オレの話を聞かせてやろう

しおりが挟まっています。続きから読む場合はクリックしてください
 
作者:仙桃 朱鷺
ログインするとお気に入り登録や積読登録ができます
読了時間目安:12分
Nがライバルなんだよなぁ。と、思いたちNに御三家を持たせたかった故に生まれた話。BW2発売前にねつ造改造設定もりもりで書きたいように書いた話。
アーティ(ジャローダ♂)視点の話です。ゲーム設定は捻じ曲げてありますので心の広い方にお勧めかと思われます。 トウヤくんがトウコの幼馴染。チェレンとベルはトウトウコンビより年上でアララギ博士の研究所で働いております。ぶっちゃけ外見以外別人(オィ)なので、小説内で名前表記はしませんでした。
全てのものとは無関係。
ジャローダのアーティ君のトレーナーちゃんは、Nと同じくポケモンの言葉がわかる設定。
 俺はフランシィ。種族はスワンナで性別は雄。俺は野生ポケモンで人間に興味があったからトレーナーがいると言ったこいつの話しを聞こうとしたんだけどさ・・・うん、語る語る。間が持たないから暇なら君も付き合ってよ。



 オレの名前はアーティ。ジャローダの雄だ!お前もオレのトレーナーの話しが聞きたいのか?いいぜ話してやるよ。
 オレのトレーナーは可愛い。何だよその顔は?嘘付いてねえぞ、マジで可愛いんだからな。あ、でも今なら綺麗って言う方があってるかもしれないな!彼女のことだから絶対綺麗で美人になっているに違いない。何だその目は?え、トレーナー相手に“かも”とか“違いない”っておかしくないかって?しょーがねーじゃねぇかオレはもう4年ぐらいあってねえんだよ。理由?よし、今から話してやるからしっかり聞いてろよ。

