怖がりなミミッキュ

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作者:ナイツ
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読了時間目安:11分
このこわがりミミッキュはレイコさんのこわがりミミッキュを借りました。
僕はとても怖がりだ。
どれぐらいかと言うと、暗い場所には1人では行けない、とても強そうなポケモンに近づかない、危ない所は絶対行かない、それぐらい怖がりだ。

そんな怖がりに面倒くさがって僕に友達なんて出来るわけがなくいつも一人ぼっち、ずっと一人で人間が建てて使わなくなった倉庫でひっそり暮らしいる。

毎日毎日朝目が覚めれば川に顔を洗いに行ってその後朝ごはんを食べ昼までボーと過ごし昼になるときのみを集めに出かけて夕方になると倉庫に帰るそして夜ご飯を食べて1日が終わる、ずっとこれを繰り返している。

正直もう飽きた、何か新しい事がしたい。
そんな時空から絵が描かれている紙が飛んできた。

その紙には読めないけど文字が書かれていてその隣に僕と同じポケモンが描かれている。
文字は読めないけど絵の雰囲気で何となくわかる、何かのイベントがあの街であるんだ。
しかもそこに僕と同じ種類のポケモンもいる、このイベントに僕も参加すれば友達が出来るかもしれない。

そう思ったが、正直行くのがとても怖い、街に行けば人間達がいっぱいいる、奴らはポケモンである僕を見れば何をしてくるかわからないもしいきなり物で殴って来たら…
考えるだけでゾッとする。
だけどまたずっと同じ事をして暮らす方がもっと嫌だ。

僕は思い切って街に行く事にした、もしかしたらゴミ箱やベンチや木とかあるし隠れながら行けば人間に合わないかもしれない、その可能性にかけながら僕は街に向かった。

街までは僕の足で行くのにだいぶかかってしまう、しかも出発したのが昼前ぐらい多分着くのは夕方過ぎ、早く急がないと今夜人間達がいる街で一夜を過ごさないと行けなくなってしまう。

歩く度に不安が増して行くのをやめかける、その度に僕は自分の足を叩きながら前に進んだ。

街まであとちょっと、街まで行けばきっと楽しい事ばかり、今までの僕を帰るきっかけが待っている、そう自分に希望を持たせて歩き続けた。

街に着くと、人間の姿は無かった、そのかわり見た事がないポケモン達で溢れかえっている。

あっちを見てもポケモン、こっちを見てもポケモン、何処を見てもポケモンだらけ。

人間達のイベントでは無かったんだ、僕はそう思いながら堂々と道を歩いてしまった。

何事も警戒して隠れながら行くはずだった、だけど見た事ない景色、見たことない建物、見たことないポケモン、そんな物がいきなり目の前に現れてしまえば怖がりなんて薄れてしまい何をしても大丈夫と思ってしまう、
それがいけなかった。

僕は堂々と道を歩いていると、目の前にヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネが現れた。

目の前にいる3匹のポケモンは僕よりかなりデカく僕が知ってる3匹のポケモンとは何か違う気がする。

3匹のポケモンは自分達の頭を掴みそれを後ろに下げた、するといきなり人間の顔をが出てきた。

僕がポケモンと思っていたのは全部人間が仮装した姿、この3匹の人間は少し体が小さい、フードみたいなのにさっきの3匹のポケモンの顔が写っている仮装のようだ。

「うわぁ!ミミッキュがいるぞ!!」
「本当だ!こいつすげ〜ボロボロだぜ?」
「うげぇ…ばっちい…貰ったお菓子が腐っちまうよ。」

人間は僕をとても変な目で見てきた、僕はとても恐怖した、早く逃げないと、だけど足が動かない、人間は近くに落ちてる木の枝を持って近づいてきた。

「お化け退治たぁ!!それ!!」

人間は僕に木の枝を叩きつけて来た、僕は動かない足を動かして必死に逃げようとしただけど人間は先回りをしてさらに僕に木の枝を叩きつけて来る。

痛い、とても痛い、どうしてこんな事をしてくるのか、やっぱり何もぜずいつものように毎日を過ごした方が良かったのか、どうしていつも嫌な事ばかり起こる、何でいつもやりたい事が上手くいかない、何でいつもこうなる。

