四時姫

&nsbp;
作者:坑/48095
ログインするとお気に入り登録や積読登録ができます

あらすじ

テーマ:花畑

本文冒頭

「午前四時というのは、デリケートな時間なんです」
 生真面目な印象を与える人で、素の表情は険しくもみえる。取材相手の雅代さんは、この町で小さな花屋を営んでいるという女性だ。ここソノオタウンはシンオウ地方でも有数の花の名所で、花屋の数も多い。
「人間でいうところの赤ん坊でしょうか。生まれてまだ間もなく、自我が確立していない。それが四時です」
 昼間にしては珍しいことに、ポケモンセンターのカフェスペースには私たち二人しかいなかった。海を越えたはるか遠くのアローラ地方を真似て最近改装されたという建物の中にはカフェやショップも入っている。私はコーヒーを、雅代さんはローズヒップティーを飲んでいる。......

全文はこちらから