 オレと彼女が出会ったのは5年前。新人トレーナーになった彼女とその幼馴染の野郎のもとにポカブとミジュマルと一緒に輸送されたんだ。途中事故があってミジュマルは荷台から外に落ちてどっかいっちまった。で、無事に着いたオレとポカブは彼女と祖の幼馴染に出会ったわけだ。この時オレはまだツタージャだった。新人トレーナー用にオレを世話してたオッサンと別れて出会った人間があんな可愛い娘ならオレは何の文句もない。モンスターボールから俺を出すと微笑みながら話し掛けてきたんだ。
「これから宜しくね。キミの名前は何?」
『は?』
 なんだよ、は?って言うだろ。いきなり名前とか聞かれたら。だってオレ等ポケモンの話し声なんて鳴き声にしか聞こえねぇのオレ知ってるし。
 オレが返事をしないでいると彼女の幼馴染って奴の肩に留まっていたマメパトが
『姐御ーこいつ間抜けた顔してますぜー。』
「・・・ああそうか。ごめんね。」
 何か言って・・・・・・え、
『姐御が謝る必要は無え話し掛けられてんのに返事もしないなんてコイツはそれも理解できてねぇアホってこと』
『誰がアホだこのトリ!テメーこそ飛ぶために脳みそ軽量化してるただのバカだろ』
『誰がバカだこのヘビ!トリじゃねぇ姐御からフィンって名前を頂いてんだ!飛行技でのしてやろうか!』
「フィンもキミも喧嘩しないの。フィン、自分が言われて嫌なことを相手に言っては駄目よ。言い返されても嫌でしょう。」
 彼女は完璧にオレの…ポケモンの言葉を理解しているようだった。これにはオレ驚愕したね。こんな人間もいるのかってかなり驚いた。
 この後彼女は俺に名前が無いとわかるとアーティって名前をくれたんだ。
 そして、オレとポカブからミジュマルの話を聞いた彼女と幼馴染は慌ててオレをここに送るように手配した博士の元に向かった。
 博士はオレとポカブを連れた2人が慌ててやって来て一部始終説明を聞いてから顔色を変えて「2人とも今すぐ来て!」と、研究所の奥に向かって呼んだ。奥からそれぞれチョロネコとヨーテリーを連れた黒髪眼鏡と金髪帽子の人間が走ってきた。博士の助手なんだと。博士が説明をはしょりながら話すと2人は奥に戻って鞄と何かを持って挨拶もそこそこに研究所から飛び出していった。ミジュマルはこの後意外な形で見つかることになる。
 この日にオレを連れて2人は一緒に町を旅立ったんだ。隣町に移動するまでに草むらから散々ポケモンが飛び出してきやがって町に着きしだいオレはポカブと一緒にポケモンセンターに預けられた。
 彼女はオレを置いて幼馴染とフィンと一緒に彼女は町の広場の方に行ったんだ。帰ってきた時広場で聞いたという演説の話しをしてくれたから。しっかし変な話だよな。オレは好きで彼女と一緒に居るのに。その後ミジュマルを連れた緑の髪のトレーナーに話し掛けられたって言ってた。彼女に別の名前を名乗ったミジュマルから違う名前で呼ばれていた青年。コイツが原因でオレは今彼女と一緒に居ないんだよ。え、何でかって?居なくなったこいつを探しに行ったからだ。
 何でいきなり出会った奴が居なくなったからって置いていかれたかって?それもこれから話す。これはオレと彼女の1年間の旅話になるんだ。なんだよ疲れた顔すんなよわーったよ、旅の話は省略すりゃーいいんだろ少し話してからな。
 暫くは幼馴染と2人で旅をしていた彼女だったけど、町から2方に道が分かれてるところで彼女と幼馴染は別れたんだ。フィンは幼馴染について行った。あいつ一緒に旅してるけど、彼女のボールにも幼馴染のボールにも入っていない野生なんだと、アホか・・・話しがそれたな。
 それから緑の髪の青年、奴と何故かよく会うようになった。そこで奴が連れてたミジュマルが輸送中に落ちた奴だってわかったんだ。その事は眼鏡の助手に頼んで博士に伝えてもらった。もう一人の帽子の助手も行方が知れて一安心したらしい。博士の助手2人は代わる代わる旅のサポート品や博士からの届け物とかを届けてくれた。いい奴等だ。
 そして・・・奴が彼女と同じポケモンの言葉が解る人間だという事と最近巷を騒がしている連中の頭だと言うこともわかった。
 彼女は嬉しそうな顔と同時に悲しそうな顔もした。フィンから聞いた話しだが彼女はポケモンの言葉が解ると言うことで虐めにあっていたらしい。人に虐められてポケモンに慰められた。その後今の幼馴染と会って人間嫌いにはならなかったみたいだ。
 奴は人に酷い目に合わされたポケモンばかりと会っていたらしい。その話をオレはダイケンキから…あ、ミジュマルが進化したんだよ。から聞いた。今ダイケンキは研究所の博士の元にいる。奴が置いてったからな。
 彼女とオレが旅した1年いろいろありすぎた気がする。
 彼女が奴と同じ特技を持っていたからか奴はよく彼女の前に現れた。奴は伝説のポケモンを手に入れようとしていた。
 そして、
 ゼクロムとレシラムが現れた。
 ゼクロムは奴を、
 レシラムは彼女を選んだ。
 伝説のポケモンを手にした奴と彼女は戦った。
 戦いが終わった後オッサンが、変な組織は奴を担ぎ上げていただけだという事と演説で語っていた事が嘘だと言うことを暴露して奴が固まり彼女がキレた。

