの実が2つになっていたのだ!
流石に不審がるアルト。すかさずルナを見るが、やはり「満腹~♪」的な表情を浮かべて爆睡している。
犯人はルナか?
いや、しかし。食堂のリンゴを分けてもらって、食べたのかもしれない。
そうすると、兄弟子達か?
いやしかし、そんな大人げないことをするだろうか…?(ビッパはしそうだけれど…)

とりあえず、なんとなく直感的に、犯人をビッパだと仮定。もしかしたらボロが出るやもしれん。

とりあえず、被疑者に事情聴取。

「オイラが昨日何を食べたのか?ゲスか?オイラは昨日、リンゴしか食べていないでゲスよ?」

「そっか…。一応、怪しい人が居たら教えてね。」

「了解でゲス!」

違うのか。
いやしかし、嘘をついているのかもしれん。
一応ルナにも聞いてみる。

「へ?誰がモモンの実を食べたか、だって?それなのー」

ごくり。
こやつ、犯人を知っている…!
犯人は誰だ?
ビッパか?ドゴームか?ペラップかっ!?

ルナが満面の笑みで口を開いた。


「私だよ?」




へ?
はははははははは犯人居たーーっ!!

「いやだって、4つあったから、半分こかなー?と思って。」

「そう言ったって…何か一言言えば良かったのに…」

「あーそっかぁ!ごめーん!」


モモンの実を食ったのはルナだった。
ごめんよ、ビッパ。




その日、アルトはビッパにイアの実を持っていった。
ビッパがイアの実が苦手だったのは、秘密ー。
食い意地の張ったルナ。
口調が大分違いましたねw
まぁ、ふざけながら小説を書いて行ければと思いますんで、よろしくお願いします(深々)

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