ほしょく

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作者:円山翔
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本文冒頭

ほしょく

「清々しい天気です。ツツケラの歌声が響き、ハイビスカスの花が咲き誇っています」





「こんな日に、私はどうしているかというと」





「真っ白な砂浜の上で」





「ナマコブシに」





「捕食されそうになっています! 見てください! 私の顔を覆うナマコブシのなかみ! 手の形をしたなかみが、私の顔をむんずとつかんで離しません!かと思えば、手で顔を弄ぶように、なかみが顔をもみほぐしているのです! ああ、いずれ私は呑み込まれて、消化されて、挙句ナマコブシの栄養になってしまうのでしょうか……そういえば心なしか、意識が遠......

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