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作者:
クロコダイル
あらすじ
救助隊の短編(一人称小説)です。主人公が戻ってこれた理由は何だろうと考えてたらできました。
ただしゲームだと再開は基地前ですが、ここでは森になってます。
本文冒頭
僕は一人机に向かい、原稿用紙にペンを走らせていた。開閉された窓から夜風が入り込み、優しく頬を撫でる。
ふと、あの時感じた風もこんな感じだったと思い出した。
記憶を失い、一人森の中で倒れていたときもこんな優しい風が吹いていた。
――僕はほんの数か月前まで、ポケモンになってポケモンだけが住む世界で生活していた。
おかしな話だけど本当の話。
人間だった僕は記憶を失い、右も左もわからない状態でポケモンの世界を生きることになった。そんな僕を支えてくれたのが彼だった。
最初に出
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