雨乞い二匹と秘密の花園

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作者:ジェード
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あらすじ

探検が大好きなウパーとヌメラ。
雨の日でもかまわず森の中を探検する、そんな彼らがある日辿り着いたのは、決して近づいてはいけないとお母さんに言われていた秘密の花園でした。

本文冒頭

「ウパーは知っているかしら? 」


編み物をしながらヌオーはウパーを見て聞きました。ヌオーが手を動かす度に、朱色の毛糸玉がくるくるとヌオーの膝の上で回ります。


「なになにー?」

「この梅雨の時期には、とても美しい大輪の紫陽花が咲く花園が見れるのよ」


つぶらな小さな瞳を瞬かせて、ヌオーは自分の膝元にいるウパーへと優しく語りかけました。


「あじさいー! ボク、あじさい見たい!」


するとウパーは、“紫陽花”という言葉にいたく目を輝かせました。丸い瞳が爛々と煌めき、ヌオーを捉えます。


「そうね、とても綺麗なのよ。でもね、決して近づいてはダ......

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