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作者:
白城
本文冒頭
雨上がりの朝、綺麗な虹がかかった空の清々しい青色が、どこまでも気持ちの良い日――ヒオウギの高台でヒュウのツタージャが生まれた。
ヒュウにとっても近所に住むメイにとっても、そしてヒュウの妹にとっても生まれて初めて肌で感じる、身近なポケモン。身体は小さくても、その存在は子供たちにとっては計り知れないほど大きくて、特別だった。
ツタージャが生まれて数日が経った、ある日の食卓。
テーブルの上にちょこんと座って、専用の器に入れてもらったポケモンフーズをもぐもぐと食べるツタージャ。
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