いつかきっと

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作者:早蕨
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本文冒頭

【一】
「サイコキネシス!」
 体がふわりと浮くのを感じ、僕は力を抜いた。もう、僕以外に戦える仲間はいない。皆やられてしまった。強いはずの僕らが、圧倒的な力の差を見せられ、つぶされていった。これが負け。久々だった。トオルのポケモンになってから、負けることなどなかったから、久々の感覚だ。ああ、僕達は本当に負けるのだ。前方でスプーンを構えるフーディンが、僕にそう思わせる。強烈だった。強い。本当に強い。僕達も強いが、そのさらに上をいっていた。本気でやって、一匹も倒せない。こんなことは初めてだった。
 高々と上がる僕の体。もう抵抗する気はない。フーディンがスプーンを握る手に力をこめるのが見えた。刹那、......

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