 疲れていたオレと仲間達だったがこっちも許せなかったから疲れていることを忘れて暴露したそいつをのした。そいつを捕まえた後、奴はダイケンキの入ったボールを彼女に渡してゼクロムに乗り「さようなら」の言葉とともにその場から居なくなっちまったんだ。
 彼女は声も上げずに奴が居なくなった方を見つめてその場に崩れて泣いた。幼馴染が支えてなかったらそのまま地面に顔をぶつけていたかもしれない。ボールの中のダイケンキも泣いてた。
 え、別れたはずの幼馴染が何で居るかって?駆け付けてくれてたんだよ。いい奴だよな…。
 ダイケンキがもともと落としポケだった事をダイケンキ自身から聞いてた奴はダイケンキが嫌がったのに彼女に本来の出会うはずだった人に会わせた方がいいと言って渡してきたって言った。「僕はポケモンの事を分かっていなかったから」って。本当に分かってねぇよダイケンキはお前を選んでんのに。
 トレーナーが2人にポケモンは3匹で選ばれなかったポケモンは博士が引き取る話しになっていた。それだけだ。今幼馴染にはエンブオーがいるし。あ、ポカブが進化したんだ。彼女にはオレが居る。博士は優しいだろうけど、それじゃあ駄目なんだ。運命なんて言い方はしたくないがダイケンキはお前と出会ってお前を選んだんだから今更手放すな。そう言ってやりたい。
 そして、彼女は奴の事が好きになってたってオレに話してくれてた。出会って話して関わっていていつの間にかだと。だから傷ついて彼女の話しも聞かないでなにもかも振り払うように居なくなってしまった奴は本当に駄目な奴だ。今までを全否定する野郎が居たってちゃんとお前を思ってる奴も居るのにそれまで振り払ってさ、1人になりたかったかもしれないけど消息不明は無いだろう。彼女を泣かせやがって許せねぇ。可愛い彼女を泣かしたんだからどんな理由があろうとも全面的にあいつが悪い。え、私情が入ってる?当たり前だろ。
 それからダイケンキを連れて彼女は幼馴染と一緒に故郷に帰った。ダイケンキは博士に渡されたけど泣きっぱなしだった。水ポケモンだからか泣いても泣いても体内の水が減らないのか涙が尽きない。ミジュマルの時から泣き虫だったが変わらない。
 助手2人が世話をしているけど博士は「彼を説得して彼がトレーナーになってくれるように頼むしかないわ」なんてダイケンキの健康状態を確認しながら言っていた。
 彼女も落ち込んでるし奴が許せん。
 奴め…次会った時は一発尻尾で殴ってやる。腹がいいな、服着たら見えねえし顔にやったら彼女にばれて怒られる。 え、だからどうして置いて居なくなったかって?前置きが長すぎる?いいじゃねえか別に彼女は可愛くて強くてサイコーなんだ。さっすがオレのトレーナー。こんなに惚れ込む要素を持ってる人間他には居ないに違いない。
 話しがズレてるって?今話すから聞いてろよ、

 ムカつく事を話したオッサンが変な組織の真のリーダーというか牛耳っていた。ソイツをオレ等と一緒に倒して警察の手助けをしてたから彼女には警察のなんか偉い奴が情報をくれたんだよ。何のかって?奴の目撃情報だよ。それを聞いて彼女は俯いていたのに顔を上げ、ダイケンキは泣き止んだ。

 奴の目撃情報を追うって言った彼女にオレ等もついて行く気満々だったけど彼女に“お願い”されたからオレ等は此処に残ってる。どんなお願いかって?簡単だよ、

「トレーナーが居なくなるのはどんな気持ちになるのか体験して教えてほしい。」
 彼を見つけて捕まえたら必ず戻ってくるから。

 “会いたい”って、訴え続けたダイケンキを連れて奴のゼクロムの片割れであるシラン・・・レシラムの名前な。シランに乗って彼女は目撃情報が会った場所から「彼を追い掛ける」と言って飛んで行った。
 彼女のお願いは奴が唱えていたのが人間からポケモンを解放するって事だったからな、多分そういうことなんだと思う。だから解放ではないけれどそれに近い状態になったらどうなのか実地体験の意見が欲しかったんだろ。
 ・・・・・・うぅ、早く帰って来いよぉ。研究所に顔を出せば助手2人が飯くれるけど、隣に顔を出せば幼馴染の奴が居るけど彼女がいい。彼女に会いたい。奴が悪いんだ、アイツが悪いんだやっぱり彼女が連れ帰ってきたら巻き付くで、一回絞めてやるぅ・・・・・・



 あらぁ、泣き出しちゃったよ。俺はトレーナーの話を聞きたいって言っただけだったのに。大分こいつも寂しがってるんだねぇトレーナーが大好きだってことはよく分かったし。とりあえず慰めてやるか。
 ・・・もう日が傾きかけてるよ一体どれだけ話してたんだアーティは。君も付き合ってくれてありがとう。俺が何とかしとくからもう暗くなるし帰っても大丈夫よー。
 あ、トレーナーが早く帰ってくるように祈っててあげて。早く再開できるといいねぇこんなに会いたがってるんだから。
別サイトからの転載でした。

読了報告

 この作品を読了した記録ができるとともに、作者に読了したことを匿名で伝えます。

 ログインすると読了報告できます。

感想フォーム

 ログインすると感想を書くことができます。

感想

感想の読み込みに失敗しました。

 この作品は感想が書かれていません。