君はポケモン。

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作者:早蕨
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本文冒頭

【一】
「こんなのいらない」
 私にかけられた最初の一言は、冷たいとは言えない、ただ悲しみに暮れた一言だった。それは拒絶の一言で、それ以外に意味はないのだけれど、私はこの少年の傍をどうしても離れることが出来ない。大事な役目を持たされて少年にプレゼントされた私は、いらない、と言われたところで離れるわけにはいかなかった。それに、この少年が「これがいい」、なんてことを言えるはずがない。「大切な友達」を失ったばかりの彼が、私を容易に受け入れられるはずがない。
 だから私は、仕方のない罵声を受けながら、声にならない声で鳴き続けた。毎日毎日、「大丈夫だよ」、と。
 機械音のようなその鳴き声にイライ......

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