あいてむ ぐるぐる みんなが えがお

しおりが挟まっています。続きから読む場合はクリックしてください
 
作者:襾石ノ杜
ログインするとお気に入り登録や積読登録ができます
読了時間目安:6分
~カントー地方 マサキの家~

マサキ「できたでニシキ! これは『ぐるぐる交換マシーン』といってな!! カントー地方のトレーナー同士でランダムにアイテムを交換できる、ものすごいマシーンなんやッ!!」

ニシキ「さすがはマサキさん! では早速、いくつかの場所に試作品を設置して来ますねッ!!」

マサキ「きっとこれで多くのトレーナーが笑顔になるで! 結果が楽しみやなぁッ!!」



~数日後 ともしび山温泉~

グラジオ「どうすればいいんだ」

グラジオ(着替え、全部リーリエの奴……。つまり女物!!)

グラジオ「アローラから出発する時に確認するんだった!! クソッ、着てた服はシルヴァディに噛みつかれて破られてしまったし……。せっかくの温泉旅行が……ん? なんだこれ」


《ぐるぐる交換マシーン!
 このマシーンにアイテムを入れると、
 ランダムに他のトレーナーのアイテムが届くぞ!!》


グラジオ「……イチかバチか、これに掛けてみるしかないか……」


ドサッ。


グラジオ「あ、なにか届いたぞ……。これは……海パン!?」

グラジオ(ま、まぁ……。なんとか急場はしのげるか……)


ヨイショ。


グラジオ「あっ、キツイ、キツイッ! これ締まるッ、凄く締まって……あ、あぁ^〜〜…………」



~マサラタウン オーキド研究所~

キクコ「たくっ、オーキドのジジイ……。せっかく久々に顔を見せたってのに、茶の一つも出さないで留守番任せやがったよ」

キクコ「……お? なんだいこりゃあ。ぐるぐる交換マシーン? そうさな、この使い古しの化粧品でも入れてみようかねぇ」


ドサドサッ。


キクコ「……。おや、届いたのは女物の服着じゃないか。しかも、若者の着るような。せっかくだし、履いてみようかねぇ」


ハキハキッ。


オーキド「ただいま、今 学会から帰ったぞぉキクコ……。グハッ!!」

キクコ「なぜに嘔吐するんだい、ジジィッ!?」

オーキド「な、なんじゃ その破廉恥な格好はッ!? 脚は出ているし、それに胸元を強調するんじゃないッ!! と、歳を考えるんじゃッッ!!!」

キクコ「なんだとぉー……。久々にヤるかいッ、オーキドッ!!!」

オーキド「う……それはどっちの意味だッ!!?」



~1のしま~

おじさん「さて、今日もともしび山の温泉にいくかなぁ。湯上がりの熱々のおみそしるも楽しみだ……おや? なんだこのマシーンは……」

おじさん「……あ、間違って楽しみにしてた、超高級即席みそしるを入れてしまった……。ん? なんだこのババ臭い化粧品は」


アンター、イマカエッタワヨー


おじさん「おや、妻が帰ってきたぞ」

おばさん「……え、ア、アンタ……。なんだい、その化粧品はッ!! アンタ…………また浮気したのッッ!!?」

おばさん「え、ち、違うんだッ!! これは誤解なんだッ!!!」ポロリッ


おじさん「あ」


おばさん「『フォトン・ゲイバー』……。なによアンタ、この名刺はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあッ!!!?」

おじさん「ち、違うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうッ!!!
これは個人的な趣味の行き付けの店でぇぇぇぇぇぇぇぇえッ!!!」



~ほてりのみち~

かいぱんやろう「弱った。この妙なマシンを脱水機だと思って、間違って海パンを入れてしまったぞ」

かいぱんやろう「……このままじゃ帰れない。なんとか100%みたいに、ポロリしたままじゃイヤだぞ…………おや」


……ドゴオォォオォンッ!!!


かいぱんやろう「これはッ!!? ……なんだ、最新式のロケット・ランチャーじゃないか…………」

------

かいぱんやろう「──わかったぞ! これに飛び乗って帰れば、注目がそれに集まって、裸もクソも関係ないというワケかッ!!」


かいぱんやろう「「よーーし、実行に移すぜぇぇぇぇぇぇえッ!!!
リフト…………オフッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!」」


シュゴォッ!!!



~ロケット団アジト~

サカキ「おいッ、その妙なマシンにロケット・ランチャーを突っ込んで紛失させた阿呆を連れて来いッ!! 相応の処罰を下してやる…………ん?」


つオミソシル


サカキ「なんだこれは……。おみそしるではないか……。私に飲めと、コイツは訴えかけているのか……?」


ゴクゴク


サカキ「……心に、染み渡る……。あぁ、なんだか悪事を働いていたのがバカらしくなってきた……」

------------------------

部下「す、すみませんサカキ様……私でございます……」

サカキ「あぁ、それはもういい。それより、ロケット団はこれで解散だ……。これからは、カタギになるんだぞ……」

部下「──えッ!!?」



~またまた数日後 マサキの家~

マサキ「海パンからハミチン少年、博士と老婦人との一悶着、夫婦喧嘩、またもやJアラート騒動、ロケット団解散……」

マサキ「新聞を騒がせた事件やけど、果たしてこれらにマシーンの因果関係はあるんやろかなぁ」

ニシキ「はい、ないと思いますッ!!」

マサキ「そうか、ほな今後もバリバリとマシーンを稼働させていくでぇッ!!!」

ニシキ「はい、マサキはん……わて一生付いていきますわぁッ!!!」



あいてむ ぐるぐる みんなが えがお ‐ 完 ‐

読了報告

 この作品を読了した記録ができるとともに、作者に読了したことを匿名で伝えます。

 ログインすると読了報告できます。

感想フォーム

 ログインすると感想を書くことができます。

感想