ひらり、舞う

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作者:太陽
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本文冒頭

「ついに、明日は卒業ですね。三年間一緒だったポケモンたちとも、この日でお別れとなります」

 とある高校の教室で、先生はそう言った。
この高校ではコミュニケーション能力向上のため全ての生徒にポケモンが渡され、三年間一緒に暮らすことになっていたが、卒業式前日というタイミングで『自立』の意味もあり、ポケモンたちと別れることが決まっていた。

「仕方ないよね……」

「離れたくないよ……」

 生徒たちは寂しそうな顔で、机の上にあるモンスターボールをただ見つめるしかなかった。

「それでは全員のモンスターボールを回収します」

 先生が一人目の生徒の机の前に立ったその時だっ......

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