痺れる彼は今日も闇に包まれる

作者:雪椿

あらすじ

闇に住まう彼は、聖なる光を浴びることから一日の幕を開ける。

本文冒頭

※厨二全開のため少しでもわかりやすいようルビを振りましたが、若干見づらいかもしれません……(あと、少し暗い部分があります)。

 聖なる光の魂(セイント・シャインソウル)が天空を支配する頃(太陽が昇り、俗に朝と呼ばれる時間帯になる頃)。それは常に闇に身を潜める俺にとっては、逆に眠りの時を告げる時間帯……。だが、俺の眠りはいつも光を拒絶する壁(ダーク・ウォール)(カーテン)を通して降り注ぐ、聖なる光(セイント・シャイン)(陽光)によって無理やり打ち消される。
 本来俺にとって聖なる光(セイント・シャイン)(陽光)は毒にしかならないが、特殊な呪いを受けてい

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