デスカーンになった男の話

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あらすじ

目が覚めたらデスカーンになっていた。何故デスカーンになったのかその謎を探るべく、彼は記憶を掘り起こした。

本文冒頭

 目が覚めたらデスカーンになっていた。目を閉じて深呼吸して、素数を数えてから目を開けたけど、波打ち際に映る俺の姿はデスカーンだった。顔を上げると、水平線に沈む太陽が見えた。俺はまぶしさに目を細める。

「……えーと、こういう場合夢か確かめるべきだよな?」

 そう考えて、頬を思い切りつねろうとしたけど、顔が硬くて掴めないことに気付いた。仕方がないので気合いを入れるように顔を勢いよく叩いた。

 めちゃくちゃ痛かった。

 痛すぎて顔を押さえていると、海面には頬を晴らして涙目になったデスカーンが見えた。口を動かして大きく開けたり、口角を上げたりといろんな表情をしてみた。海水に映る......

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