人間は僕に木の枝を叩きつけていると、僕が被っているピカチュウの布が木の枝に引っかかりスポンと取れてしまった。

するとさっきまで叩いていた人間達は目を瞑りながらこけながらも急いでその場を去って行った、僕の布が引っかかった木の枝を持ちながら。

僕はとても醜い姿を晒しながら道の真ん中にいる。

僕の姿を遠目で見た人間達はみんな僕の事を化け物と呼びながら色んなものを投げて来た。

とても怖い、とても痛い、早く帰りたい、早く逃げたい、もう嫌だ。

僕は逃げた、必死に逃げた、ゴミ箱に隠れたり、草の中に隠れたり、誰かの家に隠れたりして。

誰かの家に隠れている時、変な話を聞いた。

最近、この街では変な行方不明事件が起きていて、未だにその行方不明になった人間達は帰って来ていないと言う、その犯人が今僕ではないかと人間達は思っているらしい。

もういい、いつもの場所に帰る、帰ってまた退屈な毎日を過ごす。

僕は街から離れた、離れてそのままあの倉庫に帰る、もう無理矢理自分を変えようとするのはやめる事にする。

帰り道ふと振り返って見た街、来た時はとても綺麗だったのに今見れば吐き気がしてくる。

そんな街を後して僕は帰り道を歩いた、するといきなり僕の体が浮いた。

何がどうなってるのか分からずジタバタすると後ろから声が聞こえた。

「ははは、ジタバタしないで、ちょっと君の姿が見たいだけだから。」

持ち上げられながら後ろを向くと、そこにはニコッと笑った目に白い顔を口がない何かがいた、僕はさらに暴れた。

「あはは、元気だねぇ、もしかしてこの仮面が怖いのかい?でもこれを取ってしまうと君はさらに怖がってしまう、僕はどうすれば君を安心させれる?」

僕はパニックになりながら必死に下ろしてと叫んだ、すると僕は地面に下ろされた。

「はい、下ろしたよ、次は何をすればいい?」

僕は驚いた、さっきの人間はやめてと言ってもやめなかったのにこの人間はやめてくれた、何で。

僕はこの人間の全体を見た、全体的に暗い色の服で頭にとんがり帽子をかぶって白い仮面をしている、これは仮装なのだろうか?

「で、君は何故あの街に来たんだい?」

この人間に何を言っても意味がないが何故か言ってしまった。

「へぇ〜友達作りに行ったんだ、でもその様子じゃあ友達は出来なかったんだね。」

この人間は驚く事に僕の言葉がわかるみたいだ、不思議な人間だ。

「じゃあ僕が友達になってあげるよ。」

この人間は何を言っているんだろう、どうして友達になってくれるんだろう、僕はとても警戒した、だけどこの人間はさっきの人間よりどこか安心する感じがある、人間は僕に手を出して来た、僕は人間の手に触れた。

「これで友達だ、さて友達になったからには君に何かしてあげないとね、とりあえず君の布を探してあげないとね、この先に誰もいない倉庫があるんだ、とりあえずそこで待っててくれるかい?。」

人間が指した方向には僕が住処にしている倉庫がある、多分人間が言ってる倉庫はその倉庫のことだと思う。

人間は僕にとんがり帽子を被せたらそのまま何処かに行ってしまった、僕は人間の言うとうり住処の倉庫に帰る事にした。

僕は待った、2時間ぐらい。
すると人間が帰ってきた。

人間は僕の布をはいっと渡してくれた、僕はとても嬉しかった、今までこんなに優しくしてもらった事がなかったから。

だけどひとつ気になる事がある、人間は僕の布だけではなく、僕を木の枝で殴ってきた人間達も連れてきた。

だけどその人間達はさっきの元気な姿ではなく口が何かで塞がれてそしてとても怖そうに身体を震わせている。

僕がとても不思議そうに見ていると人間が僕にこう言ってきた。

「あの子達は地下でお菓子パーティーをしているから招待してあげたんだ。」

そうかなんていい人間なんだろう、楽しい事を誰かに教えてあげてしかも場所まで連れてきてくれるなんて。

この人間は怖がる必要がないほどいい人間なんだ。

人間が地下に連れて行ってあげてからだいぶ時間が経ち、その間も何人も何人も連れてきていて多分今地下は人がいっぱいでとても騒がしいと思う。

僕は何故か行く気がしなくそのままいつもの場所で朝になるまで寝ていた。

朝になると優しい人間が地下からバケツを運んでいるのが見えた。

僕は何か手伝える事がないかとそろりと近づいてアイコンタクトで優しい人間に問いかけた。

「手伝いたい?じゃあ今から僕が言う所をそのバケツに入ってる赤い絵具を地面に流してくれないか?」

僕は人間の言う通りの場所にバケツをひっくり返して絵具を地面に流した。

その絵具はとてもキレイな赤色で、地面に広がる光景はとても良かった。

どうやら今さっきこのバケツを地下から持ち運んだようではなく、昨日の夜からずっとこの倉庫に赤い絵具で絵を描いていたようで僕がやったのは最後の仕上げのようだ。

僕には絵の事はよく分からないけど、優しい人間がとても嬉しそうに眺めていたので良かった。

優しい人間は倉庫から出てそのまま道に沿って歩き出した、僕はその人間の後をこっそりついて行ったが、すぐバレてしまった。

「君はもしかして僕と一緒にいたいのかい?」

僕はうなずいた。

「じゃあ一緒に行くか。」

僕はとても嬉しい、初めて友達が出来た、そしていつもの場所からも抜け出せた。

これから僕は新しい世界に旅立つ事ができる。

「君は怖がりだと言っていたけど、僕からすれば全然怖がりに見えないね。」



ある街とても恐ろしい事件が起きた。
それはハロウィンの日、大人や子供がハロウィンを楽しんでいる中、仮面をつけた何者かがその人達をさらい、街の近くにある誰も使わなくなった倉庫の地下にカボチャのランタンと共にまるで芸術作品かのように死体を飾ってある事件が起きた。

現場を見た警察はあまりのグロさにトラウマになりそうになったと後に語っている。

街のみんなはこの事件がハロウィンとそしてやたら飾られていたカボチャのランタンから犯人の名前を「ジャック」と名付け未解決のまま今も何処かで誰かが同じ目にあっているかもしれません。

次は誰が狙われるのかな。

               おしまい
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