見果てぬ宇宙と金の月

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作者:特ルリ
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本文冒頭

「見果てぬ宇宙と金の月」

プロローグ

―きっと、諦めがつかなかったのだろう。
始まりは執念めいたもので。
始まりは怨念めいたもので。
始まりは情念めいたものであった。
―月に、跳ぶほど。
きっかけは宿業めいたもので。
きっかけは宿命めいたもので。
きっかけは祝福めいたものだったのかもしれない。
……今となっては。
遥か昔の、でも大事な色。
―フライアス・トゥ・ザムーン。

1.
「『とびはねる』力で、宇宙をねえ」
いちめんの大宇宙。
いちめんの暗黒と、奥に瞬く種々の星々。
全くの孤独の旅人と、1匹のメテノが擦れ違う。
「……蹴られる足場どころか空気......

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