見守る者

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作者:雪椿
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あらすじ

これはダムに沈む村と、そこを見守る使命を与えられた「僕」の話。

本文冒頭

 僕は、この村を見守る者。最初は僕を作ってくれた彫刻家のお爺さんの庭にいたのだけれど、お爺さんがいなくなってからはここ、山の中腹にあたる村を見渡せる場所へと移された。お爺さんのお孫さんが言うには、僕はこの村の守り神のような存在だから村を見守る必要があるんだって。
 だから、僕は今日も村を見続けている。時々村の子供達が僕に向かって石を投げることがあるけど、その子達はモンスターボールを投げる練習をしていると言っていた。僕の姿はお爺さんが大切にしていたガーディそのものだから、確かに練習するにはいいかもしれない。
 「練習」は大切だ。僕は練習をしたことがないけど、僕の前を通る人達の口から零れる言葉......

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